※原作未読
TVシリーズでは描かれなかった第5層が舞台。
前作に引き続きアスナ目線でも物語が進行するため、また違った角度で物語を追想できる。
終盤のボス戦はフィールドを絡めたギミックに、集団で挑まないと攻略困難な戦略性があって楽しめた。また、フットライトで照らされたキャラにより高まる戦いの緊迫感。
しかし、そのボス戦に至るまでの内容とテンポが劇場作品としては冗長に感じてしまう。もちろん、中には後の展開に活きるものもあるのだが。
映像面では、風呂場でのアスナ対アルゴのチャンバラ、アスナ対ミトの決闘〜決着後、5層ボス戦のアクションやキャラ作画が良かった。
仮にテンポ重視で描写をカットしていくと、それだけTVシリーズに近づいてしまうのが本シリーズの難しいところ。果たしてゲームクリアまでに何作公開することになるのやら…。
