KeiRalphさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

KeiRalph

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コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

3.8

腐っとるな!ルーマニア!

日本もこんな風にならん様に…え?マスコミも見て見ぬふりしてるから明るみになってないだけ?

そう考えたら、まだこうして毅然と国に対してもの言うマスコミが存在してるだけでもマ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

ダニエルクレイグ版ボンドがこれを持って完結。とはいえ特別な感情もない私。映画ファン、007ファンの方の風上にも置けないですが、私が幼い頃から続くシリーズで、もはや興味を持つ必然性もない位支持されており>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.9

たしかに、天秤だった。

「ドキュメンタリーは嘘をつく」とは森達也氏の著書名ですが、作り手側の作為によって、主義や主張はどちら側にも委ねられる訳で。

そんなドキュメンタリー作家が、自ら作り出した作品
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アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

3.8

 事実に基づく物語系。にしても、そんなに古くないごく最近の話。しかも、アウシュビッツのような非人道的行為。25年も経ってようやくこの事実を把握した自分を恥じる。

 ボスニア内戦により市街地を追われる
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空白(2021年製作の映画)

4.2

 吉田恵輔お馴染みの「憎みきれないロクデナシ」映画に新たな系譜!

 古田新太を劇場のスクリーンで見たのはこれが初めてかもしれません。とにかく漁師姿が似合いすぎ。そしてあらゆる場面でパワハラぶりを炸裂
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.2

本作の前に「シャン・チー」鑑賞したので、半端なアクションだったら嫌だなぁ…と思ったけど、すいません!杞憂でした!この2人の今後が見たいので、続編希望します!

いうても私親世代ですので、2人のモラトリ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

「テン・リングス」って、前田日明の団体とはなんの関係もなかった(あたり前田)

ほぼアジア系キャスティングでハリウッド大作が作られる時代が遂にやって来ました。世界的な価値観が大きく変動している事もあり
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.9

酒は飲んでも飲まれるな

ポスターアートみたら、やたら多幸感溢れる酒飲み映画なのかと勘違いしますが、メインは殆ど酒でやらかしてる内容ですので、ご安心ください!

高校生から酒が飲める国、デンマーク。な
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

昨今の任侠斜陽時代を反映する内容ではなく、些か全時代的な内容…いや、設定が平成になって数年の頃の話だからそれで良いんですが、もはや、色んな意味でリアルタイムでヤクザものを見る事はできないのだな、と改め>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.4

村上春樹の原作なので、元からイイんでしょう(かような訳で、当然原作未見…すいやせん)けど、全体的にはオフビートなので、間違いなく徹夜明けに観たらアカン映画だと思いますが、キャストやロケーション、そして>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.9

開幕間も無く、シャマランからのメッセージ。かろうじてでも、映画館で映画を観ることが出来ている状況にひとまず感謝。

そんなシャマラン、今回も作中に登場。しチョイ役ではなく、結構重要な役割。タランティー
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.8

なんか評価低いですが、私はよかったです。尺的に丁度良かったから。前作の細かい所まで覚えておらず、娘が何でいるのかがちゃんと把握できてなかったんですが、その分中盤以降の展開が予想出来なくてかえって良かっ>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.3

ジェームズ・ガンのもはや戻る場所が無い(当時)背水の陣的状況と、ワーナー&DCの「YOUやっちゃいなよ」的フトコロが見事にマッチアップした憂さ晴らし全開映画。これで現版を真摯な姿勢で作ったデビッド・エ>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.2

開始から「トゥルーマン・ショー」 みたいなもんかな…とたかを括ってましたが、中盤から後半進むにつれ、一気に面白さが倍加速!ラストはレディプレイヤー1を見た時と同じく、いやそれ以上の興奮を覚えました!>>続きを読む

アウシュヴィッツ・レポート(2020年製作の映画)

3.6

この作品を皮切りに、同タイミングでアウシュビッツものが続きますね。広島・長崎の原爆同様、忘れてはいけない負の遺産だと思います。

海外ドキュメンタリーなどで見た、ゾンダーコマンドが密かにユダヤ虐殺の真
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.4

良かった!

と、私を含めた男性は手放しに言える映画ではない…と自責の念に駆られます〜。

などと、映画見た瞬間だけ反省する態度を示せばお茶を濁せる時代では最早なくなりましたね。この作品を見たら尚そう
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少年の君(2019年製作の映画)

4.1

社会主義国である中国でも、学歴社会や格差社会、そしていじめはあるのだな、と認識。
現状から打破し、世の中を変えるためには一流大学に入るしかない、とひたすら勉強に明け暮れるチェン・ニェン。役柄は高校生で
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.6

作品云々より、客席は主演の二人の熱烈なフォロワーが大半の様に感じました。

作品内容は、これまた観てからだいぶ時間が過ぎてて断片的にしか覚えてませんが、超能力?の表現とか、佇まいが「アキラ」チックだな
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.8

昨今の映画はどれも大作志向で、ある程度の面白さを担保しておかないとアカンという風潮があります。

しかし、この映画は忘れていた何かを思い出させてくれました。

(ついでにレビューも忘れていた)

思え
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.7

観てから期間が経ってしまい、またこの間で似たようなコンセプトの作品(フリーガイのこと)を観たせいで、記憶がおぼろげなことと、比較対象してしまっている点もあるので、多少厳しめな評価気もしれませんが、結局>>続きを読む

狂猿(2021年製作の映画)

3.8

※えー、前もってお伝えしますが、今作のレビューは映画以上の思い入れ強いと思いますので、ご興味ない方は読み飛ばして頂いて結構です…

入院中の公開で間に合わないかと思ってましたが、遅れて公開してくれてい
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.9

エンドゲームの余韻残るうちに公開されていれば、更に感慨もひとしおの新たなMCUの幕開けだったろうに、記憶というのは何と無情な事か…あ、これは最早初老も過ぎた個人的な見解ですので、MCUユニバースフォロ>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.7

しまった!前作の詳細を完全に忘れてる!
でもご安心ください。そんなうっかり者に向けてか、前作にはなかった何でこうなったのか、のシーンから始まるのと、災難家族の地下室の階段の釘を娘が踏まなかったシーンで
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.4

完全に前評判の高さに釣られて鑑賞。あわせてスパイク・リー監督作であるという認識で、実はデイヴィッド・バーンについては全くのど素人!正直スマン!

公開から結構日も経ってるのに、劇場はこの状況下にも関わ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.2

これはいい!私好み!6:4の画面対比やモノクロ表現のアナログ実感もいい!
そして何より、孤島の灯台守として期間限定で働く二人のおっさんの、辛抱のタガが外れてからの欲望と狂気が極限まで高まっていく過程が
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

4.0

長期入院からの劇場鑑賞復帰2本目!一本目はゴジラVSコング、二本目は人間対悪魔!もう、難しい理屈が要らない、ひたすら景気のいい映画を大きい画面で続けてみるのは、精神衛生上大変有意義です!

さて、本作
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.9

長らくの入院生活から、漸く復帰!無事劇場というホームグラウンドに帰ってきました!

退院後の再開一発目は、難しい理屈抜きで、デカい画面でなーんも考えずに楽しめる映画と決めておりました!丁度退院に合わて
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.6

すいません…作品に非はありません。まず何より、市民ケーンを観ていない私に問題がある!

もう一回勉強して参ります

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.6

入院継続中の病室内、「午後21時の映画祭」(自称)にて視聴しました。
ジャスティス・リーグのスナイダー版の評価であったり、そもそも「300」が好きなこともあり、スナイダー監督作としての期待値も合わせて
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オキシジェン(2021年製作の映画)

3.5

わかる!わかるよ!この閉鎖空間で身体中に管を通されて身動き取れない状況、今の俺には大変良くわかる!

現在絶賛入院中は他レビューでもお伝え済みですが、そもそも手術とICUで丸3日意識混濁、気づいたら重
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.7

長引く病院暮らしの心の穴を埋めるべく、密林から円盤購入の上、病院内コンビニで受け取り。映画館どころか、外出も許されない現在では大変ありがたいシステム。逆に、これが無い環境で3ヶ月閉じ込められたら…と考>>続きを読む

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.0

超面白い「LEGOムービー」シリーズを手がけるフィル・ロード&クリストファー・ミラーがプロデュースした作品とあっちゃあ、面白く無い訳がない!しかもネトフリで実質タダで見られるなんて。

結論!おもろい
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.1

「マッドマックス フューリーロード」が地上波TV放映された際、SNSでの「なにこれ!北斗の拳のまんまじゃん!」という反応にそれこそ怒りのデスロードでしたが、本作もうっかり地上波放映(まあ万に一つも無い>>続きを読む

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

4.0

なにこれ…

タコの生態を学術的に解くドキュメンタリーかと思いきや、純愛リアリティーショーやないけ!
しかも、タコの相手はタコじゃなく、人間!しかもおっさん!

人間社会の荒波に疲れ果てた結果、海に潜
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.9

えー、非常事態宣言で映画ファンの皆様におかれましては大変不自由な日々を送られている事と存じますが、かくいう私も、別次元(手術&入院)で3月末から外出出来ない日々を過ごしております。

基本、映画館で観
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サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

3.8

シン・エヴァンゲリオン劇場版を観たあなたは続けて観て欲しい!あれ?これって…と思うはず!

おそらくですが、このサン・ラーという人が居てこそ、後のアース・ウィンド&ファイアーなどのディスコミュージック
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