邦題は気絶するほどダサいが、
マグダのファッションはオシャレ。
色とか柄の組み合わせが
見ているだけで楽しい。
グリーンのカーディガンに
赤いサコッシュを効かせるとか、
白地の水玉ワンピースに
黄色のカーディガンを合わせるとか、
思わずマネしたくなる鮮やかさ。
ポーランドの食器とか可愛いもんね。
北欧の風が心地よい。
アガサ・クリスティ好きの主人公マグダ。
おばちゃんだけど
性格は朗らかでキュート。
ハンサムな獣医が現れると
ついニコニコしちゃうあたりが、
素直すぎて可笑しい。
マグダと凸凹コンビを組む
刑事のヤツェクは、話が進むにつれて
どんどん可愛く見えてくる。
基本は2時間サスペンス劇場なんだけど、
北欧のお洒落仕立てのせいか
ドロドロ感はない。
たまにヒッチコック風演出があったり、
ジャッキーチェン的ドタバタを見せたり、
サービス精神は旺盛。
ただ、
ミステリーや謎解きには
あまり期待しない方がよいかな。
重いものはちょっと…て時に
気軽に楽しむのが丁度よいかも。