マンネンさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

マンネン

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裏窓(1954年製作の映画)

4.2

言わずと知れた超名画。数回目の視聴だが前回からは10年以上経過してると思う。
ある部屋の窓から他の部屋を観察する話でカメラはその部屋から一切出ないが、とても面白いストーリー展開。良くここまでの屋内セッ
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

2.5

誰もが知る名画。1952年戦後7年目のフランスの作品。それを考えると戦争、人の生死に対する純粋な子供の目線を使っての反戦主義が強烈に伝わってくる。もちろん当時は全世界が疲弊しててそのような風潮はよく分>>続きを読む

バルカン超特急(1938年製作の映画)

4.1

居眠りして目が覚めたら浦島太郎状態。今でこそ見たことある手法であるが、1938年作品として当時の公開は今よりも衝撃的であったろう。列車に乗ってからは中弛みもなく緊張感が保たれて良い。
ヒッチコックのイ
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引き裂かれたカーテン(1966年製作の映画)

4.0

ヒッチコックファンとしては、彼のここまでのスリラー映画のテクニックの集大が見て取れる嬉しい作品。逆を言えば特に新しい趣向はない。
緊迫感の中にも当時の映画だからこそ許されたゆったりとした尺の取り方で、
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パラダイン夫人の恋(1947年製作の映画)

1.8

トリックやスリラーに関しては今見ても全く色褪せないヒッチコックの真骨頂だが、心理変化の描写を主題とした法定ものである本作品は現在ではもはや通用しないレベルかも。

海外特派員(1940年製作の映画)

4.0

もともと主演はグレゴリーペックを起用したかったらしいが、ジョエルマクリーにして思いがけず海外特派員に抜擢されてしまった記者のユーモラスな感じが浮き立って正解だと思う。ヒッチコックらしいスリルが味わえる>>続きを読む

サボタージュ(1936年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

ヒッチコック作品としては珍しく面白くない。
小さな弟を夫に殺された妻の心理状態の描き方がチグハグすぎて全く感情移入もできない。もう一転がりもなく尻切れトンボの終わり方も酷い。駄作だ。

黄金の腕(1955年製作の映画)

3.5

ハリウッドではドラッグは成功の証と言うような扱いもされていた1955年の作品で、その怖さ、立ち直る事の難しさを描いた珍しい作品。
立ち直ろうとする者に対して様々な妨害や苦難が襲いかかる。そんな中キムノ
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007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999年製作の映画)

4.0

歴代ボンドで最もスタイルがスマート。ユーモアはロジャームーアから受け継いでてキャラは完成されている。
銃はPPK/SではなくP99だったり、ボンドカーがBMWなのが昔っからのファンにはチト残念だが、長
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ガンジスに還る(2016年製作の映画)

4.0

インド人の死に対する考え方が少し分かったような気がする。
ただ実際のバラナシ及びガンジスはもっとゴチャゴチャで全てが混沌とした感じであるが、外国で上映されることを意識しているのかこの映画では静かできれ
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

劇場にも見に行ったし、ビデオでも何度も見た。
前半から中盤にかけての世界を股にかけた追いかけっこは、007伝統的なパターンで、昔っからのファンにはたまらない作り込み。
後半の敵の基地でのやりとりは、過
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.6

まぁまぁね。
ミステリーを追求したものではない。
キムタクと長澤は噛み合ってて良い組み合わせ。

デッドマン(1995年製作の映画)

3.0

封切り以来20年ぶりで見た。
当時は何だか意味がサッパリ分からなかったが歳食ってから改めて見てみると良さも見えてくる。
ストーリー展開よりもジムジャームッシュの作り出す雰囲気に浸る心地よさのみ。

シャイニング(1980年製作の映画)

2.0

オチの意味がわからない。なぜこれが名作に数えられてるのか?
発狂する理由の説明が希薄過ぎ。

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

3.0

初めて見たマカロニウェスタン。
一般的な評価はとても高いが、伝わってくるものが何もなかった。
マカロニはこれが最後でいいかな。

丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)

4.2

一般的な評価通り名作だと思う。
殺陣が少ないので落語の人情噺感が強い。
殺陣もっと見たかったなぁ。

友罪(2017年製作の映画)

3.7

世の中にはこういう境遇の人も少なからず居るんだろうなぁ…

KT(2002年製作の映画)

2.0

見たけど、、
も少し各立場の背景を説明してほしい。
事前学習が必要。

暗号名 黒猫を追え!(1987年製作の映画)

3.5

国防なんてスパイ組織にかかったら簡単に破られちゃうという事を痛感。
主役の柴俊夫、いい役者だったんだね。
お蔵入りになってるのが残念な作品。

わるいやつら(1980年製作の映画)

3.5

犯人が大胆な割には浅はか。
このアンバランスさが面白いところ。