スウェーデンを代表する名監督イングマル・ベルイマン先生の作品。
男と女の恋と不倫を巡るストーリーなのだが、1955年の映画にも関わらず、面白さがちっとも古くないところが驚きである。
コメディセンスが>>続きを読む
インド映画の監督といえばサタジット・レイしか私は知らない。
それも映画史の勉強の一環として知ったようなもので、この監督の本質とか作家性というものは全く存じ上げない。
実際に観てみると、まず、この監督>>続きを読む
私はブレッソンのことはトンとわからぬ。
だが、映画史の中で見た場合に大きな意味を持つ作家であることは承知している。
無駄な演出を削ぎ落とすカッチリした映画を作ることで有名であり、本作も実にそんな感じ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
私のような熱量の低いファンでも大いに楽しめる、大変素晴らしい映画だった! 素直に面白かったと言いたい。
確かに、ザ・王道なストーリーで正直に言うと過去作の良いトコ取りではある。
主人公レイの境遇、砂>>続きを読む
私はブレッソンのことはトンとわからぬ。
だが、映画史の中で見た場合に大きな意味を持つ作家であることは承知している。
本作は、ブレッソンがほぼわかりやすい感情表現や演出を排するように努める以前の長編デ>>続きを読む
可もなく不可もなく「映画ってこういう感じだよね」というルックはしっかりしていて、所謂フツーの映画。
なのだが、それをあの紀里谷和明監督が撮ったということにとてつもない意味があって、観てる間ずっと「すご>>続きを読む