ひでGさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

3.5

図書館でDVDを借りた。
選んだ決め手は、パルムドール!
タイ映画初の受賞!

タイトルとタイ映画のイメージ(狭い僕の)で、土着、素朴、地域愛、ほのぼの
みたいな勝手な空想が、、

映画の進行とともに
>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

3.6

岡田准一主演、藤井道人監督でリメイクされた元版、韓国のおはこクライム映画。

スピード感やキレがあって、十分に楽しめるエンタメ良作!

「トンネル」を撮ったキム・フンソン監督作。まだ、2作目のようだ。
>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.9

吉田啓輔監督、大好物!

公開時から観たかった映画をこうやって自宅て観れるとはありがたや😃

ユーチューバのゆりちゃんは、合コンで
田母神と出会う、YouTubeの制作を手伝ってもらう。

ユーチュー
>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.7

1900本記念!
Filmarksユーザーさん、あるある(かな)
100本単位の作品って、少し拘って選んでたり、楽しんだりしてませんか?(僕はしてます!😅)
今回は、映画館鑑賞に拘って、ちょうどこれに
>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

突然空いた平日。2本ハシゴできるぞ!
どれを組み合わせるか、悩んだ末のまずはこれ!

観る前、もちろん観ている間、そして、観終わってからも、ずっと考えていた。
この映画のタイトル 「エゴイスト」

>>続きを読む

モンパルナスの夜(1933年製作の映画)

3.5

フランスの戦前の巨匠ジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品。
「望郷」や「舞踏会の手帖」(どちらも1937年作)の4年前の1933年作。  

ちなみに昨年初めて観た「運命の饗宴」(
1942年)ハリウッ
>>続きを読む

少年と自転車(2011年製作の映画)

3.8

「ある子供」と「サンドラの週末」など、
常に子供や貧しい人々の置かれている厳しい状況を描き続けてきたダルランヌ兄弟の作品。

実の父親から見放された12歳のシリル。

遠い外国の話でも、我が国にも共通
>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

本作の公式HPで作家の島本理生さんがこんなメッセージを書いていらした。

「何が起きているのか、どこへ向かっていくのか、全く分からないまま、映像から目が離せなくなった。」

僕も同じ感想。刑事と容疑者
>>続きを読む

旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

4.0

ずっと観たかった映画が、アマプラで終了間近に入っていたので、大慌てで鑑賞💦
間に合いました!

僕はあまり黒沢清監督との相性?が良くなかった。
「散歩する侵略者」も「クリーピー」も
あまり評価していな
>>続きを読む

パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

3.9

2019年のフランス・アルジェリア映画。

日頃観る機会が少ない国の秀作をこうやって数多の作品の中に含ませてくれるアマプラの作品選定の方々に本当に感謝します。

初めて観るアルジェリア映画。
映画だけ
>>続きを読む

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

4.3

これぞ、歴史的な傑作!

いろんな意味で、後世に繋げる価値ある名作中の名作です!

とは言え、何と、僕は初見だったんです。
中学生のの頃から映画のストーリーを全て話してくださる😅淀川長治先生から何度も
>>続きを読む

悪魔の手(1943年製作の映画)

3.5

まるで「笑うセールスマン」みたいなお話

いやあ、なかなか面白かったです。

図書館のDVDコーナーで何気なく借りて、観ましたが、全くの予備知識なし。
古い作品、不思議な世界、短い尺の3点から選びまし
>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

4.2

まさに怒涛の180分でした!
感覚が麻痺してきたのか、途中から長さは感じませんでした。
と言うか、時間を忘れさせらてしまっているようでした。

「長くても長く感じない映画」、最近では
「R RR」があ
>>続きを読む

幻の女(1944年製作の映画)

3.5

「殺人者」に続き、ロバート・シオドマク監督作をアマプラで見つけて鑑賞。
実は、「らせん階段」を観ようとしたんだけど、調べてたら、

「らせん階段」は、観ていた、、書いていた、💦
しかも、「ヒッチコック
>>続きを読む

殺人者(1946年製作の映画)

3.7

アマプラの古の掘り出し物名作!

ヒッチコック作品だと思っていて観始めたが、なかなかのクオリティ!

テンポがあって、展開も魅力的、
そっか、ヘミングウェイの短編が原作なんですね!

面白い映画は、冒
>>続きを読む

マルクス・エンゲルス(2017年製作の映画)

3.5

お勉強のつもりで鑑賞。
マルクスの「資本論」「共産党宣言」名前は何度も聞いたことがあるが、
歴史上、過去の遺産としてしか認識していなかった。
マルクスを一人の人間として意識したことは一度もなかった。
>>続きを読む

モンスター上司(2011年製作の映画)

2.9

軽くてあまり考えないのを観たくて、
タイトルに惹かれてチョイス。

例えると、休みの日の昼ご飯に、カップ麺が無性に食べたくなるのに似ている?かな

社会病理にメスを入れ、迫害されているマイノリティの叫
>>続きを読む

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.8

3人の刑事の個性とそれを演じる旬な男優さんの活躍を楽しむ作品。

面白いよ、面白いんだけど

そんなに評価されちゃうと、、そこまで、
と、思っちゃうところも正直あるな。

と言うのも、この年のキネマ旬
>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.1

主演の尾野真知子さんが、完成舞台挨拶で
「命をかけて作った映画!」と号泣しながら話されていた。
この映画に携わった全ての方々の魂を代表しているような感動的なスピーチだった。
動画観ていて、ボロボロにな
>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.1

「スリービルボード」があまりにも鮮烈でハイクオリティだったので、世界が注目し、待ち望んでたマーティン・マクドナー監督新作。
しかも、ゴールデングローブ賞も取って、アカデミー作品賞最有力ときたら、
「ど
>>続きを読む

からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

3.9

高木さん、大好き!
西片くん、大好き!
この映画、大好きです!

還暦過ぎると、特にこーゆー映画に弱いんだろうなって、個人的ハマり具合もあるだろうけど、

本当に、可愛くて、ちょっぴり甘酢っぽくて、、
>>続きを読む

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.0

重い、重厚な作品鑑賞が続いたので、少し骨休めの映画を観たくなった。
そんな時、僕はラブコメを観るんだけど、
何故か、ジョニーデップが見たくなって、アマプラからチョイス。

死期宣告もの、、だけど、どこ
>>続きを読む

一人息子(1936年製作の映画)

4.2

昨年の「ひでGアワード」(自分のベスト映画みたいなの😅)で、
「配信部門」の監督賞に(せん越ながら、)小津安二郎監督を選ばせてもらった。

Filmarksのおかげで、観た作品をもう一度、
振り返り、
>>続きを読む

間諜X27(1931年製作の映画)

3.6

「間諜」というワードを初めて打った。
意外に、この言葉をつけた作品が多いが
死語だな、リメイクされたら「間諜」は
使わないだろうな。

「間諜」とはスパイのこと。
マレーナ・ディートリッヒが第一次大戦
>>続きを読む

RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

4.2

ずっと観たかったドキュメンタリー映画。

志も社会的意義も味わいも全てがハイクオリティの映画だ!

ドキュメンタリーが追いかける人物は様々だ。
市井の人もいれば、奇異な人物もいる。
本作はその逆で、社
>>続きを読む

神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.6

原作は夢枕獏さん、
国籍はフランス映画だが、アマプラで吹替版を観たのもあり、日本映画という認識をしてしまう。

なるほど、これは実写版だと作るのが難しいですね、ぅて、ここまで書いた時点で、実写版のこと
>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.2

時間と上映館が上手くマッチしたので、その中で1番観たかった本作を鑑賞。

という感じで、「是が非でも観たい!」というほどではなかった。けど、、、

社会派ドラマとしても、エンタメ作品としても一級品の素
>>続きを読む

ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.0

国連が発表する「世界幸福度ランキング」で、最貧国ながら上位に入り、
「世界一幸福な国」として知れ渡ったアジアの小国ブータン。

国民は、
「雨風がしのげる家があり、食べ物があり、家族がいるから幸せだ。
>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.8

早くもアマプラで配信!
公開時にも気にはなっていたんだけど、チョイスから惜しくも入らなかった(劇場に行ける映画が有限なので、泣く泣く💦)

でも、今回、短尺なので2度観ることができた。
配信の手軽さを
>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

4.3

昨年の「ひでGアワード」の一位は、
韓国映画「モガデッシュ」でしたが、
本作もこれに匹敵するほどの熱作で、
お正月早々、今年度のベストテン候補作品!👏

このところ、鑑賞した後に、作品のホームページや
>>続きを読む

パットン大戦車軍団(1970年製作の映画)

3.4

1971年アカデミー賞、作品賞をはじめ7部門受賞作。
もちろん、知っていたが、題材と長尺がネックになって、観る機会がなかったが、
正月休みを利用して、このタイミングで視聴。

正直、この年のアカデミー
>>続きを読む

チェチェンへようこそ ーゲイの粛清ー(2020年製作の映画)

4.0

映画が作られて、それを観ることの
意味の重さを年始から確認させられる衝撃のドキュメンタリーです。

Amazonさんのスタッフさんが、数多くの
娯楽作の中に、この作品を含まさせてくれたことに感謝します
>>続きを読む

ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

4.0

晩年の悲惨さは知っていた。
だから、年始最初の映画館鑑賞で、辛い心持ちになることも予想できた。

でも、それに優ったのが、

「ホイットニーの歌声ででっかい映画館で聴きたい!」という恋心にも似た気持ち
>>続きを読む

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.7

日本人作家の原作だとは知らなかった。

アマプラでチャプター1まで旧年中に観たんだけど、新年です。ちゃんと最初に戻して観ました!

ある意味、新年にふさわしい作品かもしれない。

落ちる、堕ちる。登場
>>続きを読む

東京2020オリンピック SIDE:A(2022年製作の映画)

3.3

新年に最初に選んだのには、特別な思いがある訳ではない。

まあ、正月に箱根駅伝を見る感覚に近いかな。

映画から離れるけれど、私は東京五輪まては、結構なオリンピックウォッチャーだったんだけど、
東京は
>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

3.8

みなさん、明けましておめでとうございます。

今年もアマプラ中心に(ネトフリに入りたいけど、、諸事情でまだそっちに行けなくて、、)時々映画館の生活になるでしょうが、過疎地での生活を経験したので、首都圏
>>続きを読む