『イニシェリン島の精霊』は島の美しさや人間や動物たちの愛おしさが心に残り、他の人の解釈はあの美しい風景を乱すように思えて観る前もだけど観た後も誰の感想も考察も読まなかった。ただただ監督やキャストの話だけを聞きたくなった。
そして今、この動画に出会った。
https://youtu.be/pOyMye3LdaI
インタビュアー: 90秒で『イニシェリン島の精霊』をまとめると？
マーティン・マクドナー監督: 簡単に言うと2人の男のプラトニックな愛の終わりの喧嘩の映画かな。アイルランド内戦を背景にメタファーしているけれど、僕が表現したかったものは別れの悲しみなんだ。
どんな意味が込められているんだろう、とヒヤヒヤしながら観てたけど、監督やキャストのインタビューを観てると傷ついた人間が感じることとか、シンプルに受け止めていい作品なんだと感じた。
暗い島の映画ではなく、美しい島の映画にしたかった、という監督。その通りで辛い時にも美しい景色が壮大だった。
