【家族として、ファミリーとしての最期。】
★名台詞
●マイケル『That's the price you pay.
...for the life you choose.』
(これが代価だ。お前が選んだ道だよ。)
ヴィンセントに向けた台詞。
●ヴィンセント『l want the power to preserve the family. l'm asking for the order.』
(力でファミリーを守ります。何なりとご命令を。)
人生をファミリーのために捧げるのがカッコいい。
●ケイ『l always loved you, Michael.』
(いつもあなたを愛してたわ。マイケル。)
時が経って、お互いの気持ちを知った。
●コニー『Sleep, Godfather.』
(眠って。ゴッドファーザー。)
妹コニーの復讐。顔が最初の頃からだんだん邪悪になってきているイメージ。
《ストーリー》○
《演技》◎
《音楽》◎
《展開》◎
《笑い》×
《感動》◎
《泣》◎
《ハラハラ度》◎
★感想
何回見ても名作。
名作の三部作が終わってしまったぁ!!!
ストーリーの展開としては二部作が神だったけど、最後総括したらオペラ的な展開の三部の方が良く、悲しいけどありがとうって言いたくなるね。
アルパチーノ、アンディガルシアがメイン。
そして、二人とも若い頃は顔そっくり似てるじゃん!
おっと、ソフィアコッポラの悪口を言うのはそこまでだ。
大作が故にラズベリー賞を頂いてしまったのだと思うんだよね。
物語の展開として、やっぱり復讐が主軸なんだよね。あと家族。
イタリアとアメリカを結ぶ結社は結構でかく、三部作に渡ってみてきただけスケールがデカく感じる。
登場人物が多すぎて、相関図を観ながら観ないと分かりにくいかも。
何だかんだいって、一作目からのマイケルと妹の絆が好き。
またマイケルとケイもね。
昔はいざこざがどちらもあったはずなのに、最後だからか、鑑賞していると逆に和むようなシーンばかりでとっても良かった。
最後はオペラのような物語展開。
007の慰めの報酬も、トスカのシーンで物語展開場面があったけど、オペラとドキドキするアクション、サスペンスを組み合わせると感動を呼ぶってこの事だね。
いつも通りのゴッドファーザーの曲からオペラの素敵な演奏に合わせて、まるで食事のフルコースみたいな感じで、しっとりするんだよね。
オペラを鑑賞する時にコルレオーネの豪華過ぎるキャストの家族がとても印象に残った。妹のコニーもどこ見てるんだよって感じで暗殺ファミリーだなおい。
アンソニーが特に癒されキャラクター。
オペラのシーンは因みに何度も鑑賞してしまう。マリアみたいな女性がとっても綺麗だし、魅力的。
観れば観るほど味が出る作品。
それがゴッドファーザーなんだよね。