三角

ウーマン・トーキング 私たちの選択の三角のレビュー・感想・評価

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日本の漫画でこういうのがTwitterでバズって見てみてもTwitterだな...という感想が前面に来てしまったりするのに海外映画の作品だと真剣に観に行ってしまう感じ。結局距離の問題なんでしょうか。しかしザ・メニューはそれに近いこと思って終わった作品だった。TARやスペンサーなんかは作品として素晴らしかったと思うけれど、ペンタゴンペーパーズが最も凄いと思っていてあとバトルオブセクシーズも良かったな、このように作品名を引き合いに出して説明することはできるけど具体的にどうこうと感想文で釈明するのは難しい。ぬいしゃべは小説の段階では前者の感想だったが映画になると後者になった、など。

本作はTwitterだな.....と思うけど素晴らしいな.....が率直な感想になってしまうのだが、フィクションの感動は少なくでもこれがドキュメンタリーだったら比較にならない衝撃を受けただろうな、ということ....内容は全て良い、内容は全て良い以前の話。
今作からは伝えたいことを凌駕するフィクションの力、フィクションであることがそのままテーマを補強することになるというようなものを発見できなかった。

現実に起こっていることもそうなのだがフェミニズムの中で起こっている(マイノリティの中で起こらざるを得ない、権威から非力な者たちにある種強いられて発生している)対立や諍いだいたい全て龍騎なので(仮面ライダー龍騎)俺は龍騎が好きなので龍騎を感じると全てOKとガバ判定になってしまう。存分に戦え.....そういう点でペンタゴンペーパーズにない良さがあることも確か。

エンドロールにまたブラピいて(いたよね?)海外セレブの善悪あんまわかんないんしポジションでしかないのかも知んないけどこのままフェミニズム映画のスポンサー(プロデューサー?)何本もやってくれたらいいな...もうやりきれよお前はと素直に思った。
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