夏休みの高校、そこに一人ぼっちの女子生徒がいる。 寄り添おうとする女教師にも心を開かない。 そんな女生徒が出会ったのは校庭の隅でコウモリの死骸を煮る生物教師だった。
大学時代からの仲良し女性三人組の飲み会。馬鹿話が続く中、青春の行き詰まりで大人になりきれない彼女たちが、自由に夢を描けた若き日のことを思い返し、新たな一歩を踏み出してゆく。
世の中はいるものといらないものでできている。それなのにいらないものばかり背負い込んで、欲しいものには手を伸ばせない。そんな里美の前に、姉になった兄が帰ってくる。
2022.10.30 札幌国際短編映画祭オンライン