R・アンダーソン監督最新作。
「散歩する惑星」から20年。アンダーソン話法をよくもまぁ貫いたもんだね。今作は今までより更に一層削ぎ落とした感じ。極端な風刺や隠喩も一切なし。単純に困っている人達がいっぱ>>続きを読む
タイトル通り、愚行の連続。貫井作品の独特の後味の悪いループ。人間の醜さをじっくりと味わえる作品。人間って尊いねって思える作品や人間って滑稽だねって感じさてくれる作品の方が映画的だなって思う。これは人間>>続きを読む
この邦題、主人公フーシが恋にまっしぐらに突っ走る様かと思ってました。間違ってました。これはフーシという主人公を「好きにならずにいられない」という意味でしたね!素晴らしい作品でした。フーシのあの顔が忘れ>>続きを読む
C・イーストウッド監督作。
「名もなき英雄」シリーズ。職人だけに何でも上手く撮るなぁと、彼の作品を見るたびに感心します。こういう事件を題材にしても一貫して米国人が主役になる。物の見方が米国人側の見方し>>続きを読む
まず「ルームメイト」のリメイクじゃないんだな。そこからもうミスリード。北川&深キョンの美女共演。深キョンのあの横幅の包容力がたまりません。まぁ、深キョン目当てに見たわけですから。キャステイングに予算を>>続きを読む
最高なスリラー映画。今作は何度もレンタルしてました。フォンダ&リーのベストキャステイング。ルームシェアしててルームメイトの見ちゃいけない一面を見てしまうドキドキ感がたまらないです。あとリーに喰われるフ>>続きを読む
劇場公開時の記憶がまだ残っています。監督がメジャーになる前の作品。この時は、まさかあんな作品撮るとは夢にも思わず。白いペンキが印象的で、スタイリッシュでした。犯罪映画はこうでなくっちゃっていう作品。コ>>続きを読む
待ちに待った作品。最近は4.0に届かない作品が続いて消化不良気味。ようやく期待越えの作品。ただの法廷劇からさらに一歩踏み込んだ内容。その後のエピソードも劇的。戦争犯罪に時効はないという一点だけで社会に>>続きを読む
C・イーストウッド監督作。
なんかイーストウッド怒ってますね。「アメリカン・スナイパー」の時よりテーマがピンポイントになってる気がする。気になって調べたら、英雄が一転叩かれる「白人」シリーズ他にもある>>続きを読む
D・ボイル監督作。
ほろ苦さを通り越して激苦な内容。そこそこリアルタイムで前作見て、20年経って彼等が全く変わっていない。「一体お前等20年間何やってたんだ?」が、そっくりそのまま見ている自分に返って>>続きを読む
R・ライナー監督作。
コメディ要素も絡めるあたりがライナーらしい作品の撮り方。ちょい古臭く感じるけど、逆に煽り気味になる傾向にある内容だけに抑え気味でグッド。一番言いたいことは監督自身が喋ってた感じ(>>続きを読む
映像はハマりましたが物語としてはどうでもよかった。D・クローネンバーグの一時期の「クラッシュ」や「裸のランチ」や「スパイダー」みたいな一種変態系映画。見てても全く理解は出来ない。ピアスって耳の飾り物っ>>続きを読む
笑うに笑えない作品。ダンナを悪者扱い散々しといて、この結末って。。見ているこっちもダンナが悪いって感じで見てるけど、全部見終わってふと最初に戻ると、雪崩の後で妻と子供達でダンナをチョケて笑っていれば丸>>続きを読む
グリコ・森永事件は今もよく憶えている。事件一報後、小学三年生だった自分はよく遊んでいた従兄弟にすぐ電話した。「お菓子の中に毒が入っている」と。社長の解放と怪文書の数々。子供の声まで犯行に使われ関西弁で>>続きを読む
G・キャメロン監督作。
圧倒的な映像美。「全てを表現してやるぜ!」と意気込みがバンバン伝わってきましたよ。ただこれは好みの問題だから、映像美に慣れて来たら冗長でしかなく。。万物との物理的な結合で「絆」>>続きを読む
凍てつくほどの空気と雪が軋む音が印象的でした。あんまり好かないファム・ファタール。何かしてやりたりより、どうしようもなく呑み込まれていく女性像が好き。そういう女性はだいたい寝技が得意(笑)。「白いドレ>>続きを読む
いわゆる予備知識なしの作品。911の話ともギリギリまで知らず。この監督、喪失を上手く描く監督ですね。まさかのM・V・シドー。カッコイイ俳優でした。だいたいこのテの役はC・プラマーか彼。どっちが演じても>>続きを読む
「圧巻」です。素晴らしい作品だけど見た後に、出来れば見たくなかったなと思ってしまう程の作品。「残酷」を緊張と緩和で描き切った作品。美しい砂浜と少年達の眼差しが脳裏に焼き付く。健気なだけにやるせない。学>>続きを読む
いや~持論はまだまだ続きます。こうなってくると逆に次回見る作品がプレッシャーになって来てしまう。今作はボクサーとセコンドの信頼関係が素晴らしかった。A・エッカートの素晴らしい演技。一昔前なら主演はS・>>続きを読む
日々の激務に劇場で最初から最後まで見事に爆睡。ゆったりシートで2時間のお休みタイム。わざわざお金払って寝に行ったというイワク付きの作品。こんな作品だったんですね(笑)。最初は一人で始まり、軍服を纏った>>続きを読む
映像のキレイさといったらないね。さすがヨーロッパって感じです。語り口も少し変わっていて、なのにハリウッド。前半のパートはR・パイクの「ゴーン・ガール」張りの恐妻に圧倒され、後半は暗殺計画にハラハラと楽>>続きを読む
L・ニーソン主演作。
中盤までは完全にミスキャストだと思ってました。「96時間」シリーズ顔負けのカーチェイス。タフガイ・ニーソンではオカシイでしょって。終盤でその理由がなるほどなとなる訳。ベルリン観光>>続きを読む
映像、語り口素晴らしかったです。鮮やかと言う他はないですね。これだけ制作陣の思いが見る側に120%伝わっている作品早々ないですね。ここがイイ、あそこがイイがありすぎてって全部なんだけど、全てのシーンに>>続きを読む
オムニバス作品はなかなか面白かったけど、ドキュメンタリーは色々思い出して苦しかったな。ドキュメンタリーには力がありますね。ずっと苦しかったけど、最後の最後に東京の仲良しさん達の入浴場面で救われました。>>続きを読む
変わった作品。ずっと変化球を投げつけられて、ファールチップしまくってる作品。スカッとしない、でもカウントは獲られてる(笑)。主人公の女の子が可愛かった。ファッションもなんかいい。どこまでが実話なんだろ>>続きを読む
これぞ王道のハリウッド映画。ツボに入りまくりの作品。ハリウッドの子役はホントえげつないね。お互いの信頼関係は血縁で決まるんじゃない。まぁ当たり前の話だけどね。意外に忘れがちだけど、大人は大人の約束事は>>続きを読む
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」に続く傑作。見よう見ようと思いながら長い年月が経ってしまいました。トラウマ克服映画は機が熟さないと触手が伸びません。予告編を見るに、主人公が信じていたものが途中から瓦解>>続きを読む
自力では辿りつかない作品シリーズ。これは秀作!面白かった。編集、テンポのリズムが素晴らしかった。話の内容はよく見てないとおいて行かれます。あれがこうなってこれがああなって。NYの多様性を存分に堪能でき>>続きを読む
待望の続編。ワチャワチャが激しかった。各キャラクター達のエピソードをギチギチに詰め込んでみたら、こうなりましたって感じ。見てて疲れた(笑)。「成り行き」がようやく軌道に乗ってギアまで登場して。やはり色>>続きを読む
まさかの高評価。何か分からないけど見てしまう不思議な作品。何だろうね、映画愛が詰まってる。今の時代には合わない作風。見る側が期待しているものを見せない作り方や結末を曖昧にしてしまうやり方。伏線回収が至>>続きを読む
K・リーブス主演作。
二作目よりは楽しめました。二作目の問題点を修正して臨んだ三作目。緩急を付けた話の展開。ゴロゴロ転がるキアヌ。頑張ってます。アクションシーンが言わば目玉なのですが、さすがにこのアク>>続きを読む
B・ジュノ監督作。
これが傑作と言われる由縁は正直よくわからんです。こだわりまくった画作りは見てて気持ちよかった。サスペンスフルな演出も素敵でした。ただここで何を言いたかったのかがよく読み取れなかった>>続きを読む
不思議な魅力のある作品。まとまりがないのがイイですね。無理してまとまらせると、きっと楽しくなくワクワクもしなかっただろうな。「成り行き」がこうもドンピシャはまる作品ってなかなかないですね。続編が待ち遠>>続きを読む
青山真治監督作。
青山監督作品は「レイクサイド~」以来。汚くて明け透けな昭和を体現するシリーズ。精神性や価値観は昭和64年で区切りが付くはずもなく、連綿と令和にも受け継がれている。「血と骨」を見た時と>>続きを読む
D・ボイル監督作。
20年前に今作の設定があったとすれば、主人公は絶対彼ではなかったでしょうね。「スラムドッグ・~」の成功があればこそ。それにしてもなかなか変わった話でした。ビートルズだけではなく、他>>続きを読む
パソコンの画面上で見ていたので、これぞリアルって感じでした。パソコンのスキルがあると、色々出来てしまうが故に知らなくて良いことまで知ってしまう。ネット環境のある日常を上手く表現していましたね。個人的に>>続きを読む