tilyokujinさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

3.5

色々な愛の形、まだ理解しきれないものもあったし分かるものもあった。
マヌエラやアグラードらの強く優しいキャラクターが元気をくれる。よっぽど辛い現実を生きているのに

ただ、
女性の強さを映すために男性
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雪の断章 情熱(1985年製作の映画)

4.4

やっぱり相米監督の映すアイドルには、”生”が篭っている感じがする。強くて若い女性というと簡略化し過ぎと思うほどに芯がある。

斉藤由貴は歌しか知らなかったものの(あと尾崎との関係)、「情熱」という歌が
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.9

久しぶりにTSUTAYAに行ってホラーコーナーを漁ってレンタルした。とっても懐かしい気持ち、中高部活で忙しかったからテスト期間に借りて返してを繰り返してたホラーコーナー
サム ライミのデビュー作・死霊
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裸のランチ(1991年製作の映画)

3.9

世界一ジャズが似合うサスペンスだった、夢なのか、妄想なのか、現実なのか。全てが幻想的な世界の中にピッタシのBGM

好きなシーンと聞かれたら、あり過ぎて困る。全体としてはほぼ理解できていない笑
でもそ
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.3

夏の新作に向けてクローネンバーグ2作品目。2作品目にして完全に彼の虜になった。

なんていうんだろう、現代のアジア諸国で作られてるいわゆる怖い顔とビックリ系?のホラー(そっちもそっちで好き)とは違い、
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PK(2014年製作の映画)

3.9

「きっとうまくいく」の監督とアミールカーン。大ヒットの後だけど、こんなに面白い、

pkのキャラも演技も現実にいたら好きになっちゃう、こんなに正直に生きてみたい

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.7

邦画トップです!これは
沢田研二を始めとした役者陣がかっこよすぎるし、若い池上季実子が優勝。その時代に見ることができなかった残念さ、
寺山修司とかタランティーノとかそこら辺を足して割ったような大好きな
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.6

行きつけのbarのねこさんが教えてくれた

レイラ役の子何かで観たと思ったらブラックスネークモーンの超絶ビッチで笑った
今回は全く逆の立場、ビリーブラウンの奥の闇にいち早く気付き、救ってあげた天使
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

4.0

昭和歌謡が好きで、っていう流れで鑑賞。
昭和爆発!これぞって感じの映画

声とか話し方とかセリフも良かった。
「てめえでてめえの嫌な匂いにやりきれなくて、もっと汚ねえものを、てめえよりも腐ったものにの
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.2

前半のフリが長すぎてつまらなかった。
後半の映像的恐怖のシーンは最近のアジアンホラーとも劣っていて、中途半端だった。
ラスト急激に終わりすぎて、え?

2時間経って観る作品間違えた時の悲しさ
その後の
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水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

4.1

恐らく14~16歳ぐらいの子供でも大人とも違う年代の恋愛映画。4人の登場人物はそれぞれ違う恋愛観(心情)だとかコンプレックスを持っていて、それがベタな映画みたいに合わさることは無いのだけれど、彼女らの>>続きを読む

審判(1975年製作の映画)

4.2

釘を刺すという行為にはエロさにも抑制政治のメタファにも見えた。
大きな曲がった釘を裸で担いだ男性は広い道を1人で歩き続ける。そんな「男らしさ」を演じなければいけない圧迫感と、「女らしい」と嘲笑われる現
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ローラ(1974年製作の映画)

4.6

短編集の一つであり1番の衝撃・問題作だった。
50年前も昔の映画がスクリーンに映し出され、スクリーンの中の女性がこちらに語りかける。挑発された館内座席の前から2番目の男性はピーナッツをスクリーンに向か
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疱瘡譚(1975年製作の映画)

3.4

ビリヤードに2人の女性と2人の男性。台のホールは空いておらず、交互に棒を玉で突きまくる。女性は拘束されていて男性が思い思いの格好をさせている

発想が変態で天才だなって思ったけど、簡単に目を背けて良い
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中森明菜イースト・ライヴ インデックス 23 劇場用 4K デジタルリマスター版(2023年製作の映画)

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ディズニーランドの横で大きなスクリーンと音量で、動く"あの頃の"明菜ちゃんを浴びれることができて最高の体験だった。
「ちょっぴりエッチなミルキーっコ(美新人娘)」という肩書きを背負わされ少女Aの歌詞を
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.0

もちろん戦争は反対だけれども、コメディ映画としてはとても好き!
ストレンジラブの如何にして心配するのを止めて、水爆を愛するようになったのか。という部分についてもっと観たかったな

地下に帝国作って逃げ
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クラッシュ 4K無修正版(1996年製作の映画)

4.2

自動車事故は性的エネルギーの解放

作品を通して、派手でない淡々と流れるBGMや薄雲った空、引きで撮るハイウェイの渋滞。虚無感と焦燥感の二つに満ち溢れていた。
それはジェームズ夫妻の間の関係でもあり、
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エスター(2009年製作の映画)

4.1

大好き作品。最近2度目観ちゃった
変な仕掛けやびっくり映像もなく純粋なホラー映画?としてここまでドキドキさせてくれるのは素晴らしい。エスターと家族たちの演技がうまかった。
エスター・ファーストキルは観
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.7

クズっちゃクズなんだけど、周りもみんな酷いし笑、内容がない映画なんだって分かった瞬間すごく楽しめた笑
何より映像の色彩具合がテキサスの田舎にマッチしていて綺麗。人が車や自転車等で移動する時の「引き」と
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子猫をお願い(2001年製作の映画)

4.6

冒頭の5人のクライマックス感から始まり、お互い別々の道を進み、ラストは唐突なgoodbyeで希望を見せて終わる。
飛行機に乗った2人は成長して自立できたという終わりを勝手に突きつけられたように感じたが
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

4.2

家にDVDあってそれがかなり印象的で再度しっかり観た。

1940年代戦争真っ只中。子供達は大人の戦争によって沢山のことを奪われていく
それでも彼らは純粋に今を生き、恋をして、大人へと成長する。その無
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.0

ポンさんやってくれたなって感じ。
でもデビュー作にあたるから好きなものを作ったんだろうな。2000年代の初期に含みを持たせるでもなく、動物を下に見ている感じがあって見ていられなかった。
冒頭に安全な指
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キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

2.9

TSUTAYAに騙されてdTVに加入してしまったから観た。
ショートフィルムで良い程度でだいぶイカれ気味

ブラックシープ(2006年製作の映画)

3.9

やっぱりB級映画は愛おしい
パニックホラーが見たくなって、ホラー×グロ×B級×🐏のワードに誘われてしまった。

羊といえばA24のLamb!羊たちの沈黙!そしてひつじのショーン(笑) Lambと今作の
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