KAZUさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

バンカー77(原題)(2016年製作の映画)

3.6

Surfing is not social sport” 「サーフィンは社会とはつるまない」

進歩的で革新的なサーフィンスタイルをもつ一方で、ドラッグ、アルコール、女とまるで70年代ロックスターのよ
>>続きを読む

ブレインデッド(1992年製作の映画)

3.9

初見の時はフィルマ仲間と酔っ払いながら観てたので内容は右から左状態でしたが、改めて鑑賞したら最高やないか!
血糊量では恐らく唯一無二!ここまでやり切ったら、もはや美しい!

ラットモンキーという亜種に
>>続きを読む

バスキア(1996年製作の映画)

3.7

バスキア展に合わせて鑑賞しました〜。
https://macg.roppongihills.com/jp/exhibitions/basquiat/

貧民街(ghetto)で生まれ育ち、ドラッグに明
>>続きを読む

さらば青春の光(1979年製作の映画)

4.0

音楽、ファッションが若者のすべてだった時代...

10代の頃から繰り返し鑑賞した思入れのある作品。40年ぶりのスクリーン帰還って事で、英国初青春映画の金字塔である今作をうん十年振りに観てきました!🇬
>>続きを読む

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.1

クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト三部作』の最終章。何度も劇場に足を運んだほど当時はまった作品。

前作で自ら「犯罪者」の汚名を被りゴッサムシティの秩序を保ち、闇に消えたバットマン。その闇に
>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.0

ジョーカーの誕生秘話の後は、バットマン誕生秘話を🦇🦇

改めて見直すとやはり「ダークナイト」「ジョーカー」と比較するとクオリティーは低い。商業的に苦戦したのも分かるが、過小評価されている気もする。ブル
>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

「TAXI DRIVER」のトラヴィスとアーサーを重ね合わせました。や、作品全体のノスタルジックな色味やマンハッタン(ゴッサムシティ)のクラシカルな街並みも。反体制の若者の心情を映すあたりは、アメリ>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.6

「勧善懲悪」

善事を勧め、悪事を懲らすこと。特に、小説・芝居などで、善玉が最後には栄え、悪玉は滅びるという筋書きによって示される、道徳的な見解にいう。

自らの正義で荒廃したゴッサムシティを護る守護
>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

「笑いと狂気」それは表裏一体...

2019年の目玉映画「JOKER」は今作品に影響を受けている事を公言している。主人公パプキン(デニーロ)とジョーカー(ホアキンフェニックス)がかぶる。

脚本が見
>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

冤罪により投獄された元エリート銀行マン。そこで待ち受けるのは、腐敗した刑務所と暴力の日々だった....

シネフィルと言わずとも、映画好きを称するフィルマーさん達なら必ずや通る名作。恥ずかしながら、初
>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

4.0

新作が出る度に観てる気がするが、やはりSWは特別。MARVELにおされ、興行の苦戦を予想されているが、これを超える壮大なシリーズはやはり無いなと...当然、40年前の作品なのでリアルタイムではないが、>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

伝説の殺し屋の復活劇。

新作の世界的盛り上がりに合わせて初鑑賞!噂に違わぬスタイリッシュなガンアクション!これは、男子が燃える(萌える)作品です。しかーーーし。作品冒頭からパートナーの死、「私の代わ
>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.1

リンクレイター監督の「デイズド&コンフューズド」に並びティーンの1日を描いた傑作。両作とも大好きだ。

スクールカーストとは誰もが通る特有の学校社会。そこから様々な人間関係や他者の関わり方を経験するが
>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.4

パンク×カルト×宇宙

70s Punkの世界観にカルトやら宇宙やらエルファニングやらで置いてきぼり確定のシュールなラブコメ。

イギリスの街並みはかわいいし、英国訛りを耳にするだけでいいなぁーって心
>>続きを読む

バトル・ロワイアル 特別篇(2001年製作の映画)

3.5

心が荒んでいたのか深夜12時から鑑賞。
仮想政府による「子供たちの殺し合い」の強要ですから。迫る死を前に、人間の本性が露になる...それも子供たちが。
タランティーノ監督も00年代のベストワンと絶賛す
>>続きを読む

呪怨(2002年製作の映画)

3.1

真夏の深夜に寝付けずに鑑賞。

設定はやはり怖かったですが、基本耐性ついてるのでビビることはなかったです。

歯ぎしりみたいな音、なんなアレ。

ズートピア(2016年製作の映画)

3.9

アメリカ社会の縮図🇺🇸
多様性をテーマにしてるのがよく分かりますが、キャロットのスピーチの内容が白人の潜在的差別意識や欺瞞を暗に説いており、社会性が高い作品です。それでいて、大人から子供まで楽しめる脚
>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

3.5

アニメと言えど、ヴィランがしょうもない感が否めない。敵(主人公)の開発したもんパクっとるだけやないか。ベイマックス君よりマシュマロマンの方がかわいい。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

はじめに...😠😠
上映時間2時間強ほぼ、スマホながら鑑賞していたゴミみたいな外人カップルさん。あなたたちのお陰でラスト15分、ブラピに我が身を置き換えて鑑賞する事ができました!ε==͟͟͞͞(「 ˙
>>続きを読む

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

3.9

治療にはユーモアとスマイル(笑い)が重要と説く、実在する医師をロビンウィリアムズが熱演。ロビンの代表作ですね!常にユーモアを忘れない役柄が合っているなと。

鬱を患い自殺癖を繰り返す役柄が皮肉にも本人
>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.2

盲目の退役軍人、フランク(アルパチーノ)と名門校に通うチャーリー(クリスオドネル)の心の交流を描いた名作。

偏屈で過去の名誉にすがり、誰にも心を開かない盲目のフランクにアルバイトヘルパーとして付きそ
>>続きを読む

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.0

アメリカ 時代が変わる時〜@早稲田松竹
ディア・ハンター×ラスト・ワルツ併映

1978年に生まれた両作。
ベトナム戦争を舞台にした戦争映画ではありますが、主題は「友情」や「仲間」。故郷を離れ戦地へ赴
>>続きを読む

ラスト・ワルツ(1978年製作の映画)

-

アメリカ 時代が変わる時〜@早稲田松竹
ディア・ハンター×ラスト・ワルツ併映

ディア・ハンターと時を同じく、ベトナム戦争直後のアメリカで上映。

60~70年代のアメリカのロックを語る上で必ず耳にす
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 完全版(1984年製作の映画)

3.9

タランティーノ監督のオールタイムベストにも挙げられる「ワンス・アポン・ア・タイム三部作」のひとつを、タランティーノ新作(ワンス・アポン・ア・タイム・ハリウッド)前に鑑賞!

イタリアが誇る巨匠 セルジ
>>続きを読む

(1963年製作の映画)

3.9

フィルマのWikipediaのリンク先が「鳥類」でいろんな鳥の生態系が見れます。

そんな、ほっこりはさておき...

言わずもがなヒッチコックの名作であり、生物系パニックの頂点であり原点でもある作品
>>続きを読む

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

3.9

おそらく、DCもMARVELもこんな不気味でフェチズムに満ちたアメコミ映画は一生撮らないと思う。もはや、バットマンはヒーローどころか脇役すらある。そのぐらい、ペンギン、キャットウーマンの二人の存在感に>>続きを読む

ジプシーのとき(1989年製作の映画)

3.7

エミール・クスリトリッツァ特集@早稲田松竹
アンダーグラウンド×ジプシーのとき併映

ジプシーに生まれ、貧しいながらも愛を育み生まれ育った境遇を受け入れ必死に生き抜き、犯罪などに手を染めながら成り上が
>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.2

エミール・クスリトリッツァ特集@早稲田松竹
アンダーグラウンド×ジプシーのとき 併映

いろいろ映画を観てきましたが、今作ほど桁外れなエネルギーに満ちた作品は数少ない。まさに、狂騒・狂態・溢れんばかり
>>続きを読む

サスペリア(1977年製作の映画)

3.9

本家「サスペリア」ようやく鑑賞!
ずっと見たかったのですが、どうしても映画館で「体験」したかったのです。あの不穏なサウンドをテレビのスピーカーじゃダメだろって思い、立川の「極音上映」を待ち続けました!
>>続きを読む

ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

4.1

自分が10代の頃の90年代は見渡せばヒップホップ的なスタイルがもてはやされ、駅前はアメリカンギャングを模したような輩がたむろしていた。所謂、カラーギャングやチーマーと言われる族だ。(嫌悪していましたが>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.7

肥えたブリジットがますます面倒くさい女に成長していて安心。ブリジットはこうでなくちゃなぁーと楽しめた。

程度の差あれ、やっぱ女の子は感情で生きてるんだなぁと、過去の苦い記憶を思い出しました笑

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.7

この頃のレニーはかわいい!

普通にモテる要素あるのに、自虐的にイタイアラサー女子役がハマって一世風靡した作品ですね。前に見てレビュー忘れてました。ヒューグラントにコリンファースと英国産紳士🇬🇧に萌え
>>続きを読む

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.9

真夏の夜にぴったり??

劇場未公開、B級ホラーの名作。初見はシネマカリテのワンコイン企画。あまりに面白かったので、DVD購入!

13日の金曜日ミーツバックトゥザフューチャー!クソダサい演出の中にグ
>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

3.6

アラジンのストーリーは知らなかったのですが、高評価とお誘いがあったので駆け込み鑑賞してきました!

噂どおりのウィル・スミスのハマり役感。作品にリズムとテンポの良さを生んでましたね。とても観やすい。監
>>続きを読む

デンジャラス・デイズ/メイキング・オブ・ブレードランナー(2007年製作の映画)

-

ブレードランナーのメイキング。

『地獄の黙示録』同様撮影現場はまさに戦場だったのですね。監督の徹底した拘りと打ち込む姿は鬼気迫るものを感じました。出演者、関わった人たちのインタビューでも、相当過酷な
>>続きを読む

ANIMA(2019年製作の映画)

-

『超私的音楽映画特集2019夏⑫』

生トム・ヨークを見逃してしまった今年のフジロック。うーん残念(ケミカルは神でした)。そして、Netflix発のこの作品!【ポール・トーマス・アンダーソン×トム・ヨ
>>続きを読む