椿本力三郎

BLUE GIANTの椿本力三郎のレビュー・感想・評価

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
4.7
友達でも家族でもなく、自己成長における「仲間」の重要性について気づかされた。仲間がいるから壁を乗り越えられるのではなく、そもそも仲間がいないと「壁を乗り越えよう」と思いもしないし、強い気持ちを持ち続けることができない。壁が高ければ高いほど「仲間」は必要。但し、仲間は頼り、助け合う存在ではあっても甘える存在ではない。その線引きが難しい。この作品のメッセージはそこにあると思う。
ピアノは上原ひろみ。音と音がぶつかり合う、引き出し合うJAZZの迫力が熱量高くビンビン伝わってくる。ぜひシアターで見て欲しい。