えんさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

えんさん

えんさん

映画(708)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

嗤う分身(2013年製作の映画)

2.5

分身=<ドッペルゲンガーというと、いつも否定的に語られることが多い。肯定的に捉えれば、自分の身代わりになってくれる、パーマンのコピーロボットみたいな存在なのだろうけど、ちょっと考えれば、自分という存在>>続きを読む

ランナーランナー(2013年製作の映画)

1.0

オンライン・カジノに手を出した学生が、そこでのイカサマを暴きに行ったら、逆に大きな陰謀の渦に巻き込まれていくというお話。主演は「ソーシャル・ネットワーク」や「TIME」など、近作では良作への出演が多い>>続きを読む

西遊記 はじまりのはじまり(2013年製作の映画)

1.5

日本語吹替え版にて。

「少林サッカー」のチャウ・シンチー監督作品。作品がVFX満載のコメディだからなのかもしれないけど、この人も作風に似合わず寡作な人。前作の「ミラクル7号」は2008年製作になるの
>>続きを読む

シャトーブリアンからの手紙(2012年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦下、ドイツ占領下にあったフランスで起きた虐殺事件を描いた作品。きっかけになるのが一人のドイツ将校の暗殺なのだけど、その見返りにヒトラーが求めたのは150人のフランス人捕虜(主に政治・思想>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

「インセプション」、「ダークナイト」という傑作を生み出す、クリストファー・ノーラン監督作品。僕は、ノーラン監督こそ、見えないものを見えるように描く杞憂の監督さんだと思っています。「インセプション」だと>>続きを読む

トワイライト ささらさや(2014年製作の映画)

3.5

幼い子を抱えながらも、堅実に生きていた落語家が不慮の事故に遭い、ゴーストとして残された妻子の前に姿を現すというハートフル・ファンタジー。ゴーストになる主人公が落語家という設定になっているからか知りませ>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

4.0

平凡な主婦が、とあるきっかけで巨額の横領事件に手を染めていくというサスペンスドラマ。主演は2007年の「オリヲン座からの招待状」以来、映画では久々の主演作となる宮沢りえ。一時期は映画も、ドラマも遠のい>>続きを読む

天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.0

3Dの字幕版にて。

「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネ監督が挑んだ初3D映画。原作はライフ・ラーセンの有名な冒険小説「T・S・スピヴェット君傑作集」からきている。生まれながら頭脳明晰な天才少年が抱
>>続きを読む

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

5.0

全編が二人の会話劇という名作「ビフォア・サンセット」を生み出したリチャード・リンクレイター監督が、また奇抜な形の作品を出しました。本作「6才のボクが、大人になるまで。」は、主人公メイソンが6才から大人>>続きを読む

リスボンに誘われて(2012年製作の映画)

2.5

世界中で大ヒットしたベストセラー小説「リスボンへの夜行列車」を映画化した作品。映画の語り口は非常に滑らかで、魅惑的だ。橋の上から飛び降りようとした謎の女性を助けた大学教授が、ふとしたことから女性の持っ>>続きを読む

バツイチは恋のはじまり(2012年製作の映画)

1.5

良好な結婚生活を送るには、1回結婚を経験して別れ、その次に結婚した相手とうまくいくという経験説が伝わっている、ある一家の女性を巡る恋の物語。こういうジンクス的な要素は普通は個人でするものだけど、周り、>>続きを読む

福福荘の福ちゃん(2014年製作の映画)

4.5

お笑いトリオ森三中の大島美幸が、坊主頭にして男性役を演じた話題作。彼女演じる男性は福田辰男32歳。塗装工として長年働き、ボロアパートに住む福ちゃんは職場でも、アパートでも、親切な兄貴分として一目置かれ>>続きを読む

100歳の華麗なる冒険(2013年製作の映画)

4.0

世界的なベストセラーとなった小説「窓から逃げた100歳老人」を映画化した作品。結構中身にブラックな笑いもあるので、ベストセラーとなった原作の下敷きにしているとは思えないのですが(原作未読なんで何とも言>>続きを読む

ドラキュラZERO(2014年製作の映画)

2.5

タイトルを観れば、この映画は何の映画か一目瞭然。吸血鬼として知られるドラキュラ伯爵のルーツを、ファンタジー風に描いた作品。ドラキュラ伯爵のモデルといわれるのは15世紀に実在したワラキア公国(現ルーマニ>>続きを読む

エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

3.0

シルヴェスタ・スタローン、ジェイソン・ステイタム、アーノルド・シュワルツネッガー、ミッキー・ロークに、ブルース・ウィリスなどの新旧のアクションスターそろい踏みで始まった、エクスペンダブルズ・シリーズも>>続きを読む

小野寺の弟・小野寺の姉(2014年製作の映画)

3.5

昨今の少子高齢化の波の中で、結婚年齢も徐々に後ろに下がる晩婚化や、独身のままで過ごすことが世の中としても当たり前になってきた。こうした個人の生き方みたいなものが自由になっているのは、経済的にも、社会的>>続きを読む

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

1.5

顔を覆うくらいの巨大なマスク(お面?)をした男フランク。彼が所属するバンドに入ってきた、一人の青年ジョンがフランクやバンドのメンバーに感化され、伴に音楽をやっていくというストーリーになっている。予告編>>続きを読む

不機嫌なママにメルシィ!(2013年製作の映画)

4.0

この映画は何の映画か、、と聞かれると、答えに窮する映画がときたまあります。概して、このタイプの映画は映画自体は面白いのだけど、何の映画かと一言で表すのが難しいものが多いように思います。本作も、そんなタ>>続きを読む

メアリーと秘密の王国(2013年製作の映画)

3.5

日本語吹替え版にて。

CGアニメ「アイス・エイジ」のクリス・ウェッジ監督によるファンタジーアニメーション。劇場公開がすごく限定されているのが残念なくらい、とっても楽しいアニメでした。CGアニメはそれ
>>続きを読む

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(2014年製作の映画)

3.5

フランスとイタリアの国境付近にくっついているモナコ公国。首都モナコ市の占有している領土が、そのまま国家となっている世界で2番目に小さい都市国家だ。こんな小さな国家の割に、スポーツの世界では昨季は強かっ>>続きを読む

まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)

2.0

三浦しをん原作の小説「まほろ駅前多田便利軒」が2011年に公開され、同じキャストで昨年2013年にテレビ東京系列で「まほろ駅前番外地」という形でテレビシリーズ化されてきた。本作は劇場版としては第2作と>>続きを読む

THE NEXT GENERATION パトレイバー 第5章(2014年製作の映画)

1.5

ゆるふわ感が続いているパトレイバーシリーズも、エピソード8、エピソード9の2作品が公開される本作で第5章。第1章のときから、レイバーがバシバシ登場して活躍するというよりは、周りのキャラクターを中心に描>>続きを読む

誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

4.0

「カポーティ」でアカデミー賞主演男優賞に輝き、「マグノリア」、「リプリー」などでも名脇役として活躍していたフリップ・シーモア・ホフマン。46歳という若さで今年2014年2月に亡くなったが、その彼の遺作>>続きを読む

レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

2.5

韓国国内の何気ない家族の風景、実はこの家族4人は北朝鮮から派遣された秘密工作員(スパイ)たちだったというコメディ。一家の隣に住むのは、韓国の普通の喧嘩の絶えない一家。この韓国一家と、北の偽装家庭のスパ>>続きを読む

|<