COKOさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

COKO

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ツーリスト(2010年製作の映画)

4.2

主演2人のミステリアスな色気がたまらない。
プロットもスリリング。
おしゃれきわまりない作品。
ルパン三世が好きな人はマスト。

コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

3.8

今敏監督の「パプリカ」の絵柄を「ポパイ」にして、ハリウッド批判とドラッグをミックスし、平沢進をボブディランにしたようなSF作品。
映像の3分の1が実写で、あとは全てアニメ(ポスターと違ってアニメが多い
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.3

話はやや分かりにくいが、楽しい映画。
ケイト・ブランシェットは落ちぶれてもかっこいい....。
サリー・ホーキンスがすごくいい仕事をしている。

アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生(2014年製作の映画)

3.4

NYのおしゃれなお年寄り7人のライフスタイルを取材したドキュメンタリー。
下手な映画を見るよりドラマにあふれていて、とてもゴージャス。

メモを取りながら観ていたが、名言の嵐でペンが追いつかないほどだ
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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.6

監督自身が1ヶ月3食マクドナルドを食べ続けるというドキュメンタリー。

最初は「余裕だぜ!」という感じなのが、どんどん地獄になっていくのが恐ろしい。

ただ食べるのを観察するというだけでなく、マクドナ
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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

3.9

今のアメリカに足りないものを、マイケル・ムーアが世界から奪いにいくという設定のドキュメンタリー。

有給を世界一とるイタリア、宿題を無くしたら学力世界一になったフィンランド、給食を全てオーガニックのフ
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ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

3.7

1800年代の農村の暮らしに憧れ、本当に絵本の中のような、理想の生活を送った絵本作家ターシャ・テューダーのドキュメンタリー。

ターシャと暮らす家族もみんな楽しそう。
「思う通りに生きて良いんだ」とい
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水の女(2002年製作の映画)

3.1

銭湯を舞台に、水の女・UAと火の男・浅野忠信の関係が描かれていく。
綺麗な映像で、ほんのりスピリチュアルな雰囲気もあり。
UAが好きな人のための映画。
YUKIの関西弁が可愛い。

スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.6

日本の映画だが、無国籍感がとてもおしゃれ。
伊藤歩の透明感が良い。
Charaの自由な雰囲気も最高。

ラストの札束を燃やすシーンにカタルシス。
いつまでも色褪せない作品。

ファッションが教えてくれること(2009年製作の映画)

3.5

アメリカ版「VOGUE」の編集長アナ・ウィンターに密着し、ファッション誌でもっとも重要な9月号(通称セプテンバー・イシュー)制作の過程を追ったドキュメンタリー。

アナの信念や働き方、スパッとした物言
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世界一美しい本を作る男 ―シュタイデルとの旅―(2010年製作の映画)

3.3

紙質、インク、ページの香りにまでこだわりぬき、世界一美しい本を作る出版社の経営者にして本職人のゲルハルド・シュタイデル氏の密着ドキュメンタリー。

自身が最高のもの作りをすることが、世界中の人々の喜び
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パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

3.0

制作費135万円で興行成績90億円を叩き出した伝説の「ホームビデオ」。

ノンストップで恐怖を煽る演出がすごい。
ストーリーや演技は普通(というかよくわからない)。見せ方がうまい。

作品に、機材の質
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ブランカニエベス(2013年製作の映画)

3.4

フラメンコの音色が扇情的な一本。
セリフがなく、ストーリーは童話的で分かりやすい。

モノクロだがセンセーショナルな映像で、実験的。
映像がエモいので、大きい画面で見ると良い。

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.8

30年母親なしで生きてきた冷酷な借金取りの男の元に、母親だと名乗る女性が現れて無償の愛をそそぎ始める。

ものすごい秀作。
残酷さの表現と母の愛のコントラストがものすごく、的確な演出が恐ろしいまでにド
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.4

子供を外の世界に一切出さず、外の世界のことも教えない父親。
清く正しく、一見幸せそうな家庭の中で、気持ち悪い狂気が進行していく。
「ブラックメルヘン」とでもいうのだろうか。

映像は爽やかだが耽美的で
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愛しのゴースト(2013年製作の映画)

3.0

タイの古典をベースに、ゴーストと人間の恋愛を描いたホラー&コメディ映画。
友達が4人はちょっと多い気がした。3人でも良い。

つまらなかった訳ではないが、笑いのツボやキャスティングが独特で、タイの感覚
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.5

フィンランドの青年が持ち物を全て倉庫に預け、1日1つだけ取り出せるというルールで1年間過ごし、本当に大切なモノは何かを探していくドキュメンタリー。

人生はモノだけではできていないが、必要最低限のモノ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.4

汚ったない場所で殴り合いをして己を確認する。
世界観が非常に個性的で、ユニークな映画。
むせそうなほど男性的な映画なので繰り返し見ようとは思わないが、とにかくインパクトがすごくて、強烈なファンを生み出
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トゥモローランド(2015年製作の映画)

3.2

ディズニー製SF。
「諦めない者こそ未来だ」というメッセージ。
映像が本当に未来を見ているようですごい。
大きい画面で見ると良い。

ストーリーが膨大すぎて2時間ちょいでは明らかにまとめきれていないの
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しあわせのパン(2011年製作の映画)

3.5

北海道が舞台なのだけど北海道ではない別の国のような、不思議な世界観の作品。

ひとつのパンを分け合うことで、人と人との絆が深くなるというストーリーが面白い。

たくさん美味しそうなものが出てくるが、個
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.7

環境に恵まれずほぼ孤児状態だった心優しい黒人の子供が、同じように心優しい人々に助けられて、才能を開花させアメフト選手マイケル・オアーになっていく物語。

人に助けてもらえる人は、才能が開花し、かつ幸せ
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

安定のディズニー。
ひたすらハッピー感は伝わってくるが、それ以上の学びやワクワクがないのがやや惜しい。
プリンセスもののように憧れる要素があればまだよかったが、ロマンスもなし。

また、メリーポピンズ
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

2.2

「ヒトラーを克服するには、彼を笑い飛ばす勇気が必要だ」という思想で書かれた小説の映画化。現代に蘇ったヒトラーが人気コメディアンになる話。

賛否両論あるが、個人的に非常に意義深く、面白いコンセプトだと
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

4.4

ビバリーヒルズ・コップは3作出ているが、やはり原点のこれが一番好き。
底抜けに明るい作品。

最初の浮世離れしたカーアクションに爆笑させられ、完全に持って行かれる。

主人公のアクセルと、タガート、ロ
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.4

「ホラーは苦手だけど、古い映画だしアナログで撮影されてるし大丈夫か〜」と油断していたが、想像の3倍怖かった。
やはり演出がすごい。演出の教科書的な作品。

若干ネタバレだが、スピルバーグ作品で唯一子供
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.2

炎の映像が時に恐ろしく、時に美しい。
ストーリーは後半、若干マンネリ。
恋愛ストーリーもやや蛇足だなあと思ったが、消防車の上で寝転がってキスするシーンは思わずにっこりした。

卒業(1967年製作の映画)

3.6

高校生と人妻のただならぬ関係を描いた賛否両論の作品。

有名なラストシーン、私は大好き。

映像の工夫がユニークなのと、サイモン&ガーファンクルの(なぜかなんども同じ曲が流れる)音楽も世界観に合ってい
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.7

「雨に歌えば」と同じ監督。
フレッド・アステアの軽やかなステップは超一流。
音楽に彩られた、オードリー・ヘップバーンとの年の差の恋にキュンとする。

セックス・アンド・ザ・シティ2(2010年製作の映画)

4.1

劇場版SATCの2作目。私は前作の倍ぐらいこの「2」が好き。
テンポとノリの良さはそのままに、冒頭の80年代NYの再現にテンションが上がったり、ドバイ・アブダビのエキゾチック&ゴージャスなおもてなしに
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セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

3.3

女子が最高にワクワクする映画。
ロマンス要素は少なく、「女の子がどう生きていくか」に徹底して主眼を置いているのが特徴。
現代的なノリの良い作品で、ドラマを見ていなくても楽しめる。

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

2.9

日本的なしっとりした雰囲気の恋愛映画が見たい人におすすめ。
映画を通して得られる学び的なものは特にない。
男性は永作博美が可愛いと思い、女性は松山ケンイチにキュンとするだろう。

マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

3.7

インド人の料理人一家と、フランス人のミシュラン一つ星レストランの人々の、交流と成長を描いた心温まる作品。

最初はいがみ合っていた両者が、インド人天才シェフの青年ハッサンの、フランス人と仲良くなりたい
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ショコラ(2000年製作の映画)

3.7

登場人物たちと一緒に、かたくなな心がほどけていく不思議な映画。

「カカオは心を開く」を体現したおじいちゃんのストーリーがロマンチックで、チョコレートのタイアップがきたら絶対に売れそうだと思った。
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.5

色彩、歌、映像どれを取ってもハイテンションなミュージカル映画。
難しいことを考えず感性で楽しもう。
10〜20代の女性におすすめ。デートで見るのもいいかも。

お買いもの中毒な私!(2009年製作の映画)

3.4

安定して面白いコメディ映画。
何かもうひとつ華があれば、より素晴らしい作品になったかも。
「SATC」を手がけたパトリシア・フィールドさんのスタイリングはさすが。

ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.8

キャスティングが素晴らしい。
福士蒼汰さんと工藤阿須加さんのお二人とも、それぞれの良いところがすごく綺麗に出ていて、とても好きになった。
吉田鋼太郎さんの鬼上司は「セッション」の教官を日本風にじっとり
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