KeiRalphさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

KeiRalph

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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

色々理由はありますが、わたしにはエヴァについて雄弁に語る程の愛も、それに反するアンチも持ち合わせてません!

でも、劇中のとあるテーマだけで私はブチ上がり!これぞ庵野秀明!

すくってごらん(2021年製作の映画)

1.8

モノノフとしての使命感、並びに生まれ故郷としての地元愛にて鑑賞…しましたが…

すいませんが、すくってごらんといわれても、私はすくいようがなかった…

夏菜子ちゃんがでてる事、弾けないピアノ演奏を成し
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

「ブックスマート」と同じく、中央と地方、上流と中流などのヒエラルキーを批判的に捉えず、どれであっても善も悪も無い、という多様的社会の中で自分自身のあり方を見出す作品。ちゃんとついていかなきゃ、今後はこ>>続きを読む

野球少女(2019年製作の映画)

3.7

野球少女とのタイトルに、逆境を乗り越えてプロの世界でバリバリ活躍する女子プロ野球選手の話、と思いきや、めちゃくちゃシビアな話でした。

日本のプロ野球で女性選手を扱ったものとしては、水島新司の「野球狂
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

4.2

キック・アスやデッドプールなどの系譜に並ぶ、やったもん勝ち的クール系バイオレンス映画だと纏めてしまえばそれまでですが、私は嫌いになれない!いや寧ろ好き!


色んな映画のオマージュは多分に見え隠れして
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スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)

3.3

仮面ライダーのカニ怪人みたいな爪をつけたヤヤンが、不自由そうにアクションをしている健気さだけを楽しめればそれで良い映画です!

それ以上なんかあるかな…何しろ、前作もヤヤン&イコのアクション目当てで見
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リーサル・ストーム(2020年製作の映画)

2.7

ディザスター×クライムアクションの双方向映画!更にメルギブまで出てたら今年ベスト候補でしょう!

と、思ってみたけど…全然逆でした!今年のワースト決定版!

巨大ハリケーンが直撃するのは理由だけで映画
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.9

すいません、原作未見です…。映画は章立てで構成されており、時系列で泥沼化していく展開と思わせつつ、実は伏線回収型。

序盤ら次々主要人物が登場。韓国映画お得意の群像劇で、誰が何の役割か混乱するのでは…
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ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

3.8

内容は単純、中東でイスラム国に拉致されたルーマニア人が解放されるまでの事実に基づくフィクション!以上です!

…と、3行で終わらせるには余りにも残酷極まりない人道無視な拘束の数々!事実上イスラム国は殲
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.6

実を申しますと、私モー娘。ハロプロを経過せず、その後のももクロでアイドルの何たるかを知ったモノノフであります。いわゆるASAYANからのモー娘。デビューなど、当時超過酷な労働環境だった事もあり、俗世間>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

コロナの為のスケジュールがままならない理由もあるのでしょうが、ほぼ同じ題材の「すばらしき世界」とバッティングしてるのがホント勿体ない!

最近、現代ヤクザの不遇を描いた作品多いですが、恐らくその先鞭は
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.4

西川美和監督、役所広司主演、ハズレなし前提でのプレッシャーはいかばかりかと思いますが、私はハマりました。ガチ泣きです。

まず、役所広司演じる三上の綿密なキャラクター造り。福岡訛りの話し方、服役中の規
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ガメラ2 レギオン襲来(1996年製作の映画)

4.7

前作に引き続き、HDRリマスターで再鑑賞。やはりデカい画面に限りますな…

2はリアルタイムでどこで観たのか覚えてない(多分、これまた今は亡きシネマデプト有楽だった…と思う)けど、前作が全肯定の名作だ
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ダニエル(2019年製作の映画)

3.5

悪くもないか良くも無い!絶妙なバランスの映画でした。というか、ポスタービジュアルと内容が全くリンクしてません!

まあ、思ってたんと違う系映画ですが、マイナス要素ではなく、それなりに見所ある展開にはな
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.2

これまで何度か出来心で恋愛映画(といっても、こじれた系のみ)を見る事はあっても、そこまで感情に入り込む事も無く、他人事の様な感覚で終幕を迎える事は多かったですが、今回は流石にハードル越えましたね。>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.9

韓国70年代政権フィクションもの。この時代を経て、更に軍事政権に突き進んでいく混沌の始まりなのだな…と思うと、映画でこうして幾らでも面白く出来るんだから、逆にいい時代だったのでは…などと思ってはいけな>>続きを読む

戦車闘争(2020年製作の映画)

3.7

以前劇場でポスターチラ見したときに、また「T-34」的な戦車映画か…と思ってたら、全然違うドキュメンタリーでした。

神奈川の米軍基地からベトナム戦争で修理した戦車を再び搬送する道中、活動家と市民がそ
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ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

3.3

今一番馴染みのツールを使ってホラーやったらええやん?的なコンセプト。
まさに今やらないと、暫くしたら完全に賞味期限切れなので、ホンマやったもん勝ちですね。

みんなzoomを使ってるけど、だいたい一時
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

4.0

実話に基づくお話だそうで、キリスト教に疎い私は全てを、これが日本なら何処かの田舎のお寺の住職に扮して…と脳内変換して見てました。そう考えたら、どこの国てもムラ社会の閉塞感は一緒なんだなと思った次第。>>続きを読む

ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

4.2

シネマート心斎橋の「シリアルキラー映画祭」という、狂ってて最高な特集のうちの本作、思えば私が高1の時の作品ですが、プロ野球とプロレスにしか興味なかった当時の私には届くはずもなく、35年の時を経て初鑑賞>>続きを読む

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.6

これぞギャスパー・ノエの真骨頂。毎度ながらのdon’t think,feelなので他の映画との比較対象できません!好きな人なら大丈夫ですが、作品内容的には前作の「CLIMAX」の方が見易さでは良かった>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.6

タイトルの「swallow」は飲み込むの意。分かっていながら、どうしてもつば九郎の事を思い出してしまって…はい、嘘です。

異物を飲み込みたくなる衝動は、自身では経験ないので共感しようもないですが、口
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.7

2021年映画柿落としはこの映画!ゾンビが群れなして車に跳ね飛ばされていくがごとく、コロナも吹っ飛んでくれ!頼むから!

前作からの続編ではありますが、予備知識不要でノー問題!列車で起こった例のパンデ
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

3.9

多分2020年の映画はこれで見納め。今年も結局昨年同等には劇場鑑賞出来ました。大変な時期もありましたが、こうして年の瀬まで映画館で映画を観る事ができる幸せを噛み締めます。

さて、ビルとテッドですが、
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.1

のん…否、能年玲奈完全復活!いつまでもあまちゃん目線で見守ってんじゃねえと言われそうですが、7年ぶりにアキちゃんユイちゃんが揃い踏みとなれば、あの頃毎日ツイッターに「あまちゃん最高!」と呟き続けていた>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.6

正直に申し上げます、前作未見です!じゃあ何で観るんだ!と言われそうですが、タイミングが悪かったとしか言いようがない!

なので、前作からの引き継ぎはよく分からないですが、ワンダーウーマンそのもののの大
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無頼(2020年製作の映画)

4.4

私の人生に大きく影響している監督のひとりなので、皆さんのレビューよりは多少の判官贔屓も働いてる事は否めませんが、このご時世、ここまでに極道礼賛な作品を貫き通すのも余程の覚悟が無いと手掛けられない訳で、>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.7

「舐めてた辺境の村人が実は殺人マシーン軍団でした」映画なのかな…と思ってたけど、ちょっと思ってたのと違ったかな…

午前中の歯科医の麻酔がまだ残ってたのか、前半のよく分からない村人たちのやりとりにウト
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ばるぼら(2019年製作の映画)

3.4

手塚作品は人並みに読んでるつもりでしたが、本作は未読。なんでやねん!と悔やんでもしゃあない。いつ終わるかわからないので、観られるうちにみとこう。

…そういう訳で、良くも悪くも原作イメージを持たないま
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.5

同じタイでも「暁に祈れ」とは天と地ほどの世界観の差!世界を公平に知るには映画が一番だな、やっぱり。

因みに私は断捨離否定派なので、ときめき理論の例の日本人女性には全く共感できません!なので、劇中良く
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.3

結婚を控える上流階級の娘と、その娘の肖像画を描きに来た女性画家の出会いから深まる愛、そして絵を描き上げる事で必ず訪れる別れの話…と言えばそれまでですが、それだけでは終わらない深さと重さが静かに、それで>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.2

変わりたいけど変えられない、変わる事で失うものを守り続けるのは恥ずかしいことか?いや、そんな事はない!いずれ誰にだって訪れる大人という時代を恐れ、踏み込めない事だって人生なんだよ!

自分の仲間がいつ
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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

5.0

初めて見たのは今から半世紀前…今はもう無くなってしまった奈良県大和高田市にあった地元映画館(高田キネマだったかな…)でした。上映時間に関わらずいつでも入場、座席自由が当たり前の時代、前に座った子連れ親>>続きを読む

灰の車輪(1968年製作の映画)

3.3

こちらもみなみ会館特別上映にて。一本めの沈黙のこだまよりはマシだったけど、2回見たいとは思わない…太腿フェチには堪らん映画。

エコーズ・オブ・サイレンス/沈黙のこだま(1964年製作の映画)

3.2

みなみ会館特別上映にて。しゃれた自主映画以上、ヌーベルバーグ未満…

VIDEOPHOBIA(2019年製作の映画)

3.7

鶴橋やひらパーなど、見たことある風景がバンバン登場するのは楽しいですね。

…いや、そうじゃない!映画の話でした。宮崎監督作品を観るのは初の若輩者ですが、結構エモーショナルな作風を想像してたので、思っ
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