Oto

赤猫のOtoのレビュー・感想・評価

赤猫(2004年製作の映画)
3.5
世にも奇妙な〜を長く複雑にしたような映画。尺が長いと下の形式で纏めるの難しい。
ほぼモノローグだけど回想とクロスなので飽きない。たまに内心が縦字幕で出る不思議な演出。
監督の言う「クリエイティブな音」(現場音以外のSE)が印象的。
火事はミニチュアで、バスは貸し切ったらしい。

主人公:自分が流産をしたのは、転倒事故の前に火事を見たのが原因だと夫に語り出す、猫アレルギーの妻。

問題:家の中でアレルギー症状が止まらなくなり、夫が浮気の相手の家で猫と戯れて帰ってくるのが原因ではないかと疑う。症状が酷くなるが、マッチの火を見ると発作が治まるので癖になり、放課の焼け跡を見にいくようになる。叔母が押しかけてきて出産への不安を煽られたり、夫の浮気相手と思わしき既になくなった女性が家に来て目を舐められ、大きな痣ができる。いよいよ夫の出張中に叔母の家に行き放火。その後自宅の風呂場で電球を替えようとしていると、猫が現れて転倒。

解消:退院後、夫は調査に行くが、火事の事実や痣があっあ事実はなく、夢だったのではないかと推測。浮気相手との昔の会話を思い出し、家に戻ると妻は消えている。
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