tilyokujinさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

tilyokujin

tilyokujin

映画(355)
ドラマ(5)
アニメ(0)

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.2

寝台列車に揺られてるようなそんな旅の追体験映画だった。
ロシアの寝台列車は人生で一度は乗ってみたい。そんな思いからか来月香川まで寝台列車予約してあるから楽しみすぎる~

ストーリーは目的地に行くだけの
>>続きを読む

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

ホラーというよりブラックサイコスリラー的な、
見逃してしまいそうな小さな違和感が続き、それがラスト30分で繋がり回収していく様はとても爽快
好きな伏線は「プランテーションに映る飛行機と携帯」と「エリザ
>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.3

別れる決心ぶりのパクチャヌクで、似ているところもあったけど、「お嬢さん」の方がストーリーが面白い!3部構成から成り、男性(おじさま方)という卑劣な扱いから、最終的に自由と愛を得られてスッっきり
そこま
>>続きを読む

オアシス(2002年製作の映画)

4.5

切なくも心の奥ではハッピーになれるような映画
社会的弱者を持ち出しすぎる韓国映画に違和感を覚えていたが、これはまた見方が一つ違うような感じ。初見で見ると2人の障害者の悲しいストーリーに思えるが、よくあ
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.3

胸熱すぎるThe インド映画!!
ビームとラーマのコンビが最強すぎ、もっとダンス多めであって欲しかったな~、ストーリー的に厳しいだろうけど

サンシャインでBESTIAってやつ(初めて!)で観たけど、
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

選ばなかった道や何か特別なことが起きて初めて、選んだ道や何も起きなかったことに意味を持てる。
そんな誰も知らない何もない幸せな日常がとてつもなく愛おしくなった

正直前半のアクションやSFは苦手だった
>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

4.6

(2周目)恐怖だろ最後
脚本の展開最高すぎる。低予算に見えない

触れッドペリー(2021年製作の映画)

3.4

とても前向きで心地よい空間。愛されていなかったからこそ、触れられなかったからこそ、ペリーは愛されたい。自分に欠けたものを求め続けた。

イリエナナコ監督は当たり前のように愛されて育ったからこそ、触れら
>>続きを読む

日の丸~寺山修司40年目の挑発~(2022年製作の映画)

4.0

1967年、寺山修司の手掛けるドキュメンタリー「日の丸」
その社会に対して直接的すぎる質問を街頭インタビューで撮影した様子を2022年の今、やったらどうなるかという実験的映画
当時の映像の声と映像が最
>>続きを読む

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

4.1

寡黙な演技がシュールかつ孤独さを出していて、とても良かった。それに合わせて、映像の色味や湿度もオシャレでストーリーに無駄なものがない(単調ではある)のが、後々記憶に残って良かった。

林檎からオレンジ
>>続きを読む

黒猫・白猫(1998年製作の映画)

4.7

魅せ方と音楽のベストマッチ!
「映画」観て楽しみたいと思ったらこれを観るべき!(?) 次から次へとくるドタバタシナリオと何をしても絵になるオシャレな人々。そしてダンス!酒!music!
鼓動のリズム
>>続きを読む

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.2

ふらっと軽い気持ちで観に行ったんだけど、度肝を抜かれた
映画自体ブラックジョークとゲロのお祭りでなんだこれって途中なったけど、こういうのが世界で賞を獲っているのも含めて映画素敵だな
パルムドールを獲っ
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.6

聴覚障害者に対する接し方が人それぞれで、優しい人も悪い人も手話が使えない人も交互ぐらいに出てくるからこそ、リアルだった。
前半はケイコが可哀想という勝手な決めつけを観ていたことに気づき愚かだったなーと
>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

4.2

ずっと観たかった、こんな面白い作品の冒頭にアップリンクのロゴがババんと出てくる嬉しくなって照れた(全く関わってないくせに笑)

銭湯好きだからこそ、営業終了後に殺人処理が行われているとか思ったらワクワ
>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

仕掛けの多さ、映画構成、カメラワークなど賞を色々貰いそうな名作でした

「対比」の表現を沢山使うところとか、容疑者側の目線を入れてくるところとかポンジュノにも似てるなーと思ったり
そこに愛とかエロスと
>>続きを読む

シャドウプレイ 完全版(2018年製作の映画)

3.2

好き嫌い分かれそうだなって思いながら観て、きっと自分は好きな類なんだろうなとも思ってたけど
自分が予想している以上に理不尽な暴力とか筋の通らない性描写達に嫌気がさした

あと、自分アクション苦手なんで
>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

4.3

四半世紀記念なんですって
俺がこの物語を目にしたのは高校生だったかな。いつものようにTSUTAYAで借りてスクリーンで観て、友達も呼んで号泣したのを覚えてる、けつデカプリオがすごくカッコいいんですから
>>続きを読む

冬の旅(1985年製作の映画)

4.1

結末が分かっているのに、それでも進む物語が酷く悲しかった。
こうさせたのは誰のせいか。彼女は副題の通り路上を選んだのか

私には選ばざるを得ない当時の社会問題に対して間接的に暗じている様にも見えた。
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.6

全てがパソコンの画面で進んでいくストーリー。けどその中でたくさんの伏線が散りばめられていて、ラストは流石に予想もつかなかった!

パズルが組み合わさって証拠が出て、ハッって犯人が分かるのが2つも3つも
>>続きを読む

エコール(2004年製作の映画)

4.0

邦題:école(学校) 原題:innocence (純粋さ)

<あらすじ>
そこは6歳〜12歳の少女が暮らす森の中の学校。女性のみの学校は壁で囲まれていて、バレエや泳ぎを習わされる。
特別可愛い子
>>続きを読む

ラバー・ジョニー(2005年製作の映画)

4.0

なんと言われようと、好きなものってみんなある
地下室で暗視カメラでみる狂人系って最高だよな
クリスカニンガム信者になる。長編映画も作って欲しいな、RECみたいになりそう!

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

興奮しすぎてずっと泣いてた~(というか監督の手のひらでに泣かされた)
家族とかスポーツとかに弱いのよな笑

アニメとか漫画って毛嫌い?してて、好きじゃないってわけじゃないけど、全く自分の範囲外だった。
>>続きを読む

MY HOMETOWN(2022年製作の映画)

3.9

~下北ごった煮映画祭~
四つ観た中のひとつ。トークショー付きでそれぞれの監督さんたちがどういう意図でどういう作り方をしたかを話してくれて、興味深かった。映画監督してる人とも話ができて、「つくる側」を少
>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.1

卒論で考えてたこと忘れちゃったけど

どこでどんな暮らしをしていたって、その人にはその人なりの地獄があって辛いこともある。それを1日の終わりに話せる人がいればいい
っていう言葉だけはずっと残ってた

ひつじのショーン スペシャル クリスマスがやってきた!(2021年製作の映画)

-

可愛すぎた!
元々ウォレスとグルミット(あんまり日本では有名じゃない?)が好きで、その中の羊のキャラクターが主人公になったクレイアニメ


12/24のクリスマスイブ、いろんな過ごし方があるよね。俺は
>>続きを読む

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.3

昔の映画だから細かいところは気にせず、スカーレットの生き方。登場人物の心情を追うだけで十分楽しめる4時間

男はレットバトラーに憧れて女はスカーレットオハラに憧れるのかなって少し思ったけどそんなことも
>>続きを読む

マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.6

フィルティペットによるフィルティペットのための破壊と再生(?)を描いた物語。(物語?笑)

意外にも高評価なのは、監督が好きなことを好きなように作っている感。悪夢だと言われても俺も似たような夢もみる(
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

戯曲のワーニャ叔父さん、村上春樹の短編集、作中の音がするピロートークストーリー、家福さんワタリさん高槻君のそれぞれの過去の過ちと内省、その全てを濱口監督が「言葉」として「作品」としてまとめる。
やはり
>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

わー、本当に引かれるかもしれないけど人間食べたくなる映画だった

禁句だとは思うけど、これを映画にしてしまうフランス。それを公開してしまうアップリンク。いろんな考えあって素敵じゃん、尊重していかないと
>>続きを読む

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.8

稲垣吾郎さんってこんなかっこよかったんだ。こーゆー人いるよねの演技がうまかった。
身近で例えるなら藤原くんでしかない笑

不倫されても感情が動かない主人公。どこか自分と似てるなーって思い鑑賞。でも全然
>>続きを読む

ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

4.0

ホドロフスキーが独自で生み出した行動心理療法、サイコマジック。

その悩み、そこまでしなきゃ治らないの?ってぐらい生々しくて、全てを曝け出していくのが面白おかしい。
でも、結婚前夜にパートナーの自殺を
>>続きを読む