Bouboumayugeさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

世界観・作り込みはすごい

リドラーのなぞなぞも
腐敗した市政や警察の
謎も何故か単調に感じる

比べたらアレだけども
ダークナイトは越えない

Ribbon(2021年製作の映画)

3.5

この時代の憤りを切り取る

『脚本・監督・主演・編集』
1人4役をこなしたのんさん

描くのはコロナ禍の美大生
とあくまで等身大の女の子
なので特別な事は起こらない
けど今でなければ共感できない
ある
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アシュラ(2016年製作の映画)

3.3

極悪人だらけの足の引っ張り合い

それも市長と検察と刑事という
公職に就く輩たちなもんだから
まぁ酷い世界でのお話しだ

悪に手を染めまくる連中と
犬のようにこき使う検察は
誰がどうなっても自業自得
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

4.0

映画的ゲームが映画に

映画化決定から13年
トムホ主演でマーク兄
最強コンビに監督は
ゾンビランドときたら
期待値は上がる一方

良くも悪くもゲーム版の
アクションと謎解き要素
を交互にみせる語り口
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スパイな奴ら(2012年製作の映画)

3.8

北の工作員はつらいよ

ノリはコミカルだけど
キャラの生活や動機が
キチンと描かれている

終盤のガンファイトも
街中でリアルに展開

一番気に入ったのは
70年代ホームドラマの
ようなほのぼのした劇
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.8

不幸な事故で妻を失った男

しかしそこはギレンホール
ただ落ち込んでなんかいない

どんどんズレていく男の弱さと
入れ込んでくるシングルマザー

不思議な湿り気を感じる世界

ショッキングな事実が発覚
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.6

オッサンの演技をするガール
ガールの演技をするオッサン

ヤラレかたはバリエーション
色々と見せてくれるので
スラッシャーもの好きも安心

でも最大の見どころはやはり
オレがアイツでアイツがオレ
な殺
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特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.9

実際は檻ではないけど

行き過ぎた捜査が元で
一線から外された刑事

自殺とされた失踪事件を
地味な捜査で勝手に進め
真相に近づいていくが…

キレ者だけにどんどん
新しい事実を発見するが
前任者の手
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ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

3.0

時代のせいにしたいリアル路線

ナカトミビルでのXmasイブが
なぜあんなに興奮したかって
主人公がボヤきながら強がって
急場を凌ぎまくったからなんだ

2の何が印象に残ってるかって
操縦席から叫び射
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名探偵ゴッド・アイ(2013年製作の映画)

3.1

大好きな監督と主演だが

シーンの繋がりが不明瞭
やたら食べる場面が多い
笑えないやりとりも多い

静かに張り詰めた空気感や
言葉でなく映像での語り口
そんな作風が好きなのだが
今作はエンタメ寄りなの
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MORTAL モータル(2020年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

帯電マンあらわる

傷ついた男が森から街にやって来たと
勝手に名作ランボー(First blood)を
感じ期待値を上げたのがマズかった

ショボいVFXには多少目を瞑るけど
あっという間に恋に落ちる
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ベルリンファイル(2013年製作の映画)

3.1

本当の敵は誰だ?

北と南の諜報員がCIAや
モサドとベルリンで起こす
各国スパイ同士の大騒動

スパイってコッソリ裏で
探り合ったりするものと
思ったら昼間から結構
派手にやり合ったりと
とことんリ
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JOLT ジョルト(2021年製作の映画)

2.2

既視感ありあり

キレやすい女が出会った
運命の人がアレしたから
予想通りあばれるさんに

よくコレに出たなケイトさん

大金を積んで労力を注いで
なぜコレが作られたのかが
もっとも興味深いポイント

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

4.2

資産家の妻が死んだ

そのボディを警察署の安置所で
ロストされ旦那が疑われる

刑事の目を盗んでは電話したり
脅迫的なアイテムにいちいち
動揺する思慮が浅い旦那に始終
苛立ちを覚える

ことの真相が明
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.5

前作から直結するその後

旦那はいないが対策は見つけた
新たな援軍と希望の場所へ向かう

音を立てられない緊張感は
そのままにさっくり進む

父譲りの兄妹の強さが泣ける

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.3

オトナの余韻

身近な人を失ったら
正気でいられるのか

大切な人の浮気相手と
一緒に仕事なんて無理

ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)

2.6

オレがアイツで
アイツがオレで

彗星が接近している夜
ホームパーティー中の
8人に奇妙な事が起こる

動揺して疑心暗鬼になり
あっちだこっちだと騒ぐ

じゃあ皆んな自分の家に帰れば?
閉じ込められた
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ヨンガシ 変種増殖(2012年製作の映画)

2.2

うるさいパニック映画

登場人物が怒鳴ったり
泣き喚いたりうるさい

原因になる川遊びに
40万人行ってたって
韓国の人はそうなの?

主人公が製薬会社勤務
弟が刑事でどっちも
株にハマってるという
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ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男(2018年製作の映画)

4.7

歴戦の英雄は、今

タイトルからしててっきり
オーヴァーロードみたいな
ドンパチグチャドロ系かと
思ったら予想の斜め後ろ!

確かにどっちもヤるんだが
主人公の人柄や暮らしを
とても静かに丁寧に描く
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ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

3.3

悪のりゲーム大会

仕込みのゲーム誘拐が
実はホントだったよと

プロットは面白いのに
変な内輪揉めだらけで
内容は軽くなり物語の
テンポはもっさりする

エンドロールはオモロ

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.3

超サクッと見られる
タイムトラベル感のない
タイムトラベルムービー

インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

3.3

自分探しと人類滅亡の卵

日本刀を自分で鋳造するけど
総合失調症でリクルート中の
筋肉中年が妙にハマるマーク兄

冒頭の赤フェラーリ暴走で
心掴まれていればこの後に
「あの人にしかできない」
記憶の回
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.7

国産リアルタイムループ

2分後の未来と現在を繋げる
自宅のTVと階下のモニター

時間と空間の絶妙な設定が
スケールの小さいドラマを
テンポ良く転がしている

後半に出てくる2人組は
正直いらなかっ
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

2.8

TVシリーズで広げた大風呂敷

過去のヒロインの再登場とか
怪しげな鶴瓶演じる裁判官の
絡ませ方がいい加減で幻滅

あそこまで盛り上げたTVの
アレコレが尻すぼみしてる

V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

3.9

北のエリートぼんぼんが
韓国で殺人を繰り返す

コリアンムービーの中でも特に
殺害描写と鬼畜ぶりがエグいぞ

エリートと熱血デカと
陰で動く腕利きの三者が
足を引っ張り手を組んで
一重の色白くんぼんぼ
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ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

4.0

軽さが心地よいアクション

現代版リーサル・ウェポン
主演の2人が期待通りイイ

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.3

実は○○がいました

シリーズが続くとありがちな
主人公の親族が出てくるヤツ

ヒンヤリした空気感はそのまま
これまでより薄いドラマを補う
キャラやアングルのビジュアル
センスが好みなので観てられる

アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲(2017年製作の映画)

1.8

前作に輪をかけたアホ映画

そこそこラリったヤツが
ノリで作ったに違いない

まだ続けようとしている
エンディングが1番の驚き

テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.3

リアルタイムサスペンス

ラジオ・テレビのキャスターが
テロリストからご指名を受けた

脛に傷持つ身とはいえ、まぁ
よくそこまでワンマンに行動
できるなぁと全く共感できず
主人公が振り回される様を
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

2.8

まったりな世界の終わり

地味な観測者チームが
地球に向かう巨大彗星
を見つけてしまった!

まともに見ちゃいけない
ってのは分かってるけど

アピールした相手の
政権とTV司会者達と
主人公の迷走ぶ
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ナイト・チェイサー(2015年製作の映画)

3.5

だからってそこまでしていいの?

パリの街でタクシーに
追いかけられる若者2人
ドライバーの動機は…
って絶対分かる訳ない!

道中関係ない人たちも
(何か言い訳するけど)
次々と巻き込んでるし

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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.1

待った待った待ちくたびれた
甲斐があった!

エピソードゼロな時点で
あまり期待していなかった

キングスマン誕生の立役者は
ただの上流階級の公爵ではない
冷酷な略奪の上になりたったと
自らの血筋を息
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

3.1

後だしジャンケンで勝ち

キャスト再集合で追加撮影
更に尺制限無しであれば
そりゃ語り尽くせるわな

長尺にもかかわらず
飽きずに観られるが
そこまで見たいとは
思わないシーンも多々

逆にあの尺で収
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.0

わざとセルフリメイク

ここまで堂々と前三部作を
客観的に物語に取り込むと
観客はサーっと冷めるのよ

バレットタイム撮影に狂喜乱舞した
あの映像革命を再び期待してしまい
既視感たっぷりで見事に挫かれ
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スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

3.1

無機質なキャラパートと
エモい空中戦の温度差

スクリーンで観るものかも