manabiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

武術かっこいい..!!!
幻想的だけど現実味もしっかりあって好きだった
ほんで妹のシャーリンがかっこよすぎ.
この作品の一つのテーマとしてあるのが
「光と闇」
それぞれの闇が長く暗かったからこそ
光が
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.5

1と1のいいとこ取りした感じで129分によく収まったなというレベルの内容の濃さ。
小、田と続いてくると主人公以外の
キャラクターの過去が織り込まれてくるのでより一層、それぞれのシーンに想いが強くなる.
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.1

さいっこうううううにすきだった
もうなんかわけわからんくらい泣けた
自分の青春をぐぐぐっと引き上げてくる
何をしても笑ってたあの頃にはもう戻れないけど
いつまでもずっとずっと心の奥底の宝箱に眠っていて
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バービー(2023年製作の映画)

3.5

バービーの世界観に冒頭はただただニヤニヤ🥺
かわいくてかわいくて...!
一度はあんなお家や街に住んでみたい..と
幼い頃の私が夢見た世界がすぐそこに
飛び出してきてさいっこうううにワクワクした!☺️
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.2

「〜じゃなかった」って続きそうな作品。
「わたし達はおとな、じゃなかった」
20歳超えて、1人で暮らして
それなりに大人みたいに過ごして、恋をして。
その先もきっと自分なら、自分たちなら
どうにかやっ
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怪物(2023年製作の映画)

4.0



誰もが誰かの「怪物」になりうる。
何事も自分の見たいようにしか見れない。
凝り固まってしまった概念は
強く激しい雨風に打たれてでもしなければ
簡単には崩れてくれない。

社会問題はどれも
誰かが勝
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

4.1


人は自分のためによりも
誰かの涙を想像して涙が止まらなくなるんだろうなあ

自分を想って泣いてくれる人
自分の悲しみを悲しいと受け取ってくれる人
自分の幸せを願って泣いてくれる人

自分のせいで、何
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

5.0



余命申告を受けたシングルファーザーと幼い息子の絆の物語。1人残されてしまう子供のために里親を探す父親の葛藤と親子の愛が静かに、鮮明に描かれている。

淡々としたいつもと変わらない日常の中に
溢れて
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犬部!(2021年製作の映画)

4.1

この題材の中
かなりギリギリの明るさでお話が進むんだけど
しっかり食らった。
どうにかしてあげたいけど
だからってちゃんと、行動できる人って
きっと少なくて、私もその1人。
生活の環境や仕事の都合で
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起終点駅 ターミナル(2015年製作の映画)

4.0

佐藤浩市さんがとてもよかった...
犯してしまった罪は消えることはない。
量刑を終えたとしても一生背負っていくもの。
だけど許してあげられるのは自分だけ。
長い間終着点で彷徨い続けてきた鷲尾が
25年
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

4.1

3回くらい号泣した。
詩人・童話作家の宮沢賢治は
家族の支えなくしては生まれなかった。
誰しもが誰かの子供で
家族育てられ、困難を乗り越え、生きてる。
雨ニモマケズに出てくる
「そういう人に私はなりた
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0


ただただ苦しくて
誰に焦点を置いて話せばいいのかわからない。

チャーリーの苦しみがやっぱり1番にくるんだろうけど、そこだけじゃないよねって。

そんなチャーリーの周りにいる人たちもそれぞれ苦しくて
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草の響き(2021年製作の映画)

3.6

「精神的な病だから仕方ない」
だけど当事者たちはそんな「仕方ない」と
どこまで戦えるのだろうか。
どこまで寄り添えるのだろうか。
長く暗い出口のわからないトンネルを進み続ける
勇気と覚悟を保ち続けるの
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母性(2022年製作の映画)

4.0

「母と娘」「愛と母性」
全てがきっとイコールなんだと思った。
人は皆、誰かの子でそれは死ぬまで変わらない。
例え親になったとしても変わることない事実。
そして子供を授かり、親になる事で
「いつまでも親
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オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.5

ラストで「オーバーフェンス」ってそういうことか、って
なんだかちょっと嬉しくなる作品。
自分であることを素直に生きてるだけなのに
そんな自分で生きることで変な目で見られる聡。
自分を隠して生きてきた白
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2ハート/命という名の贈りもの(2020年製作の映画)

3.5

愛してる人には愛してるって言おう。
小言なんて後でいい。いつでもいい。
とにかく今日、今、愛しているのなら
愛してるって伝えよう。

よくあるテーマとメッセージ性だけど
この愛が繋がる瞬間は
観てよか
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

5.0

なんで素敵な家族なんだろ。
ママが好きすぎる。
ママとパパの関係性が素敵すぎる。
家族みんなや周りが愛に溢れすぎてて
見てるだけでなんもとも幸せだった。
こんな家族の在り方が存在するのかと。
それと反
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.2

線香花火のシーンがとてもすきだった
マリコの危うさにゾッとした
依存も垣間見えるこの2人の友情には
共感を得づらいかもしれないけど
大切な人を失うってこうだよね、って。
だけど生きていかなきゃいけない
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.1

大人たちの恋愛のあり方に人間味が溢れてた。
いい意味でも悪い意味でも。
その中でだからこそ
女子高生の真っ直ぐな愛に心を奪われる。

真っ直ぐに目を見て伝えれる「愛」は
やっぱり強い。人の心を救う気が
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.5

どんな人でも受け入れて、どんな人にも優しい、ギリギリを生きながらも、ささやかで小さな幸せを見つけて大切にする人たちの日々の物語。

そうやって生きるしかない人たちの毎日。

あったかくで図々しくて人間
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弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

3.5

今か今かと桜が咲くのを期待しては
叶わずに過ごした30年。
2人でやっと見上げた桜は
強く凛として、暖かかった。

物語のページを捲ると
次の3月が訪れるのは
どこかアルバム巡りながら
過去を懐かしん
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ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.5

私にとっての君と
あたしにとっての君と
君にとっての私とあたし。

同じ時間を過ごしたはずなのに
それぞれの思い出の中での大きさが全く違う。

「大切」のズレがチクチクと心臓の奥を刺す。

思い返せば
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2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

4.5



一夜のひょんな出来事から
二つに分かれた自分の人生。

どちらの道も踏み出しては悩んで立ち止まって
出会い、別れ、うまくいかない日ばかり。
苦しくて辛くて、たくさん泣いて。
交わる人も、交わり方も
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

グレタ・ガーウィグ監督作品
多分私めちゃくちゃ好みなんやと思う。

「ストーリー・オブ・マイライフ」も
大好きだし、同じくシアーシャ・ローナン主演で
ティモシー・シャラメが出てるってので胸熱。

なん
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

子供の頃は見るもの感じるもの触れるもの
全てが新鮮で輝いて見えて知らないものに憧れる。
自分よりも知ってる人たちが
カッコよく見えて刺激的で。
少しでも近づきたくて子供なりにもがいて
寄り道したり、轢
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

一度犯してしまった罪は、二度と拭えない。そして逃れられることはない。
そうであってほしいと願いながら、もやもやとしたラストにしっかりと気持ちを回収してくれたことに安堵した。

どんな事情があろうと許さ
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