春21号さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ジャーヘッド(2005年製作の映画)

4.2

面白かったのか?

なんだったんだこの映画は…全体通して思い浮かんだのはこの言葉です。
今まで観てきてえーと、これで終わり?
と思いました。

でもこれこそが本作のテーマでありだからこそ作りとして圧倒
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初恋(2020年製作の映画)

4.5

いや最高でしたよ!そりゃ!

たまに来る三池監督爆弾案件です。
東映ヤクザもののプログラム化になるのか!と言ったところでこの調子で来るのならこの作品が提示したネクストステージのヤクザものをやってほしい
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インナースペース(1987年製作の映画)

3.6

要リメイク案件ここにあり!

80年代スピルバーグ×ジョーダンテ×ワーナー・ブラザースの黄金布陣で送るSFの名作のリメイク

楽しかった!そりゃ楽しいですよこの布陣なんだから楽しくないわけがない
相変
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

一足先に試写会にて鑑賞

まず、この作品が作られた意義は作品の面白い面白くないに関係なく大いにあると思うのでそこで拍手です。
観れてよかった!心からそう思います。

しかし、内容としては言いたい事が多
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.6

良かった点も色々あるんだけどでも結局…

この作品まず何がって言うともう主人公その一点に尽きると思う。
私自身ダメ人間で主人公のような要素は持っているのだけどでもやっぱり主人公程じゃない
おそらく観た
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AI崩壊(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

入江監督✖️日テレの最新作

待ってました!2017年公開の22年目の告白が大好きな僕からしたらAI崩壊はやっときたかな一作でした。
年一ぐらいのペースでこういう"エンタメ"をみせてくれ!と22年目の
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キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.0

例えばこれはビートルズの映画化でポールとジョンにしかスポットを当てずにリンゴとジョージはおまけ扱いなのにこれはビートルズの物語だ!っていっているようなもので全く不誠実です。
もしかしたら他のメンバーに
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臨場 劇場版(2012年製作の映画)

-

微妙
全体的に微妙に次ぐ微妙
演出面に関しては映画というよりテレビだな
映画ってのを別に意識して作ってないと思う。

なので別にそこはいいとして言いたいことがあるのは脚本
これ一応ミステリーなんですよ
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ういらぶ。(2018年製作の映画)

-

食わず嫌いを克服するために女子高生モノを観ているのですがこんなジャンルなくなってしまえ

PとJK(2017年製作の映画)

1.7

食わず嫌いの克服のために女子高生モノを頑張ってみているのですが殆ど振られています。
そんな中でも本作はブッチギリの駄作でした。
これは凄いですよ ある意味

設定については特に何も思いません
そこに突
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

2.7

青春と生と死の羅列というか
父性が全く無い系の青春モノと言っていいのかな?
セックスや暴力や食という歪んだ生に関する青春モノだと思います。
セックス 暴力は割と出てくるけどここにほぼ同義として食を当て
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ好きです。
最近食わず嫌いをやめて邦画の女子高生モノを観ているのですが見事にフラれまくりで中々自分の中でヒットするものがなかったのですがこれは特大級のホームランが来た感じでした!
まぁ恋愛
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.3

一体どうしてこうなってしまったのか…
個人的に親の離婚を幼い時に経験したことと今現在進行形で姉の結婚の話が進んでいるのですがその事の両方を思い出しました。

男女がただ単に愛し合ういわゆるカップルとい
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

面白かった!

内容は完全の予想通りだったんだけどこの映画を観て驚いたのは視点が殆ど主人公のみというところだった。
覚えている限りでは一箇所お母さんとあの子のやりとりがジョジョが絡んでいなかったと思う
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オオカミ少女と黒王子(2016年製作の映画)

2.4

スイーツのどか食いで気持ちの本気度をはかろうとするとんでも展開が飛び出すとんでも映画
この描写でもって薄っぺらいと宣言しているようなもので結局その後の展開は全部薄っぺらいんですよ
主人公は最後なんでお
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.7

面白い!
ホラーアクションとして全く容赦がない!
理不尽に次ぐ理不尽!
いゃぁー霊媒師選びって本当に運なんですね
ヘンテコ霊媒師に当たっちゃうとひでぇ目に合うよ本当に、、、
あんなあんちょくなやり方で
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

3.8

人を失うこととかはどういう事なのかを描いているのだと思った。
でも決して答えが出ない、登場人物の誰一人としてたどり着きそうもないというか考えてすらないと思う。
でもそれを肌で感じている。
だから考える
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.3

結果良い映画だった。

ストーリーは大きなギミックがあるにもかかわらずそこまで起伏が無かったと思う。
淡々とただただ淡々と進めていく話で岩井俊二の中でも一際静かな作品だと思います。

岩井俊二作品は映
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.0

自分にははまらなかったです。はい

かなり期待値を上げて観にいきました。
別にレース映画が好きというわけでもないのですが予告編からみなぎるパワーというか圧というかとにかくやられてしまいこれは観にいかな
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いやもうこんなに完璧なのはずるいよ
ズルくね?

最初は人間喜劇としてよくできていて余裕で笑っていられるんだけど、そこから考えもつかなかったようなビヨンドの世界へ連れて、いやいやいやまさかまさかと思っ
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

とにかくオカンが凄いオカン映画だった。

グットフェローズの型を使って史実を描いた作品
グットフェローズ、あれは1つの発明だったんだと改めておもわされた。
とにかく面白い、面白かった。

でもやっぱり
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戦争のはらわた(1977年製作の映画)

4.5

最後の切れ味がとにかくいい!

戦争映画における男の人間関係をドロッどろに描いた傑作
無線でやり取りする仁義なき闘いというか

正義に生きる主人公も保守に走るアイツもどちらも戦場でしか生きていけないと
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

色々と事情を察してしまうおそらくエピソード8に次ぐ問題作だと思います。はい

まず、今回は予告編がいけない
他の映画でもそうですがスタートは特に予告編からの考察というのが非常に熱いシリーズでもあり
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カツベン!(2019年製作の映画)

4.0

面白かった!

周防監督の最新作!
サイレント映画の時代にあった活動弁士の活躍というかドタバタを描いたウェルメイドな周防監督らしい一作

ウェルメイドなコメディというと最近下火でそれこそ平成が全盛期で
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.6

B級SFの佳作といったところか
設定が奇抜でこれからの未来を暗示したかのようなものだけどそ子だけに頼り切らずキチンとサスペンスな展開も用意していてくれて面白かった。
裏でこの事態を操っているのは誰なの
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ターミネーターシリーズの今度こそ!仕切り直し!

満を持してリスタートしたあのシリーズの最新作
シリーズの創始者であるジェームズキャメロンが製作に戻ってきて今度こそは仕切り直せるかと思いきや…
本当に
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.3

需要と供給
ヤバイ!Netflixにあったから今からみたがこれはすごい!凄すぎる!
映画的にというよりかは内容が!
やっぱりこの作品はグットフェローズと比べずにはいられない
で、比べてみて思ったのがマ
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楽園(2019年製作の映画)

4.2

考えさせられる映画を期待していくと肩透かしを食らうかもしれない

フィルムマークの評価が低いので内心ビクビクしていった。
この手の重厚な人間ドラマにおいてフィルムマークの評価はすこぶるいい傾向にあると
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

本当に至って普通だった。
jokerの誕生を描く
と言われて誰もが思いつく話をそのままやった感じ
全てが予定調和で筋書き通り
"パニック"を起こしてくれない作品だった。
まぁ本作のjokerが不寛容と
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.3

凄まじかった。

ドギツイ一作が来たと思った。
去年のいとしのアイリーン以上にキツイ
テレビドラマからの映画化だから優しめかと思ったらそんな事はない宮本を描く上でテレビドラマが映画がそれぞれ必要だった
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.2

雰囲気が最高にいい
このヒリヒリとしていてでもどこか浮遊感があるこの感じは戦争をしていたのに産業大国として世界の覇権を握っていくというあの時代のアメリカにしか作り出せない
本当に時代を象徴する作品でど
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.5

かなり面白かった!

重力ピエロの監督の作品
あの作品同様に事件を街で起こるものとして取り扱って連続殺人なのに世間や社会というものを見せずにミニマムなものとして描いていた。
警察とガッツリバディを組ん
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火花(2017年製作の映画)

2.0

Netflixで鑑賞
個人的に同じNetflixのドラマ版に軍配があがる。
というか本作は何もかもがドラマ版の劣化でダイジェストにすらなってない
最初の出会いのシーンの抑揚のなさから本作はずっと平坦で
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

最高だった。
序盤は単調でどうなるかと思ったけどメイン3人が素敵すぎてどんどん引き込まれていった。
ラストのカタルシスは言わずもがなだけどそれまでのシーンもまさに映画的な快楽に満ち溢れている。
夏の終
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ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

3.4

正直この手の自主映画でありがちなわざとらしい演出を心配していたのだけど後半の柴田さんによる惨殺シーン以外は殆どなく特に前半はこれでもかというぐらいにイルでバイオレントなシーンが続いて普通にシネコンでか>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.5

正しくないとされているものを救う映画でこそ描くべき話だと思った。

君の名は本当にダメだったんだけど本作はぐさっときた。
誰かにとっての光は誰かにとっての闇である。そんな言葉が頭に浮かんだ。
主人公は
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