ヘビメタおやじさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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山猫は眠らない2 狙撃手の掟(2002年製作の映画)

3.5

2006本目。渋、渋です。ストーリー、役者、全てが渋くて、落ち着いて見られます。エンターテインメントとしては良くできています。爆発だけがやけに派手で、ちょっと全体の雰囲気に合わない気もしました。ラスト>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.5

2005本目。原作既読です。ゾンビと本格推理の融合と話題になった原作です。映像化すると、ゾンビ、推理、どっち付かず印象になってしまったようです。文章では、ゾンビが密室の要件になっているところが面白かっ>>続きを読む

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.0

2004本目。赤ちゃんが主人公の話は結構多いのですが、設定が面白いです。ストーリーは目新しいものではないですが、挟まるギャグは楽しいです。エルビスのくだりや、ときどき赤ちゃんに返ってしまうところなど笑>>続きを読む

氷菓(2017年製作の映画)

4.0

2003本目。原作既読です。原作がよくて、それを丁寧に映画にすればいいものが出来るのだと思いました。ストーリーは動きの派手なものではないのですが、演出がいい働きをしています。そのため、真相究明に向かう>>続きを読む

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.5

2002本目。思っていたよりも面白かったです。設定は小説「私を離さないで」をエンターテインメントにした感じですが、脱出のための子供たちの知恵と駆け引きが楽しめました。ただし、そこまで求めてはいけないの>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

2.5

2001本目。やはり福田作品は自由さが大切なんだと思いました。新解釈とありますが、どうしても「三國志」には拘束される訳です。確かに、台詞と演技は福田テイストですが、ストーリーとの絡みの中での面白さが発>>続きを読む

LEGO(R)バットマン:ザ・ムービー ヒーロー大集合(2013年製作の映画)

3.5

2000本目。映像が美しいです。それでいて、レゴならではのかわいらしさがあります。子供向けではあるのでしょうが、細かい部分まで良くできています。特に、バットマンのスーパーマンに対する複雑な心情などが、>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

1999本目。格差社会といわれて何年たつのでしょうか。全世界そうなのかもしれませんが、お隣の国も我が国と同じだということですね。ちょっと遅れての鑑賞ですが、話題になったのがよくわかりました。「金持ち喧>>続きを読む

架空OL日記(2020年製作の映画)

3.5

1998本目。軽く見られるものを、と思い、全く期待せずというよりも大したことないと思って見ました。うれしい意味で期待を裏切られました。声をあげて笑うことはないのですが、目は離せなくなりました。日常のあ>>続きを読む

ビルとテッドの地獄旅行(1991年製作の映画)

3.5

1997本目。おバカもこのくらい徹底していると、なかなか見られます。ロック映画ということですが、もっと音楽がフューチャーされてもよいかなと感じました。若いキアヌさんが溌剌と演技している姿が輝いています>>続きを読む

午前0時、キスしに来てよ(2019年製作の映画)

3.0

1996本目。トップ・スターと一般人との恋愛、それも女子高生という話です。ありがちな設定で、ありがちな展開になります。目新しいことはないのですが、青春映画は若者たちを見ているだけでうれしくなるものです>>続きを読む

ブラック校則(2019年製作の映画)

3.0

1995本目。「ブラック校則」のタイトルですが、とんでもない校則に生徒が立ち向かう話ではありませんでした。校則の理不尽な運用からクラスメイトを救う話でした。社会的なメッセージはなく、青春ど真ん中の映画>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019年製作の映画)

3.0

1994本目。それほどたくさん見ているわけではありませんが、劇場版は、まあ、相変わらずの展開です。どうしても、冒険のストーリーを追い、家族愛のテーマを盛り込むためにギャグが薄くなる印象です。それでも、>>続きを読む

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.0

1993本目。えぇ、そんな後半生だったんだ、という驚きが一番の印象です。そこに焦点を当てたところがポイントでしょう。子役俳優の悲劇をよく描いています。子役でのスターダムが半端ないので悲劇もましましだっ>>続きを読む

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

2.0

1992本目。原作未読。これはひどいです。トンカツ屋の主人公がDJを目指すコメディですが、コメディ・センスが無さすぎです。登場人物にも魅力が無いし、何よりシナリオがひどくて台詞が全く冴えません。演出も>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.0

1991本目。お気楽に見られるゾンビコメディです。ストーリーは大したことありませんが、相変わらず4人の関係が面白いです。その中で語られるオフビートな会話がおかしいです。風景やゾンビの映像には手を抜かず>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.0

1900本目。時間がたっても、この世界観は生きていると感じました。主演を変えずに作ったところが素晴らしいと思います。二人の存在感が年を経ても「マトリックス」でした。アクションもこれ見よがしでない分楽し>>続きを読む

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.5

1899本目。内容を聞いた時点で、全く期待していませんでした。しかし、最後まで見られる作品になっていたことに驚きました。反抗期の娘への嫌がらせのために、キャラ弁を三年間作り続けるシングルマザーの話なの>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.0

1898本目。原作既読です。原作がコンクール参加者の事情とそれに伴う内面という映像化しにくい部分で作品のダイナミズムを支えていたので、映像では音楽コンクールという動きの少ないテーマで原作世界を十分表現>>続きを読む

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

2.5

1897本目。映像、色彩、台詞、演出、音楽、全てにわたって、「うるさい」という印象の作品でした。ストーリーはないに等しく、殺し屋というフリークの陳列という感じです。その世界観も説得力がなく、入り込めま>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

1896本目。こういう異種共感系の作品のストーリーは、「E.T.」の亜流になるという宿命を背負っていると思います。出会う、惹かれ合う、公的機関の対象になる、逃がすというパターンです。それにしても、これ>>続きを読む

仮面病棟(2020年製作の映画)

3.5

1895本目。シチュエーションがかなり特殊なので、作品に入り込みにくい気がしました。それでも、ミスディレクションはなかなかのもので、途中まではすっかり騙されました。ただし、ドラマが弱いのか、登場人物に>>続きを読む

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.5

1894本目。この年になると、若い人が無残に死んでしまうのは、たとえフィクションでも辛いです。そこからの復讐なので、どこにも行けない感がありすぎます。まして、主人公がおじいさんだからなおさらでした。ラ>>続きを読む

ネバーセイ・ネバーアゲイン(1983年製作の映画)

3.0

1893本目。やはり、あのテーマ曲からスタートしないのは拍子抜けです。コネリーさんは頑張っていますが、シナリオが残念で、アクションはダラダラ、ユーモアは自虐ネタだけ笑える程度です。敵も不気味さが足りな>>続きを読む

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.5

1892本目。こんなにシンプルな絵なのに、という思いです。面白さ、楽しさは画像の素晴らしさとは別のところにあると思わせられる作品です。シンプル イズ ベスト を具現化していると思います。台詞がないこと>>続きを読む

フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)

4.0

1891本目。期待せずに見て、儲けた感じです。面白かったです。映像がよかったです。中世の街の美しさも素晴らしいですし、特に、十字軍の戦闘場面はリアルでありながら、エンターテインメントらしさがあってハラ>>続きを読む

エターナルズ(2021年製作の映画)

4.0

1890本目。面白くないのではないのですが、長いです。アヴェンジャーズはそれぞれの作品があり、集合する形でした。それに比べ、初めから10人のヒーローでは、さすがに一人一人は薄まります。それでも面白く見>>続きを読む

今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.5

1889本目。ドラマは見ていません。暴力と威圧のツッパリ文化を、笑って見過ごせるかどうかで価値の変わる作品だと思います。ツッパリによって嫌だったり怖かったりする経験をした人には喜べないかもしれません。>>続きを読む

ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

3.5

1888本目。少年以外は全てCGという触れ込みです。映像は美しいのですが、CG慣れした目にはそれほど大きな感動はありません。ストーリーはシンプルですが、結構面白かったです。「ライオン・キング」のような>>続きを読む

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.5

1887本目。やはり絵がきれいです。親の代にさかのぼる因縁めいたストーリーもなかなかでした。しかし、エルサはやはり女王でしょう。アナはそこに立たないからこそ、魅力があったのだと思います。

007/消されたライセンス(1989年製作の映画)

3.0

1886本目。復讐のため、命令に背きライセンスを取り消されるボンドです。ティモシーボンドは、シリアスとにやけのバランスが気に入っていたのですが、これは復讐ということでにやけた部分が弱いです。南米が舞台>>続きを読む

ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)

4.0

1885本目。ゴジラ映画の中ではかなりエキセントリックな作品です。核兵器への警鐘から生まれたゴジラを考えると、公害への警鐘から生まれたヘドラはゴジラ精神に戻ったと言えるかもしれません。怪獣同士の戦いに>>続きを読む

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.0

1884本目。原作未読ですが、どうも伊坂作品はピンときません。始まりは謎めいているのですが、謎が判明してもあまり心躍りません。入れ替わりには、もっと驚きたかったのですが。そして、事件の真相はあまりに悲>>続きを読む

弱虫ペダル(2020年製作の映画)

3.5

1883本目。やはり青春ものはいいですね。原作・アニメ共に見ていません。映画館で見るかと言われると、ちょっと困りますが、楽しく見ました。自転車ロードレースの魅力は十分伝わってくる脚本はいいです。ところ>>続きを読む

山猫は眠らない(1993年製作の映画)

3.5

1882本目。B級感たっぷりなんですが、楽しめました。主人公があまり魅力的ではないのが残念ですが、そこが却ってリアリティーがある気がします。演出の臭さには目をつぶって、狙い・狙われるスリルをそれほど切>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

1881本目。ついにダニエル・クレイグ版ボンドの最後です。以前のシリーズにない人間味とシリアスさを強調した重厚なシリーズでした。時代を反映してか、ボンドの色男ぶりは鳴りをひそめ、家庭人ボンドが垣間見え>>続きを読む