icさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

夜の上海(2007年製作の映画)

1.9

これはコメディなのか。たまにコントのような掛け合いとやりとり仕草…その一方で、西田尚美さんの方では真剣な感じのトーン。
時代を感じるカメラワーク。

もっくんカッコいい。上海行ってみたいなーと、軽い気
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さらば愛しき大地(1982年製作の映画)

2.7

針を射すシーンまで具体的に描いている。

音楽も独特で良かった。

キース・ヘリング〜ストリート・アート・ボーイ〜(2020年製作の映画)

3.3

キース・ヘリングはアートに対する価値観を大きく変えたひとり。
作品はもちろんだけど、白人である自分の立ち位置をわかりながら、黒人の友人達を尊重する振る舞いなど、そういうところもすごいと思った。

いま
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ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

2.7

全く性格も生活もちがう女の子たちがそれぞれの悩みを抱えながらも、前に進もうともがく作品。
ふんわりしていて長いストーリーだけどどこにフォーカスしたらいいかわからない。ただどんな人にも葛藤みたいなものは
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街の上で(2019年製作の映画)

2.2


勝手な解釈だけど、『君の名は』以降、"聖地巡礼"を狙ってなのか?あえて、ロケ地を主張する映画が増えた気がする。そのあざとさを感じてしまい、受け付けられない。
下北沢のクラブ、バー、古着屋、古書店、道
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

2.9

ソフィアコッポラの美しい映像美にのまれる。
日々何か物足りないと思ったものは、案外身近な誰かを求めてたり、それで埋まったりする。
気がつかないうちにバランスが取れていたことに、あとで気が付いたりする。
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.0

一瞬引っ越し前にみるものじゃなかったかも…と思ったが、幽霊は出ても怖くない。コメディ映画でした。

ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

半分ファンタジーみたいなフランスっぽい話。

昔の彼女かと思いきや、奥さんの若い頃の出合いに振り返るとは、切なくもロマンチック。
一方で監督の恋愛を描く必要があったのだろうか…と少々疑問。

時代を描
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劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス(2014年製作の映画)

2.9

ムーミンは忙しない毎日で忘れかけていることを思い出させてくれるようなところがある。
初心に帰った気持ち。

静かな雨(2020年製作の映画)

2.5

空気みたいな映画だった。朧げというか、うとうとしてる感じ。音も光も綺麗。声が小さいのだけ残念。

恋人たち(2015年製作の映画)

1.4

劇場でやっていた時から、気になってはいたものの食わず嫌いならぬ見わず嫌いをしていた作品。やはり苦手な類。
暗いのどうのこうのではなく、日本で暮らす人たちの見たくない部分(恐らく見て見ぬふりをしてる部分
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

(偉そうなことを言ってしまうけれど)原作を上手く咀嚼して、若干ちがう内容やシーンも増えているのに世界観を壊してない。それが素晴らしかった。物語の真髄を丁寧に描いたという感じで。

長い映画だったけれど
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来る(2018年製作の映画)

2.9

次から次に情報量が多すぎて展開も早すぎて、あれよあれよと過ぎていった。

絶対最後まで生き残るだろうと思ってい大物のキャストが意外とコロッと亡くなってしまうので、全く次が読めない。こんなことあるのかよ
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

1.8

"まとも"にしようと尽くしてた相手、気がつけば自分も"まとも"でなかったりする。さて"まとも"って何だろう?"普通"って何だろう?

sns時代といえど、ストーカーのようなリサーチ力。時間の経過など、
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

2.8

演劇のようなミュージカルのようなセットが生々しくも、"クドカンだから"と思えば全部受け入れられる。

ずっとこれが続くのか…と思うと冒頭悩まされたけど、豪華キャスト陣が出てくる出てくる…
いい歌声と思
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火口のふたり(2019年製作の映画)

1.9

予告編を見て、みてみたらそのままだったなぁという印象。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

1.8

坂元裕二さん、ファミレス好きだな。

学生の頃、何を話したのかとかどう過ごしたのかは、ほとんど覚えてないけど、何時間もいたファミレス。終電を逃した時に朝までくっちゃべったり。自分だけじゃなかったんだと
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いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

2.7

すべてが美しかった。
島の景色も、光も、構図も、台詞も、そして話自体も。
勝手にどうせ三途の川の話なんでしょう…なんて思ってたら、その期待をいい意味で裏切ってくれて、予想を上回るファンタジーだった。
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

2.7

「虚構は、今、観ている映画。虚構は現実と同じくらい現実だ」

とんでもなく胸糞映画なことは間違いない。
しかし、前述のような意味深な台詞がどうしても、モヤモヤを残していく。

リモコンで巻き戻しがきく
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

2.6

トントンと進んできた中で、なんだか入り込めなかったのはなぜだろうか…。
ロケ地が決まってきたからなのか、景色があまり変わり映えしないからなのか。
宇宙人がたくさん出てくるが、どちらかというと本気で気持
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.4

やっと最初に作られた作品に到達。
順を追ってみると、矛盾点が気になるものの…
そんなのを気にさせないくらいの大作。
70年代とは思えないCGの導入で、申し分ない迫力。

その一方で、誰かが死んだ時の反
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

2.3

主人公のホームレスの3人は、それぞれ自分の悩みと問題抱えていて、それをはじめから仲が良さそうなのにお互いの話はしていなかったようで、様々な出来事を乗り越えることで打ち解けていくという流れが良かった。>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

3.5

えっえっえ…が止まらなかった。
そして、一人の青年に取り入る最高議長が憎たらしいことったら。なんだか、どんどん顔付きも喋り方も変わってきてる気がするし。恐ろしや。
まるで、父親がいないアナキン。(モデ
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

2.5

アナキンスカイウォーカー、可愛らしさはどこへやら、愛情表現がなかなか怖いなと、思っていたら受け入れられてて、物語はいいわねと。

なんとなく、雑な前情報(不確か)を知っていると、色々な想像が膨らむけれ
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.1

やっと手を出したスターウォーズ。順にみてる。
アナキンスカイウォーカーのかわいらしさ。
クワイガンジンの活躍、もう少し見てみたかった。

想像以上に、内容は複雑で、初っ端から置いてかれる。子どもはこれ
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ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖(1973年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジャケ、なんで娘が映っているのか謎。

終わり方に少し強引さを感じながらも、人間の疑心暗鬼や複雑さがシンプルに描かれていて、面白かった。
なにしろ、感染者は見た目はそのままにイカレていくというウイルス
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ファウスト(1994年製作の映画)

3.0

人形劇を側からみていたはずなのに、いつのまにか操られている側になっている奇妙さ。そして、それが自然と行われているのもすごい。
始まりから終わりまで、決まっていたレールに乗ったかのような流れ。

最後に
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ノイズ(1999年製作の映画)

2.7

一番愛していた人が、ある日全く別人のように変わってしまったら……
そんな恐ろしいことってない。顔や姿が同じだとしても、やはり受け入れられないだろう。

シャーリーズ・セロンの服やスタイルがかわいかった
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

2.7

親が離れる瞬間ってすごく難しいのだろうなと思う。でも、それを周りの目に頼むというのは、アリなのかも。

それぞれ点でバラバラの女性たちは、違うなりに葛藤もあって、彼女たちの教訓もある。

まとまりない
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音楽(2019年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ面白いわけじゃないけれどこの世界観悪くない。観てられる。