Yuyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 104ページ目

いちご白書(1970年製作の映画)

5.0

日本で耳にする"団塊の世代"っていうとなんかオヤジっぽくてね
けど まさにその学生運動 シュプレヒコール 反戦 そんでもってジョンだよねコレ?
政権と国の在り方が問われる今の日本の若者に これだけの熱
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イマジン/ジョン・レノン(1988年製作の映画)

4.0

良いところも 「えっ?」ってところも 人間ジョンを知るには一番無難な作品
ジェラス・ガイあたりって 本当にダサくてヒューマンなんだなぁ

ジョン・レノン,ニューヨーク(2010年製作の映画)

3.3

ビートルズ以後 ヨーコ ニューヨーク…そんなジョンという人生が淡々と綴られていく分 現実としての悲劇が近づいてくるのがわかっていて哀しかったな…

PEACE BED アメリカVSジョン・レノン(2006年製作の映画)

4.1

ジョンがいかに巨大な"敵"と闘っていたのか その巨大な"敵"がどれほどジョンを怖れていたのか 一人というか二人のアーティストの存在感と 一つの国の存在意義について 深く理解できる作品だった

無問題(1999年製作の映画)

2.1

1-2纏めての感想だけど
香港映画好きは クスクスはできるものの消化不良…まぁ番組企画の延長として捉えた方がいいと思う
BD–59-1

クロユリ団地(2013年製作の映画)

2.1

うーん 怖い場面はあったんだけど
ホラー映画なりの流儀は通して欲しかった… 絶対的に存在しているのか 人間の意識下に現れるのか そこはどちらかに振り切ってくれないと 観終わった感があまりない
BD–5
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御法度(1999年製作の映画)

2.7

色んな意味で"御法度"なわけでも それこそが巨匠 大島渚の真骨頂
過去の問題作でも幾度となく描かれてきた男達の世界に また毒々しいまでの匂い立つ色気を漂わせ ゾッとするほどの高揚を与えてくれる
そんな
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敦煌(1988年製作の映画)

3.8

日本キャストによる 中国大河の超大作
シルクロードの東洋の入り口 敦煌
西夏を初めて訪れる男が目の当たりにする広大な大地と 混沌とした国の姿
いやぁ 良かったなぁ 大滝秀治のあのゆったりとしたナレーシ
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ジェネラル・ルージュの凱旋(2009年製作の映画)

2.8

前作より 現場はちょい移動しても ストーリー自体はこちらの方が良くできてると思う 人物の動機の部分によりスポットが当てられて 堺雅人が良い味出してた
BD–58-2

自虐の詩(2007年製作の映画)

3.4

前半はヘタなコントより笑えて スクリーン向かって "っんな アホなっ"ってツッこんでたけどね ラストは泣けた…
日々の全てがハッピーなわきゃないけども 共に暮らす人を全力で愛せる事に感謝して生きよう
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モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

5.0

革命の象徴となった男の若き日の物語
と言ったら大袈裟なんだよね

そんな大それた物語じゃなくて
誰だって人生を大きく変えてしまう瞬間が 後で振り返ってみれば あるんだよね
きっと それは既存の価値観や
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チーム・バチスタの栄光(2008年製作の映画)

2.8

学会以外の場で何かと話題の海堂尊ならではの医学サスペンスは 医療従事者にしか描けないストーリーでありつつ 素人目でも分かり易く丁寧な展開なので 楽しめた
キャストも重厚感あって良かったけれど うん 読
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

2.6

1-2総評で
タランティーノ節はやや薄めかな
日本愛は伝わってきたし "和"への造詣も深いと思う
新境地のユマ・サーマンに新たなヒロイン性を感じるね

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々(2010年製作の映画)

2.3

普通に観たら 決して駄作じゃないはずなんだけどね 当代に冒険ファンタジー多過ぎて比較しちゃうよね やっぱり

プロデューサーズ(2005年製作の映画)

2.7

アメリカのショービズ界のテンションってのが よく伝わってくる
何でもジョークにすればいいってもんじゃないけど 潤滑油になるユーモアも時に必要か

チェルシーホテル(2001年製作の映画)

3.8

著名な芸術家の創作意欲に思いを馳せる映画 人物や作品 できれば作風まで把握していると面白いと思うけど 何人か予備知識が足りない人がいたから ちょっとふわっとする部分も…
全部が実話なら 浪漫があるね

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

5.0

生涯で最も美しいといえる映画だと思う 今のところ…たぶんね
キュアーのナンセンスな散文詩の香りが 東西を分かつベルリンの複雑な表情に絡み合う名作

ミリオンダラー・ホテル(2000年製作の映画)

2.9

まさにニューヨーク なのにアイルランド…異文化が交錯し まるで隔離されたかのように佇む不思議な空間の住人達の 痛々しく儚い物語
"The ground beneath her feet"のイントロの雰
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.3

初っ端から ガッツリ心臓握られて 目が離せないまま加速してゆく展開にヤられた 色んなタブーを混ぜながらも 絶望だけに終わってないから 逆に脳裏にベットリ残った

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.8

好きモン同士で 朝までダベれるでしょ
もちろんコーヒーを啜りながらね
非喫煙者なんで 店の残り香程度を味わいつつ…

死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.1

シリアスなテーマでも常に客観的な 幽体離脱ムービー それだけに誰もが自分だけの物語に重ねられそう

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.3

革命ってのは その裏に住む些細な暮らし目を瞑ってしまう側面あるんだと思いつつ 破天荒で優しい嘘に共感して ついつい応援してしまう ハートフルな1本

ゴースト・イン・京都(1982年製作の映画)

2.5

B級映画の王道を 日本を題材に撮ってくれるなんて感涙…
ホントに超つまらんストーリーに 青い発光体と化したサムライ 全く無駄なポロリと 何もかも完璧じゃないですか

聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-(2011年製作の映画)

2.7

三船敏郎のイメージを払拭してるね
あの時代に こうも信念を持って日本の未来を憂いた人物がいた事は忘れてはいけないと思う ある意味 今の時代にこそ必要な人だと思ってしまうのは それだけこの国がまた危うい
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終戦のエンペラー(2012年製作の映画)

2.8

歴史考察は絶対的に不足だと思うけど 日米のいわゆる有識者の舌戦や駆け引きは頷ける部分もあったし 全体として重厚感もあったので 大河映画としては充分楽しめた
BD–58-1

太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男(2011年製作の映画)

2.3

あまりにも 時代の一場面 一場所だけの物語になってしまって 戦争という悲惨さが伝わり辛かったのと 俳優陣がちょっとトレンディー過ぎてね…

BD–58-1

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

2.5

ススキノの昭和感が 主演二人の雰囲気にマッチしていて良い感じだったけど ストーリーがちょっと腑に落ちなかった
でも このシリーズは続きも観たい
BD–57-3

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

2.7

いいね 邦画ならではの無気力を個性として 物語に陰影がある雰囲気が好き
淡々としていながら 急カーブが来るような 変速的なロードムービー感も心地いい
主演の二人って 邦画にゃ欠かせないくらい存在感があ
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ヒッチコック(2012年製作の映画)

2.7

作品は幾つも観ていても その人物像はあまり知らなかったんで 興味津々で観れた
紙一重というか…天才である人間は何処か一線の向こう側を往来してるもんだなぁ
A・ホプキンスがね ちょっとイメージにない役だ
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ゴーストライダー2(2011年製作の映画)

2.2

意外にも前作がヒットしたからかな…
大作のテンションで作り始めて 途中でルール無用になっちゃったみたい
世界観がよく分からなくなった
BD–57-2

ゴーストライダー(2007年製作の映画)

3.0

ビジュアルやストーリーの安っぽさが妙にアメコミらしくて 結構楽しめる映画だった
期待と内容の天秤が気持ち良いくらい ちょうど水平だった
BD–57-2

ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

2.1

寄せる年波には勝てず…というか時代が純粋なアクションを求めてないのか…
何故か観ていて切なさを覚えた
変にナイーヴさを出したストーリーなら 無くてよかった
BD–57-1

フライト(2012年製作の映画)

2.8

日本の倫理で言えば 英雄じゃあないね
非常にユーモラスに描かれているけれど こんなパイロットの飛行機には乗りたくない
偶然起こした奇跡でも英雄扱いされるなら それもアメリカン・ドリームか…
D・ワシン
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ピーナッツ(2005年製作の映画)

2.7

内Pのノリだけで映画になってしまった 登場芸人全員の手探り感が 絶妙に頼りなくって良い感じ
笑って 同感して ほっこり温まるね

BD–56-3

ボクたちの交換日記(2013年製作の映画)

3.2

ウッチャンが監督する事に 意味を感じて泣いちゃう部分が大きい
苦労や苦悩も重ねて 道半ばで去った人の背を多く見ただろうし なんて考えつつのラストシーンだから 自然に涙が頬を伝ってた

BD–56-3

七人のおたく cult seven(1992年製作の映画)

2.7

まさに子供の頃のツボ
コントの支離滅裂感や バブルなのか無駄な派手さ 細かく意味を求めず散らすオマージュ その一つ一つ全てがあの時代の空気を携えて光ってるね
BD–56-2