010101010101010さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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きこえなかったあの日(2021年製作の映画)

3.5

こういった映画を作ってくれたこと、ありがたい。
他のレビュアーさんたちが既に大事なポイントを指摘してくれているが、自分もボランティアに行ったりはしていたものの、こういったことをちゃんと考えたり想像した
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ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

3.5

ウディ・アレンが描く世俗的な不倫というか色恋模様、いつも、観ていて「どーでもええわ。クッソくだらねぇ」って思うのだが、しかし最後には何とも言えない味わいを感じさせるので、な〜んか見てしまう。
ストーリ
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グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

知っておいた方がいいことを教えてくれる。

このような事実、薄々感づいてはいるものの、実際にハッキリ示されると、そういうことなのか、と納得する。
様々な国で実験されてから、米英にも利用されている、とい
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くじらびと(2021年製作の映画)

3.5

映画館で観たい映画!映像のスケールが素晴らしい。
鯨のいのちと、村人たちのいのち。

THE CROSSING ~香港と大陸をまたぐ少女~(2018年製作の映画)

3.0

やりたいことや欲しいものがあって、そのためにはそれなりのお金が必要で、たまたま知ることになった手っ取り早く稼げる方法になんとなく手を染めてしまい、気づけば取り返しのつかないところまで来てしまっている…>>続きを読む

ジョシュア: 大国に抗った少年(2017年製作の映画)

4.0

ジョシュア、絶対支持!
一人のティーンエイジャーの行動がここまで広がっていったのは本当にすごい。
しかし同時に、市民的不服従の難しさも強く感じる。

その後「be water(水になれ)」が戦略とされ
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ワイルドツアー(2018年製作の映画)

3.0

派手なところが何もないのに、不思議と退屈しない。

主人公の女の子がめちゃくちゃ魅力的。
ドキュメンタリーのように自然体で、出演するみなさん、山口という土地の中で、それぞれ、なんともいい味が出ている。
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.5

・大林宣彦作品を思わせるようなところがあった。
・この作品に救われるような人、いるんだろうな、と。
・好きなジブリ作品の上位に入りました。

監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

3.5

これ、中学か高校の授業で見せるようにしたらいいと思う
でもって皆で話し合う時間もつくって、その上で、どう付き合うか、どう使うかは、それぞれ判断してもらう、なんてことができたらいいなぁ、と思う

パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

3.0

・国会中継の解説
・バクチ打ちの菅
・村上氏が言う自民党内の派閥の勢力図
・赤旗の内側

なんだかよく分からない演出やアニメーション、どうなの…。とはいえ、最後の羊のあれ、身につまされる

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.0

彼に「本当のことを言えなくさせているもの」は何だったのだろうか…。そこにまったくフォーカスしてゆかないところが、ちょっと不思議。
(こういった問題、大体の場合、家庭環境に原因があることが多いと思うのだ
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偶然と想像(2021年製作の映画)

3.5

「偶然と想像」、いいテーマだなぁと思う。
「偶然」は、人の人生を救いもするし、壊しもする。
そこまで大したことにならないことも多いのだろうが、とはいえ、それはいつだって予期せず訪れるものであり、「恩寵
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白衣いんらん日記 濡れたまま二度、三度(1997年製作の映画)

3.3

後半、物語構造にも画にも、監督の映画に対する愛が感じられ、その潔さも含めて、見終わって、幸せな気持ちになった。

夢、妄想、映画、その中で生きる、ありえたかもしれないもう一つの人生。
そこまで複雑では
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海獣の子供(2018年製作の映画)

4.0

小さい頃に見て以来、そこに描かれているコスモロジーが、その後の自分の世界の捉え方に深く影響を与え続けている、というようなマンガやアニメってあるよなぁ、と思う。
私にとっては、手塚治虫の「火の鳥」がそう
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.5

白黒映画ならではの美しさ、画のスケール感と、長回しでのカメラの横移動が素晴らしい。
主演の女性、表情や物腰から、借り物ではないこの人自身の人間味が滲み出ているようでよかった。
多くのエクストラを使った
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.5

ブラジルの西部劇的なものを感じた。
思い出したのは、映画監督ではグラウベル・ローシャ、イーストウッド、黒澤明、ペキンパー、アルドリッチ…。音楽家ではカエターノ・ヴェローゾ、ビクトル・ハラ…。
そこに、
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.0

在命中に半生が伝記映画される、ってのは、どういう気分なんだろう…。
こういう人だから、多少「ふふん」となって、多分すぐに忘れてしまうのだろう。それがオタクってもんだ。
(その点、ショーンであれば、どこ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

見たくないものに蓋をして、自ら進んでお門違いの目先の損得勘定に盲目的になってゆき、どんどん下降線を辿ってゆく…、破綻、破局に向かってゆく…。
これはもう、これからますます下降線を辿ってゆくであろう日本
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

いやいやいや、これはヤバすぎる映画。
最初から不気味な暗喩に満ちている。
車で鹿を轢いたところから、(いや、導入部から)、不穏な匂いが立ち込めている。死の匂いが漂ってくる。
動物(鹿)の死体、死に対す
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ニーナ・シモン 魂の歌(2015年製作の映画)

3.5

冒頭のお辞儀と、表情に驚愕する。なんだこれは…。

こういう人にしか歌えない歌、こういう人にしか出せない声の深みみたいなものってあるよなぁ、と思う。
だが生活は犠牲になる。政治的活動に傾倒するとともに
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アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

3.0

「ボクシング映画」ってだけで、大概、どんな映画か予想はできてしまう。

うだつの上がらない落ちぶれた人生を描き、最後の最後、試合にカタルシスを持ってきて予想外の展開を起こし、観る側の感情もそれに乗せら
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zk/頭脳警察50 未来への鼓動(2020年製作の映画)

3.0

・バンドの姿勢、スタンスはとてもかっこいいのだけど、(こんなこと言ったらぶん殴られそうだけど)音楽自体はオールドスタイルなロックに聞こえて、個人的な趣味とはズレてしまうので、そこだけが少し残念。

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アナーキー(2008年製作の映画)

3.0

比較するのも野暮であることを承知で言うけど、個人的に、ブルーハーツは「正しすぎて」全然ピンとこないのだが、それに比べて、アナーキーってバンドは、素朴に、いいなぁと感じられた。

みんなで歌詞を書く。「
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