このレビューはネタバレを含みます
前に観てたことをすっかり忘れてて2回目。
冒頭、いくつかのシーンで匂わせてから、オープニングタイトル、ノリノリの曲が流れながらの夫婦2人の旅行の始まり。
このシーン、音楽が流れてるだけでセリフは無いし、ただ車を運転する旦那と助手席の妻の何気ないカットが幾つかあるだけなんだけど、ここだけで2人の関係性が如実に伝わり、そこまでの夫とその他の人々の何気ない会話の中に見え隠れする不穏さに合点が行きかけるように作られてて、非常に上手。
こんな素敵な湖畔の山小屋、欲しいなー。
北欧にも行きたいし、憧れる。
ノオミ・ラパスってそんなに美人ではないんだけど、不思議な魅力があって好き。
この人の映画、何本観たかね。
話が二転三転するプロットも面白いし、あっという間に入れ替わる立ち位置や展開もスムーズで非常に観やすい。
悪党の親玉役のおじさんの演技がとても良いね。
じいさん強すぎ。
最後、じいさんは残念な形になっちゃったけど、ずっと老人ホームを出て再訪したかった山小屋で朝日を浴びながら最後を迎えられて良かったね。
個人的には音楽が好み。かっこいい曲ばかりね。
最後、自ら手を下したヴィクトールの殺人まで犯人たちに被せて、ハッピーエンド。
彼らに起きたと彼らが主張する出来事を映画化してます的な感じで映画は終わるけど、その映画自体は駄作感が強いなー笑