KeiRalphさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

KeiRalph

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EXIT(2019年製作の映画)

3.7

家族愛!ドローン!スマホ!人為的災害はこの3要素で何とかなる!という映画。

日本人的には、かつての地下鉄毒ガス事件を思い出さざるを得ませんが、本作で起こったそれは明らかに目み見える煙。それを避けるた
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.7

オープニングから景気の良い人体破壊描写!これは期待できる!

と、思ってたら後はコメディ的シーン(しかもエルビスネタ)が結構続いていき、大丈夫かこれ?目の前の座席のカップルは完全に飽きてるよ?と思わせ
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i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

4.2

ねじ曲がりすぎた安倍政権と、官房大臣としての役割を何ひとつになっていない菅に対し、真っ当に異議を唱え続ける東京新聞望月記者のドキュメンタリー。作家の意図としてレンズを通して表現される時点でノンフィクシ>>続きを読む

ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.2

やりやがったな!ジェームズ・ガン(ネガティブな意味で)!

トロマの出世頭ことジェームズ・ガンが、ツィッターのオイタにキツイお灸を据えられ、ディズニーからGOG監督の梯子を外された時…の前後は分かりま
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.8

見終わった直後の感想は、「え?これT2のトレースじゃねえ?」でした!

当時としてはド最新だったアクションやCG演出は、90年代ハリウッド映画のニュージェネレーション目白押し。それを証拠に、ターミネー
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.2

現行で今年見た邦画では私的ベストの一本。そもそも白石監督の演出が好きという部分もありますし、「凪待ち」を見逃したという不覚もありますが、茨城県というロケーションのいなたい感じ、タクシー会社兼自宅の複雑>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.0

この歳になってギャスパー・ノエ初体験。噂には聞いてましたが、噂に違わぬ独創的にも程がある演出の数々、考えるな、感じろな映画なのだなと理解しつつも、前半のキレッキレダンスシーンからの、後半からのカオスに>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.7

ルーザーズとペニーワイズの恐怖の同窓会in例の場所!リア充避けする為に、わざわざ500円無駄に払って飛び出さないIMAXの席を確保したにも関わらず、両サイドに鬱陶し…失礼、初々しいカップルに挟まれた中>>続きを読む

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

3.5

シネコン内のそこそこ大きめの劇場に、数える程のおっさん達。この映画の需要を端的に表現する光景で開始。

思えば、多分ロシア映画は初めて。とはいえ、ハリウッドから雇われたスタッフが多いらしく、思ったほど
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.8

原作未読。小説を知る人からは人物描写が足りないとのご意見多数ですが、私は違和感無く見る事が出来ました。

世界的なピアニストを輩出するコンクールの予選から決勝までの、主に4人の出場者の人生も合わせた物
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.1

麻薬犬の如く、超人的な嗅覚を活かしてフェリー乗り場で税関を勤めるビジュアル的にも超人感溢れる女性。いや、違和感を察してはいけない、これは超人的スペックはあれど、ごく普通に生きたい女性がごく普通に頑張る>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.8

今から10年ほど前に、インドのムンバイで発生した無差別テロ、そのうち「ホテル・タージマハル」での従業員たちの決死の救出の実話を映画化。同じくイスラム系テロ事件の実話映画化といえば「15時17分、パリ行>>続きを読む

毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.9

原版となるトー先生の「ドラッグ・ウォー 毒戦」は、公開当時にも見たんですが、本作見るまで内容全く憶えておらず。タイトルで大体麻薬取締の映画だった事は流石に解ってましたが。

という事で本編開始。中盤以
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帰れない二人(2018年製作の映画)

3.7

邦題の「帰れない二人」は、井上陽水の歌とは何の関係も無かった。

2006年くらいから足掛け12年くらいの時間が経過するんですが、出演する役者の皆さんがちゃんと経年変化しているのが凄い。まさか本当にリ
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.0

チャプター2のストーリーをそのまま継続する本作、私が悪いんですが、前もってブルーレイ見直しておこうと思ったのが見損ねた!ぼんやりとした記憶からの導入でしたが、ストーリーはもうどうでもいいや!と思わせる>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

DC、いやアメコミ界最狂にして最高のヴィラン、ジョーカー誕生までの軌跡を描いた本作、いうたら、バルタン星人で一本の映画を作るようなもんだと考えたら、何というキャラ立ち。公開初日の劇場もほぼ満席でした。>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

通常2D上映なのに、IMAXとか4DXで見たかのような3D感。勇気とか元気を分けてもらったなんて軽い気持ちで感想述べたら、宮本から胸ぐら掴んで怒鳴られそう。

物語はドラマ版からの続きなので、ある程度
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惡の華(2019年製作の映画)

4.0

押見修造は現在連載中「血の轍」から真剣に読み始めております。見てはいけないものを見せられている作風と、共感してはいけないが、誰しもが持ち合わせる後ろめたさを認識させられる作風に魅せられておりました。本>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.6

リアルに星になった父ちゃんを探す沈着冷静な息子の物語。

2001年宇宙の旅から始まるスペースオペラとは違うリアルスペースものは、ゼロ・グラビティを機とするCG表現の進化により、宇宙体験がより現実的な
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ドッグマン(2018年製作の映画)

3.8

ドッグマンはダブルミーニングだったのだ!と見終えてわかる映画。アル・パチーノの水分を8割くらい抜いたみたいな風貌の、犬サロンを営むマルチェロと、リングスオランダのウィリー・ピータースを更に凶悪にした感>>続きを読む

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

-

思い出すだけでも辛い悲劇以降、個人的には初となる京アニ作品の劇場鑑賞。OPで「kyoto animation」ロゴが出るだけで込み上げてくるものがある。

TVシリーズ初見からこの作品の世界観、キャラ
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アス(2019年製作の映画)

3.4

ブラック・パンサーでも一際目立ってたルピタ・ニョンゴが本作でも八面六臂の大活躍!にしても恐るべきキリングスキル…いやいや、いくらなんでもやり過ぎでは…?ああ、なるほど…という映画でした!

冒頭に何と
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フリーソロ(2018年製作の映画)

3.9

誰が言ったかまでは知らずとも、そこに山があるからだ、という有名な言葉は知ってますが、そこに崖があるから命綱無しで登ってます、という人もいるのだな…

フリーソロというクライミングらしいですが、狂気の沙
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.6

2019年、否ハリウッド映画最高のフィクション映画!そしてジョン・ウイックの双璧をなす最高の犬映画!

鑑賞前はとにかく、シャロン・テート事件の事を知っておくべき、と念を押されていた理由がよーく分かり
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守護教師(2018年製作の映画)

3.6

午前中に見た「存在のない子供たち」でどうにもならない位良心回路を破壊されたので、分かり易すぎる勧善懲悪モノで精神の安定を図りました。結果安定に成功!

マ・ドンソクの一挙手一投足を毎作見届ける事がほぼ
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.3

盆休み映画に見るには、あまりに胃にキリキリくる映画。見終わって映画館出たら、街中に溢れてるタピオカ屋で長蛇の列なしてるこの国はとことん平和ボケしてるな、とか上から目線になっちゃうわ。

中東の貧民層で
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.6

スマート家電的バディ人形に生まれ変わったチャッキーなりの、やや行き過ぎた善業映画でした。

トイストーリー4のウッディと同じく、おもちゃとしての役割を果たすごとく、持ち主に全力で尽くす動機は全く同じで
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.9

今年の韓国映画打点高い!今作も超面白かった。実話の中身が中身だけに、何作ってもドラマチックになるから、南北関係が続く限り永久にネタ尽きないのでは…いやいや、統一が一番です!

何より、主演の韓国側スパ
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アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲(2017年製作の映画)

2.0

話の筋を理解しようと頑張ったつもりでしたが、興味の湧かない事を延々と続けられるうち、激しく睡魔に襲われ…これまでの鑑賞歴でも無類の寝落ち率でした。

なので、不当な評価ではあります。寝ずに観てちゃんと
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

これ…オトナ向けの針振り切りすぎじゃないですか?劇場内はほぼ親子連れでしたが、子供たち終始静まり返ってましたが。まあ、飽きてざわつく事もほぼなかったので、つまらない訳でもなさそうでしたが。

冒頭、9
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

何より、この選挙という国民がこれまでの政策に真価を問う期間に上映された事を評価せねばならない。

劇中に起こるスキャンダルは何処かで見たり聞いたりした事ばかり。国民全てが違和感しか感じていない事まで全
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.1

トランスジェンダーという不安や葛藤、背徳感を、バレエという女性の究極の美を求める世界に自ら投じ、やがて男性である事実に抗えない事に気づかされ、象徴を自らで「断つ」ことで、さらにはアイデンティティを得る>>続きを読む

無双の鉄拳(2018年製作の映画)

3.7

マ・ドンソク祭り第2弾、攫われた嫁はんを秘めたる拳で取り戻せ!

という感じで、それ以外お伝えする情報が不要なほどの、どシンプルな映画です!遅い時間の上映回だからかは知らないですが、客入りもシンプル極
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.8

第1章が素晴らしすぎて、三人の使者の前世の秘密も明らかになる伏線張られ、更には我らがマ!マが登場するとなればそりゃもう、マだけに公開時期に間が無くても行かせていただきやす!と喜び勇んで劇場へ。

本編
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.1

トニー・スターク亡き後のアベンジャーズ第二章のプロローグ。滑り出し快調ですね。

MCUレビュー定番のネタバレなしで印象のみ報告ですが、リスタート第一弾がスパイダーマンであるという時点で成功も約束され
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パピヨン(2017年製作の映画)

3.6

73年版をいつ観たのか思い出せないですが、今回のリブート版を観ながら、こんなシーンあったなぁ…と思い出す事しきり。という事は、73年版のインパクトが強いという事なのか。まそりゃそうか。

旧作はマック
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