Yutoさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

3.1

ほぼアメリカ海兵隊プロパガンダ映画。

相手がエイリアンだからまだいいけど、同じようなストーリーの戦争映画とか作ったら評価はもっと低いかも。

なんとなくモキュメンタリー風に作られているところは好きで
>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

2.9

性欲は、個性なり。

屈託を抱えた一人の若い男が、
セックスを通して「女」を知る話

ただそれだけです。
それをどう思うかは観る人次第です。

世辞でも贔屓でもなく松坂桃李は非常に演技がうまい。それだ
>>続きを読む

帝一の國(2017年製作の映画)

3.6

超エリート学園「海帝高校」
そこの生徒会長になれた者は、将来の内閣入りを約束されるほど。
生徒会長、そのたった一つの座をかけた男たちの戦いが始まる!


思ってたより良かった。
アホな設定を存分に活か
>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.6

究極のSFX

それ即ち、先人たちの試行錯誤の結晶。
私のような現代人が昨今のVFXと比較しても、全く見劣りしない。むしろSFXであるからこその恐ろしさがある。

ヤツは一体、何者なのか。
ヤツに寄生
>>続きを読む

人狼(2018年製作の映画)

3.7

1999年に公開された日本のアニメ映画
『人狼』のリメイク作品。
基本的なストーリーはほぼ同じですが、時代や世界観の設定は全く異なります。

映画の出来映えは予想以上でした。
アクションシーンの演出は
>>続きを読む

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

2.8

『キル・ビル』の後半戦

特に感想はない。
正直に言って、Vol.1とのギャップに困惑したまま映画が終わってしまった。
誰にどうオススメすればいいかわからないです。

映画の尺は136分だが、ゲオで借
>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.5

『タクシードライバー』
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーティン・スコセッシ監督が送る、渾身の超大作。

1975年の全米トラック運転手組合(IBT)委員長ジミー・ホッファの失踪と、彼の右腕フ
>>続きを読む

グロック: 選ばれた武器(2018年製作の映画)

4.0

兵器の需要と供給

銃社会における銃への信頼

兵器メーカーの闇

市民、警官、ギャング、テロリスト、
高性能自動拳銃グロックは、今日も世界の誰かの手に渡る。

オーストリアの大手兵器メーカー『GLO
>>続きを読む

アビス/完全版(1993年製作の映画)

3.4

視覚効果で言えば一級品の映画。
さすがはジェームズキャメロンです。

だが映画のメッセージ性があまりにもストレート過ぎてちょっと説教くさい感じも否めない。

映画鑑賞で視覚効果も注目するってひとにはオ
>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.4

ある一人の黒人奴隷がドイツ人賞金稼ぎと手を組み、囚われた妻を救出する!
もう誰も、彼を繋ぎ留めることはできない。

撃ち合いのシーンの血飛沫はえげつないです。しかし同時に爽快で魅力的です。
撮影もダイ
>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

4.3

市民を守るために与えられたはずの力が、市民に向けたらどうなるのか


実話をベースにした悪夢のような映画。
いや、悪夢そのものである。

1967年にデトロイトで勃発した大暴動と、白人警官による黒人へ
>>続きを読む

トリプル・フロンティア(2019年製作の映画)

3.5

5人の男たちが麻薬王のカネを盗んで持って帰るアクション・クライム映画。
全体的な印象としては、イリーガルなトレジャーハントを描いたアドベンチャー映画って感じです。

映像は素晴らしかったです。
戦闘シ
>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.4

殺し屋が殺し屋に復讐する話

途中からあんまりリアリティとかを求めちゃダメだなってのは気付き始めた。
日本刀で敵を斬りまくるシーンとか観ていて面白可笑しかったです。

中盤のアニメーションのシーンは素
>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.8

アメリカ人作家R・J・パラシオの小説『WONDER』を原作としたヒューマンドラマ映画

トリーチャーコリンズ症候群を患った少年オギーとその家族 、そして友達の視点から描いた物語です。

予備知識なしで
>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.3

アイルランド、ダブリンのシングストリート高校を舞台に、音楽に情熱を懸ける高校生たちの青春ドラマ。

仲間を集め、目標に向かって一つになるストーリーは好きです。
劇中の歌も格好良かったです。

不況の中
>>続きを読む

ブルー・ダイヤモンド(2018年製作の映画)

1.1

映画のどこが悪かったとかそんな話ではない。逆にどこが良かったのかを教えてほしいくらいだ。

ろくな展開もない最低な脚本、意味も魅力もないだらだらとしたセックスシーン、全くもって興味深くないキャラクター
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.7

突如失踪した娘

父親は、手がかりを掴むべく娘のSNSから情報をかき集めるのだが……


映像編集の斬新さはそれだけで魅力的だが、それをしっかりとしたサスペンスに仕上げており、終始緊張感のある映画だっ
>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.7

カネ、自由、そして愛。

日本統治下の朝鮮を舞台に繰り広げられる、究極の騙し合い。

官能の極み。わりと構えて鑑賞なさることをオススメします。

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

3.3

前作『300〈スリーハンドレッド〉』で描いたペルシア戦争を別の視点から描いた映画。
ジェラルド・バトラーは数秒ほど出演します。数秒ほど。

本作の戦場は大海原。
敵艦隊の指揮官は初登場の美女。
ええ、
>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

4.3

死刑囚の告白

実話を基にした衝撃のスリラー映画。

とりあえず、リリー・フランキーとピエール瀧の演技が最高に素晴らしい。俳優に恐怖を覚えたほど。
山田孝之も真面目なキャラクターを上手く演じていた。キ
>>続きを読む

300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.7

血湧き肉踊るとは正にこの映画。
もう、とにかく殺しまくる。

アクションシーンは良かったですが、戦場と都で場面がいったり来たりして気持ちが離れそうになる。

ストレス発散型映画。
面白そうだと思った方
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

2回鑑賞
原作既読

警察、ヤクザ、暴力、そして腐敗。
昭和末期の広島を舞台に、一匹の狼が命を懸けて危険な綱を渡り歩く。


この映画で松坂桃李のファンになった。

白石和彌の映画の中では一番好き。こ
>>続きを読む

最後の追跡(2016年製作の映画)

3.8

批評家から絶賛されたクライム映画

全体的にゆったりとしたペースの映画です。派手なアクション映画ではありません。
邦題は『最後の追跡』ですが、映画の半分は追われる側の視点で描かれます。
単純な刑事もの
>>続きを読む

ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

2.3

戦争映画は好きです。戦闘シーンとかも好きです。別にこの場で平和主義者を気取るつもりはありません。
まして史実を侮辱する気など毛頭ありません。
ですが、本作『ホース・ソルジャー』は
はっきり言って嫌いで
>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.7

どん底で終わるなら、一夜限りの王となる

何がなんでも人気者になりたいと欲し、誇大妄想にとりつかれる主人公パプキン。
彼は「笑い」に何を求めるのか。

ロバート・デ・ニーロの演技は最早、演技ではない。
>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.8

新海誠の名を世界に轟かせた大ヒット作

東京に憧れる田舎の女子高生と、東京に住む男子高校生の精神が夢の中で入れ替わる青春ラブロマンス映画。

その圧倒的な映像美で世界中の映画・アニメファンを魅了したの
>>続きを読む

フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.1

入れ替わった顔。

アクションに続くアクション。

非常に見ごたえのある映画。
『君の名は。』をアクション映画にしたら多分こうなります。

アンストッパブル(2010年製作の映画)

3.5

だいぶ前にテレビ放送で観た映画

科学薬品を大量に積載した暴動貨物列車を止めろ!

ヒューマンエラーの恐ろしさは伝わる。
線路の近隣住民からすればかなりの不安だろうなぁ……。

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.3

少佐役の役者を白人にしたことで論争が起きたSF映画


メッセージ性は少し薄くなったような印象もありますが、一本の映画としてうまくまとまっているとは思うので結構観やすいです。アニメの面白い要素を抽出し
>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.4

言わずもがな、史上最も売れた日本映画

内気な少女の成長を描いた傑作アニメ

緻密な背景、色とりどりの色彩、驚異的なアニメーション、そして見る者の心をくすぐる不思議な世界観。
性格もビジュアルも個性豊
>>続きを読む

となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.2

夏を象徴するジブリ映画といえばこれ。

もうレビューするまでもないくらい語り尽くされているとは思うが、カンタのキャラクターがまたいいですよね。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.9

自分と向き合えず、周りを怖れ、才能をもて甘していた青年は、一人の心理学者と出会い、カウンセリングを始める

マット・デイモンとロビン・ウィリアムズ。演技は共に素晴らしかったです。
人との接し方がよくわ
>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

3.7

恥ずかしながら、ヒッチコック初体験。
あの有名なBGMが聴ける。

狂気のマザコン映画。
映像、特にフレーミングが素晴らしかった。

シャワールームのシーンに関しては言わずもがな、BGMに合わせて車の
>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

久々の劇場鑑賞
下記のクライマックスの必要性のところは一部ネタバレを含むのでご了承ください。


総合的に言えば、普通。
良かった点と悪かった点が混在した映画だった。
映画のスケールにしてはテーマは小
>>続きを読む

ロッキー(1976年製作の映画)

3.4

無名のサウスポーが王者に挑む

超有名ボクシング映画なので鑑賞してみた。

率直に言えば普通。期待値が高過ぎたのかもしれない。
アポロとの試合のシーンはかなり良かったが、エイドリアンとのラブロマンスは
>>続きを読む