水原秀策

母の聖戦/市民の水原秀策のネタバレレビュー・内容・結末

母の聖戦/市民(2021年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

娘を誘拐された母親が誘拐組織をさぐっていく話。「わりとあっさり組織の親玉を見つける」「軍をよぶ」の繰り返しで話の構成に工夫が足りない。
母親がやりすぎ方向にエスカレートしていくという展開自体はいいが、中途半端。どうせだったら母親がマシンガンもって殴り込みにいくような展開だったらもっと面白かったんじゃないの?(これは冗談)

ラストもとってつかたようで逆にちょっと不快になった。このままだとカタルシスがなさすぎなので希望をもたせる展開をいれようとしてるんだろうが。あれはムダ。

それと娘の誘拐の実行犯を逮捕し、その犯人の母親が「私の息子を返せ」と軍人に食ってかかる場面。あそこで主人公は「おまえの息子はわたしの娘を誘拐したんだ!」となぜ言い返さなかったんだろう? ちょっと不自然に感じた。
水原秀策

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