このレビューはネタバレを含みます
◎シアトリカル体験型バッドトリップ
クローネンバーグ親子にも、ホラーにも詳しくない。
親父さんのデヴィッド(1943- 81歳)の作品も大昔に『ヴィデオドローム』(1984年)を観ただけのような気>>続きを読む
◎フェミニズム各論編の決定版 中絶をめぐる現実
昨年来、『バービー』『哀れなるものたち』etc.etc.‥とフェミニズムを基調とする映画が花盛りだが、本作は、人工妊娠中絶をめぐる現実の厳しさと戦う女>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主人公リュカは17歳かぁ、‥‥
そして、原題はフランス語で、「高校生」なのですね。
Make no mistake, adolescence is a war.
No one gets out >>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎歌手芸人ゴッタ煮コメディ 森繁も演出も杜撰
1954年 91分 モノクロ 新東宝 デジタル上映
*画質悪き所、音質悪く台詞聴取れぬ所あり
森繁久彌(1913-2009 公開時31歳)の主演、ジャ>>続きを読む
純粋に明日香村という地域の医療現場に密着したルポ的なドキュメンタリー。
いわゆる「明日香法」によって守られた明日香村の景観の美しさは、どの山、どの田畑を撮っても驚異的にフォトジェニックだが、無医村で>>続きを読む
◎笠置シヅ子の子別れ、紙芝居ミュージカル
1951年 新東宝 モノクロ 74分 デジタル上映
*ホワイトノイズあり。冒頭クレジット欠落か。
これは楽しい!
清水宏監督。
音楽は、やはり服部良一。>>続きを読む
◎ヨーロピアンルックな習作jukebox melodrama
1949年、新世界プロ・新東宝製作、東宝配給
モノクロ、91分、デジタル上映
*ホワイトノイズ大。音声が聴き取り難い。
市川崑(191>>続きを読む
Be you , use your words !
サッカーについては全然詳しくないし、
ましてや、イングランドチームについての知識は皆無と言って良い。
しかしながら、ひさびさのNTlive、演劇>>続きを読む
◎厨二オタクによる中学生日記なドキュメンタリー
小生、コロナ禍で時間を持て余していたとき、BTSのMVに接して衝撃を受け、以来、K-POP 初心者を自称している。
(ただし、ARMY = BTS の>>続きを読む
◎メタボスチームパンクな日伊合作 犬のホームズ
これは素晴らしい!
とにかく絵が美しい!
スタッフから当然だが、『未来少年コナン』味がかなりある。
変な飛行機とか、大型船とか、自動車とか、
『>>続きを読む
◎デコとシヅ子の和製オペレッタ 志ん生落語盛り
1949年 新東宝 モノクロ 68分 デジタル上映
*ホワイトノイズ、画面一部ハレーションあり
たぶん再見。
高峰秀子がぶっかけ飯を豪快にかっ喰ら>>続きを読む
◎銀座のユーワ化粧品に「マネキンボーイ」として就職したハンサムガイ、会田時彦(上原謙)の相手を争う、
日本舞踊の師匠君子(森赫子)、
キャバレー歌手百合(笠置シヅ子)、
化粧品会社の女工場長小村輝美(>>続きを読む
本作、4Kデジタル修復版上映にて鑑賞したので、
そちらの枠に、2024.3.28レビューを投稿しました。
『長屋紳士録』4Kデジタル修復版の方(パングロスの映画一覧で本枠の15個前)でレビューをご覧く>>続きを読む
4Kリマスター版による上映
グリーナウェイの作品で観たことあるのは、
『プラスペローの本』(1991年)だけかな。
まぁ予測はしていたけれど、ポップなバロックとでも言うべきマイケル・ナイマンの音楽>>続きを読む
若松孝二監督の作品は、
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2008年 2024.1.23 短評投稿 スコア 3.9 )以降の5作は全部観てる。
なかでも遺作の『千年の愉楽』(2013年 2024>>続きを読む
◎めくるめく末代皇帝絵巻 史実よりファンタジー
再見、少なくとも3回目か4回目だと思う。
最初は、初公開時(日本公開1987.10.4 )に観ているはず。
オリジナル版のレビュー(本枠より229>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎原爆フロンティアのモーツァルトとサリエリ
IMAXレーザーにて鑑賞
まるで筋書き通りじゃないか!
原爆開発は、アメリカが余裕をもって進めていた訳では決してなかったようだ。
それは、まるで
朝>>続きを読む
本作、35mmフィルム上映にて鑑賞したので、
旧版『宗方姉妹』の方に投稿しました。
そのためレビューについては 2024.2.28投稿の
旧版『宗方姉妹』の方(パングロスの一覧で本枠の47個前)でご>>続きを読む
本作、デジタル修復版上映にて鑑賞したので、
こちらに投稿すべきところ旧版『父ありき』の
方に投稿してしまいました。
そのためレビューについては 2024.3.14投稿の
旧版『父ありき』の方(パング>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
これはアカン。
こうゆうのはノワールとは言わん。
許しちゃいけないヤツ。
主人公が自傷行為を繰り返す神経症患者の女性、
彼女が介護ヘルパーとして世話する高齢夫婦が認知症、
( 1 )ヘルパーの女>>続きを読む
本作、デジタル修復版上映にて鑑賞したので、
こちらに投稿すべきところ旧版『お早よう』の
方に投稿してしまいました。
そのためレビューについては 2024.3.25投稿の
旧版『お早よう』の方(パング>>続きを読む
本作、デジタル修復版上映にて鑑賞したので、
こちらに投稿すべきところ、旧版『彼岸花』の
方に投稿してしまいました。
そのためレビューについては 2024.3.24投稿の旧版『彼岸花』の方(パングロス>>続きを読む
◎司葉子時分の花満開なれど原節子の美絶賛の巻
デジタル修復版(1960/2013年)による上映
*状態良好、カラーも彩度が少し低い程度で良し
再見です。
ある母子家庭、亡夫七回忌を終えた美しい未>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
3話構成って、オムニバスじゃなくて、貴樹の13歳から成人後までの年代記になってる訳ね。
う〜む、何か言いたいことがあることだけは分かるけど、新海誠本人も何を伝えたいのか、まだ分かってないのじゃないか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎瓢箪先生見て娘の縁談、やもめ艦長酔いの孤愁
デジタル修復版(1962/2013年)による上映
*状態は頗る良好、セピアがかったカラーも味に。
再見です。
これも喜劇9割、シリアス1割の按配によ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎家族という呪い、恋という希望
本作で描かれた「壊れた家族」だけが、「呪い」なのではない。
すべての家族は呪いであり、呪われていない家族などないのだ。
そして、恋は希望だが、それは、すぐに愛とい>>続きを読む
◎ 困り顔のデコ、ボーならぬ信子は苦労している
または、
◎ デコの「さらにいくつもの この世界の片隅で」
モーパッサンの『女の一生』に着想を得た笠原良三の脚本、成瀬巳喜男の監督、高峰秀子の主演>>続きを読む
◎小津流下町人情噺 飯田蝶子と愉快な仲間たち
2023年5月の<第76回カンヌ国際映画祭クラシック映画部門>でワールドプレミア公開された4Kデジタル修復版(1947/2023年)による上映
*ステキ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎42年前のエブエブ なれどボレロ以外は杜撰
午前十時の映画祭13 B
これも観たかどうか、記憶が定かでない作品。
42年前(1981.10.16日本公開)と言えば、自覚的に映画を観始めた頃だが>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
◎エイダ・スチュアート夫人の恋のレッスン
または、
◎ニュージーランド南島の精霊
観たか未見かの記憶さえ曖昧な作品がかなりあるのだが、本作もその一つ。
『海の上のピアニスト』(2024.3.1>>続きを読む
※レビューは4Kデジタルリマスターの方に
書いたので、そちらをご覧ください。
(2024.3.26投稿、本レビューの一つ前です。)
このレビューはネタバレを含みます
◎NTR復員記者の隠れ売春宿探訪DVから赦しへ
4Kデジタル修復版(1948/2022年)による上映
*本作は、ネタバレなしには何も説明できないので、最初からネタバレ全開で記すことを承知いただきた>>続きを読む
ありゃりゃ、こいつぁ難しいや。
浅野いにお、の作品は、私小説的な(と形容して多分いいはず)『ソラニン』とか『零落』とかは読んだけれど、本作の原作は知らなかったな。
ドラえもん、とか、映画『未知との>>続きを読む
◎艶やかさ満開 有閑マダム 甘辛ホームコメディ
4Kデジタル修復版(1952/2017年)による上映
*状態は頗る良好、ストレスなく鑑賞できる。
不朽の名作『東京物語』(1953年)の一つ前の作品>>続きを読む
◎小津版サザエさん 婦人会費とテレビ買っての巻
デジタル修復版(1959/2013年)による上映
*状態は頗る良好、セピアがかったカラーも味に。
多摩川に近い(蒲田あたり?の)小さな区画に同じ仕様>>続きを読む
◎極上コメディで縁取る強権家父長と娘の結婚
デジタル修復版(1958/2013年)による上映
*状態は頗る良好、セピアがかったカラーも味に。
これは面白い!
『東京物語』と並ぶ小津の最良傑作群の一>>続きを読む