blacknessfallさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

レリック ー遺物ー(2020年製作の映画)

3.4

エドナお婆さん👵は突如失踪してしまい警察から連絡を受けた娘のケイと孫娘のサムはお婆さんの家に向かいました。

家は雑然としたごみ屋敷1歩手前の惨状、そしてそこかしこに"薬を飲む""名前はエドナ"とか様
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男はつらいよ(1969年製作の映画)

2.8

「寅さんはパンクだ」(たった一人でも悪に立ち向かうから)
デヴィッド・ボウイに帯同して日本に向かう飛行機内✈️で寅さんを観たイギー・ポップはそう言って絶賛したんだって。そして浅草に直行して雪駄まで買っ
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グランド・ジョー(2013年製作の映画)

3.4

我々ケイザー(ゲイジ崇拝者)はケイジがメタル好きだってのは常識なんだけど、最近、ブラックメタルにまで手を出してることはあまり知られてないと思う。
主にノルウェー🇳🇴のブラックメタルが好きで中でもディム
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YUMMY ヤミー(2019年製作の映画)

3.5

巨乳であることで男達から卑猥な視線を向けられる人生にうんざりなアリソン(Fカップ)は減乳手術を決意、東欧の有名美容形成外科に美容形成狂いの母と彼氏のミカエルを伴い向かう。
着いて早々ゾンビが現れる。
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レフト・ビハインド(2014年製作の映画)

2.5

今年初のケイジ映画だよ。
もっと早くケイジを観たかったけどコロナで弱ってたからな、衰弱してる時にケイジは無理だよ。胃が弱ってる時に油が強い肉とか食えないのと一緒で、ケイジにしても肉にしても精はつくけど
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キャビン(2011年製作の映画)

4.3

確実にもう絶対的にあるじゃないですか、オチの強烈さが何よりの売りの映画って。古くは『猿の惑星』やちょっと古くは『シックス・センス』とか。こういう映画は初見の時の驚きこそ肝なんで時間が経っても観てない人>>続きを読む

嗚呼!! 花の応援団 男涙の親衛隊(1977年製作の映画)

3.2

三部作の最終作。
また青田赤道役がチェンジしてるぞ!監督も主要キャストも同じで主演だけが作品ごとに違うの珍しいよな。

本作の赤道役は本間進て人でこの人は以降も俳優業をして政治家になったりもした人らし
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嗚呼!! 花の応援団 役者やのォー(1976年製作の映画)

3.0

シリーズ2作目。これは初めて観た。
2作目なんで当然受けた1作目の型を踏襲してる。
どおくまんの原作に添った不条理激烈ギャグドラマ+曽根中生のリリカルでウェットなロマンポルノ。
前半の恐怖のシゴキ合宿
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嗚呼!! 花の応援団(1976年製作の映画)

3.2

久しぶりに再見。
どおくまんの漫画が大ヒットして映画まで作られたなんて70年代はプリミティブな時代なんだとしみじみ思った。

大学の応援団を舞台にしたドタバタギャグ漫画なんだけど、どおくまんはその画の
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ヒッチハイカーKAI:手斧のヒーロー、その光と影(2023年製作の映画)

3.4

麻薬でハイになり通り魔になった男に襲われていた女性を救ったことでメディアの寵児になったヒッチハイカー・カイ。
所持していた手斧🪓で犯人を撃退したセンセーションとキュートなルックスと人好きのする明るいキ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.4

うろ覚えなんだけど『羊たちの沈黙』でレクターがキリスト教礼拝堂の崩落事故を調べるのが趣味で、神の家で何故人が死ぬのか?という不条理から神の不在を考察してるって設定だかセリフがあった気がするんだよな。>>続きを読む

スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

4.0

スパークスのことはほぼ何も知らないからとても興味深く見れた。
「キモノ・マイ・ハウス」ぐらいは知っていて、シンセ駆使したトリッキーなアンサンブルに甘美でオペラを彷彿とさせるボーカルでニューロマンティッ
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モーターヘッド/ザ・ワールド・イズ・アワーズ(2011年製作の映画)

5.0

レミーが亡くなって今年で七年目だってよ。この追悼上映も7回目、もうそんなに経つのか。おれは4回目だから半分は観てるわけか。
待ってる時に話しかけてくれた人は皆勤だと言ってたし彼のような熱心なモーターヘ
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.5

500億円の大麻密売を仕切るボスが引退を表明する。その莫大な大麻利権を巡り一癖も二癖もある悪党達のダーティーな駆引きとバイオレンスな騙し合いが始まる。

ガイ・リッチーはこういうクライム・サスペンス・
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カルト(2012年製作の映画)

3.8

Jホラーの恐怖演出と心霊バラエティーメソッドの融解がもたらした快作。

ホラー・モキュメンタリーで知名度を上げた白石晃士監督だけあって偶発的に映りこんだソレ的な怖さを醸成するテクを駆使して心霊モキュメ
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ブラック・イナフ?!?-アメリカ黒人映画史-(2022年製作の映画)

4.7

1968年から1978年、この10年間に隆盛を極めた黒人映画の変遷と意義、現代に与えた影響を検証したドキュメンタリー。

自分は何も知らなかったんだと思った。この時代の黒人映画というとクライム・アクシ
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刑事物語(1982年製作の映画)

3.5

名作と名高いシリーズの1作目。過去数人にオススメされてきたけどなかなか食指が動かずようやく鑑賞。

実力のある優秀な刑事だが正義感が強く人情に篤いがために警察の規範からはみ出してしまう片山刑事、トルコ
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極悪レミー(2010年製作の映画)

4.0

やっとログインできたよ。先週突然ログアウト状態になって、それから全然ログインできなくてなってしまったんだよ。
運営に連絡したら登録してるメアドの数列が間違ってると言われたんだけど、ずっーと同じメアドや
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ジャームス 狂気の秘密(2007年製作の映画)

3.5

無人島に一枚だけ持っていけるなら誰のどのアルバムにする?的な質問あるよね。おれが聞かれたらGERMS唯一のアルバム『G.I』と速答する。それぐらい好きで何回聴いたかわからないぐらい。
内容が突出して素
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メディアが沈黙する日(2017年製作の映画)

3.8

ハルク・ホーガンと親友の元嫁がプレイしてるセックス・テープが流出。ホーガンはそれをサイトに流したゴーカー・メディアをプライバシー侵害、名誉毀損で訴えた。
よくあるセレブとメディアの訴訟だが、その裏には
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N.W.A & EAZY-E:キングス・オブ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.8

イージー・EにフォーカスしたN.W.Aのドキュメンタリー。配信終了間近なんで鑑賞。

自分のイメージだとN.W.Aと言えば先鋭的で攻撃的なリリックで警察の横暴を告発するアイス・キューブと天才的なトラッ
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地獄に堕ちた野郎ども(2015年製作の映画)

3.5

ピストルズ、クラッシュに比べで極めて知名度が低いという煽り文句、全然ピンとこないよ。
だってパンクスは一度はベレー帽かぶるじゃないですか。そしてその時、みんな迷うじゃないですか?ジョニー・ロットン(ピ
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.6

特に配信を導入してからこの時期になるとハッと気づくんだよ。「HDDレコーダーに録画した映画全然観てねぇな」って。録画時間が少なくなってきた。観ていかないとやばいと思いこれをチョイス。

ロバート・レッ
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

どうなるのか気になるよね。王でブラックパンサーのティ・チャラであるチャドウッド・ボーズマンが本当に亡くなって、その後どう展開させるのか?

とてつもなく大きな喪失感からどう立ち直るのか?残された人々の
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燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020年製作の映画)

3.8

"太っても最強!"香港アクション映画界の至宝!最強の驢馬顔🐴!ドンキー・フェイスの憎いやつ、ドニー・イェンさんがデブゴンになった🐷🐉💨

特殊メイクで120キロの肥満体になっても動きのキレが鈍ることな
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新宿タイガー(2019年製作の映画)

3.6

新宿に通勤したことがあったり遊んだりしてた人なら虎🐯のお面つけた派手な服装の新聞配達員を1度は目にしたことがあるであろう。新宿のシンボルとして有名な新宿タイガー🐯さんのドキュメンタリー。

おれが直近
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.4

ヒットした前作から10年後の続編。エマ・ストーンとアイゼンバーグがブレイクしたからスケジュールが取れなくてこれだけ時間が空いたのかな。

前作公開時は空前のゾンビブームでそんな中『ショーン・オブ・ザ・
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ザ・デクラインIII(1998年製作の映画)

5.0

このタイミングで本作のレビューをあげるとなると、数人いるアンダーグラウンド・シーンを追ってるパンクスのフォロワー方はお気づきでしょう。
そう、行ってきましたよ、final conflict Japan
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ジャッカス FOREVER(2022年製作の映画)

4.3

感動した。もう50才前後のメンバー達が20年前と変わらぬバカでお下劣で超デンジャラスなスタントに馬鹿笑いしながら挑む姿を見ただけで胸がいっぱいになった🥺

ロマンスグレーになり老けたジョニー・ノックス
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに観た。衝撃の真相を知った上で観ても、謎の黒幕ガイザー・ソゼの正体が頭脳も度胸もないうえに体に障害がある小物感漂いまくる男だとわかった時の衝撃とカタルシスは色褪せない。
ケヴィン・スペイシーの
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ベルリン・フィルと子どもたち(2004年製作の映画)

3.8

おれは比較的色々なジャンルの音楽を聴く方なんだけど基本的にメタル、パンク系以外はだいだい付き合ってた女性の影響なんだよ。
一般的に男の方が自分の趣味を付き合ってる相手に押し付けがちな傾向がある中、おれ
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サロン・キティ/ナチ女秘密警察 SEX親衛隊(1976年製作の映画)

3.5

アマプラはこういうのを落としてくれるのがいいよな。
なんか文芸っぽい格調を纏いながらどエロいポルノを撮らせたら右に出る者がたぶん、数人しかいないティント・ブラス監督のナチスの高官向け慰安施設で繰り広げ
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テリファー(2016年製作の映画)

3.9

ピエロ🤡がハロウィン🎃に襲ってくるスラッシャー映画と聞いて🤡も🎃も食傷気味なんでスルーしてた。でも、全米で公開された2がスマッシュヒットになっているとのエンタメ系ニュースサイトの記事を見て、ならば観と>>続きを読む

我々の父親(2022年製作の映画)

3.6

不妊治療患者に自分の精子を無断で使用した医師、ドナルド・クラインのドキュメンタリー。
こんなことがあるのかってことに驚き、さらにこれが何の罪ならないことに驚く、驚愕二段構えと勝手にドナルドの子を産まさ
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パンプキンズ(2018年製作の映画)

1.1

季節柄観たくなるよなカボチャ🎃クリーチャー映画。

かぼちゃ🎃に並々ならぬ愛情注いで育ててるおじいさん👴がいるんだよ。「うんうん、皆よく育ったね、わしぁ、嬉しいよ😀」とか畑でメシ食いながらかぼちゃ🎃達
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ラヴレース(2013年製作の映画)

3.6

ポルノ映画の伝説的名作とされる『ディープスロート』の主演女優リンダ・ラヴレースの伝記映画。彼女が著した自叙伝が原作。

90sトラッシュ/サブカル野郎なんでポルノも守備範囲なんで『ディープスロート』は
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