ヘビメタおやじさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.5

2077本目。こういうイヴェント・ムービーは、頭を空っぽにしてお祭りに参加できるかどうかで楽しさが違ってくると思います。前からファミリーへの愛のシリアスさと、アクションの荒唐無稽さの落差になじめない気>>続きを読む

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.0

2076本目。原作既読。しかし、内容わすれています。加賀シリーズは、ガリレオにない魅力があって好きです。「麒麟の翼」はよかった印象があります。加賀シリーズは、感情を抑えた語りがかえって、読み手の感情を>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.5

2075本目。どんでん返しを期待すると肩透かしを食う作品でした。近年のシャマラン作品はワン・アイディアをいかに具体化して見せるかがポイントになっているようです。この作品も老化の恐ろしさをあの手この手で>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

3.5

2074本目。ヒーローになるまでが、マーベル映画としては長いです。ちょっともたつく感じです。病気治癒と人間性喪失という、かなりシビアな葛藤がマーベルとしては珍しく、それを売りにしたかったのかと思います>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

2073本目。賞を取ったことに納得の作品でした。面白かったです。アクション・エンターテインメントではないのに、ワクワクしました。登場人物それぞれの背景とそこから生まれる関係性が、サスペンスフルで長時間>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

4.0

2072本目。ゲームはクリアしています。楽しかったです。今更ながら、ゲームのシナリオの素晴らしさを再確認しました。かなり忠実に映画化されていると思いますが、それだからこその映画として高クオリティーです>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.0

2071本目。正統続編ということですが、時間の経過は否めません。孫で続編といわれてもという感じです。それでも、主人公の女の子は、なかなか魅力的です。探索場面は楽しめました。しかし、田舎という環境の違い>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.5

2070本目。おふざけ全開の演出にはやはりちょっと馴染めません。それでも、最後の種明かしは楽しく見てしまうシリーズです。ただし、今回はターゲットが割と早くに分かってしまいました。どうも、どの物語も内輪>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

2069本目。ストーリーとしては、自分が原因で大切な人を失うなど、両手放しで喜べないところもありました。それでも、シリーズ中一番面白かったです。ヴィランを元の正常な人に戻すという方向が性善説的で、ヒー>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.0

2068本目。気楽に見られて、楽しかったです。やはりバディものは楽しいです。ヒーローものとしての要素を全部上手に閉じ込めた作品だと思います。それだからこそ、すぐ忘れてしまうかもとも思いました。実際、前>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

2067本目。やはりヒーロー映画には、心を躍らせたいです。たとえそれがダークヒーローでも。ところが、残念ながらこのバットマンでは心躍りません。リアルを追求しているので、ガジェットも現実感は素晴らしいの>>続きを読む

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

3.5

2066本目。料理に懸けた思いが伝わってきました。特に、レシピ作りの場面は見ごたえがありました。それに比べると他の流れは密度が低く感じてしまいました。まあ、それはそう作ってあるからでしょうが。戦争の不>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.0

2065本目。マーベル映画もそうですが、このシリーズも恐竜からどう助かるかにハラハラし過ぎて、ストーリーを覚えていないことが多いです。前作も劇場で見ているはずですが、記録も残しておらず、はっきりとは覚>>続きを読む

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

4.0

2064本目。アニメ視聴済み。まずは、配役が素晴らしいです。アニメから抜け出たような感じです、特に、マイキーとドラケン。高校生にしてあるのは無理がなくていいです。ストーリーは原作通りなので、分かってい>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

2.5

2063本目。前半の、日常を侵食する恐怖はなかなかです。特に、妻夫木さんの夫の愛情のなさが、一番のホラーに感じました。誰の心にも少しはある部分だけに、自分を振り返ってしまいました。後半のお祓い場面で、>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

4.0

2062本目。今まで一回も見てきませんでした。なんとなく当時のイケイケの雰囲気を敬遠していたのでしょう。「マーヴェリック」が評判なので、まずは本家からと思い、見ました。ヒットしたことに今更ながら納得し>>続きを読む

STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.0

2061本目。前作もそうでしたが、泣かせようという意図が先にあるシナリオに感じました。タイムマシーンもののサスペンスもなく、事件も必然性が弱くて入り込めません。ただ、映像はとてもきれいで、不快になるシ>>続きを読む

チア・アップ!(2019年製作の映画)

4.0

2060本目。楽しく見ました。ダイアン・キートンは仕事の選び方が上手だと感じました。主演作でハズレの印象がありません。特に、後半のチア練習からの展開がベタではあっても楽しかったです。最後のチアはお見事>>続きを読む

ドアマン(2020年製作の映画)

3.5

2059本目。「ダイ・ハード」から多くの作品が産み出されてきた、敵陣に一人取り残されるパターンです。まあ、設定がそもそもサスペンスフルなので、まるっきりハズレの作品は少ないです。この作品も、それなりに>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.5

2058本目。結構サスペンスがあって、ハラハラしました。そこはよいのですが、主人公の状況が悲惨過ぎるのと、起こる事件が陰惨過ぎるのと、活躍する人が死に過ぎるのが辛いです。もう少し楽な気持ちでハラハラし>>続きを読む

アオラレ(2020年製作の映画)

3.0

2057本目。こういうサイコものは、関係ない人が死んでいくので見るのが辛いです。ラッセル・クロウの怪演のせいでなおさらでした。どうしてそんなに半径が増えてしまったのか、グラデュエーターを知っているだけ>>続きを読む

ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer(2000年製作の映画)

3.0

2056本。テレビドラマは見ていません。このシリーズ以外の堤作品は、テレビを含めてほとんど見ています。「スペック」の前シリーズということは知っていましたので、同じオフビートのテイストを楽しめました。「>>続きを読む

アリス&ピーター・パン はじまりの物語(2020年製作の映画)

2.5

2055本目。期待していたのと違いすぎました。換骨奪胎で、アリスとピーター・パンがクロスオーバーしたハイパーファンタジーを期待したのですが、うんとリアルに振った内容でした。ストーリーも途中から重苦しく>>続きを読む

ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

2.5

2054本目。設定も「戦国自衛隊」以来何度も使われたタイムスリップものですが、ストーリーもあまり魅力的ではありません。青春群像劇ですが、仲間を思う気持ちがほとんど台詞で説明されるので入り込めません。部>>続きを読む

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.0

2053本目。予想以上に面白かったです。ロジャースさんの、静かな思いやりがなんとも心にしみます。彼との触れ合いによって、自分の本当に求めているものに気づいていく主人公の変化もじんわりと心に来ます。役者>>続きを読む

こえをきかせて(2019年製作の映画)

2.5

2052本目。エロコメディとは知らずに視聴しました。テレパシーで二人だけが話し合える設定が、そういう作品としては面白かったです。俳優さんたちの演技もしっかりしているので、途中で見る気が萎えることもあり>>続きを読む

スコア(2001年製作の映画)

4.0

2051本目。市税局の地下倉庫のお宝を狙う話です。ちょっとあっさりしていますが、こういう緻密な犯罪ものが好物なので、「スコア」だけに高めのスコアにしました。役者は申し分もありません。モントリオールとい>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

1.5

2050本目。青春映画に外れはないという持論が崩れました。高校生の映画作成を高校生が撮影したという印象です。シナリオがひどいので、きちんとした作品では気にならない、若者の演技の下手さが際立ちます。久し>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

4.0

2049本目。アクションのスピードが素晴らしいです。ストーリーの捻りも利いていて、飽きさせません。ただ、前作に比べて佐藤の世の中とのずれがあまり描かれず、それにともなってコメディの要素が減ってしまった>>続きを読む

ホット・ロック(1971年製作の映画)

3.5

2048本目。ロバート・レッドフォードさんがいい男です。難攻不落の獲物を知恵と計略で手に入れる、よくある盗賊チームものと違って、上手くいったかと思いきや失敗し、何度もお宝を追いかけて危険を冒すところが>>続きを読む

パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.0

2047本日。落ち着いた雰囲気で、ゆったり見られました。私の好みとしては、もっとドラマが欲しいと感じました。それでも、日常のエピソードを上手に切り取って、恋の不確かなもどかしさをよく描いています。女優>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

4.0

2046本目。期待していなかった分、楽しめました。暴漢に襲われ、妻を殺され、全身麻痺になったカーメカニックが、脊髄にAIチップを埋められ復活、事件の犯人を追うという話です。AIとのコンビが変則バディも>>続きを読む

アイズ(2015年製作の映画)

2.0

2045本目。前半はけっこうどうなる?という期待がありました。しかし、いかんせん、母親の態度が不快で集中できませんでした。男子俳優の演技力も難ありで、入り込めない一因でした。そして、広がった謎は、どう>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.5

2044本目。いやー、ここまで面白いとは思っていませんでした。まず、テレビシリーズの世界をしらけることなく、よくここまでリアリティーをもたせて脚本化したと感心します。そして、ウルトラマンが美しいです。>>続きを読む

バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

2.5

2043本目。浮気と離婚のゴタゴタが犯罪を産み、それによってCIAが振り回されるという話です。ブラック・ユーモアは全編を通して感じらましたが、台詞にもう少し欲しいと思いました。素晴らしい役者を揃えてい>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

4.0

2042本目。原作未読です。普段、ラブコメディ以外あまり恋愛映画は見ないのですが、いい映画でした。青春とは違う、落ち着きがいいです。主演の二人が素晴らしいのはもちろんのこと、海外ロケがこれだけ自然な感>>続きを読む