saeさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.7

大好きなドーナル・グリーソンにかわいいウサギたちに癒された。ロンドンは憧れの街だし自然溢れた田舎もいいなあ。ベタな展開だけど面白いしほっこり。
それでもやっぱり私は、朝を迎えてしまったことを嘆くニワト
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ブルックリンの片隅で(2017年製作の映画)

3.9

今年のベルリン映画祭で賞を獲ったイライザ・ヒットマン監督、気になってた彼女の2作目なので見てみた。これは!好きな監督増えました
淡々と、静かで、エモーショナルで、とてもリアル。自分がゲイだって認めるこ
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.5

好きな女の子に、"君の良い所は、いろんな色が混じり合って明るいんだ"って言うの素敵すぎる。暗くても光はある、なければ君が光になればいい。視点を変えて前を向いて歩きたい。そして助けを求めることは悪いこと>>続きを読む

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.8

何度でもやってくる、悲しみの詰まった忘れられない夏という季節。ベルリン、パリ、ニューヨークの思い出たちが彼らに優しく寄り添う。心に突き刺さった痛みは、ゆっくりと吐き出され、共有され、そして受け入れられ>>続きを読む

好きだった君へ:P.S.まだ大好きです(2020年製作の映画)

3.5

雪の日の運転が苦手なことをちゃんと覚えてて迎えに来てくれるノア・センティネオにキュンとこないはずがない

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

撮影、美術、役者の演技、全てに終始ただ圧倒されていた。ストーリーは攻撃中止命令を伝える、いたってシンプルなのに、いかにそれが困難で、いかにそれが死と隣り合わせなのか、青年の背中を追いながら痛いほど伝わ>>続きを読む

スヌーピーのバレンタイン/だいすきよ ちゃーりー・ぶらうん(1975年製作の映画)

3.8

絵が可愛いのにハッピーじゃないバレンタイン。そうゆうところ好き。ライナスが失恋して川にチョコ投げてたけど下にいたスヌーピーたちが美味しくいただいててかわいかった。バレンタインで一喜一憂してたの懐かしい>>続きを読む

ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.7

"僕は変えられない、だから父さんが変わらなきゃいけない、それが無理ならそれまで"ってはっきり伝えるの、決して簡単ではないから、とても勇気あることだと思う。切なくて所々泣いた。車窓から出す腕、清々しいラ>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

4.1

ポップな色彩と音楽とても良かった!
終わり方も好き

ワイルドライフ(2018年製作の映画)

4.0

柔らかな色合いと美しい構図の映像が終始続く心地よさ。静かだけれど物語は重く、心にのしかかる。
母と父の1人の人間としての弱さ、脆さ、情けなさ、醜さを目の当たりにし、ショックを受けながらも14歳の少年は
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写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと(2012年製作の映画)

3.7

"本があるのが楽しかった。絵を見るのも楽しかった。誰かが一緒にいるのも楽しかった、互いに大切に思える誰かが。そういうことの方が私には成功よりも大事だった"
大切な今は亡き友人がよく椅子に座り音楽を聴い
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.7

スタイリッシュな映像と騒々しさ、どんどん窮地に立たされる展開、画面に押し込められた表情、アダム・サンドラーの怪演に、気づけば引き込まれていた。そして最後に突然突きつけられる結末が衝撃的で圧巻。これはす>>続きを読む

セオリー・オブ・アチーヴメント(1991年製作の映画)

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お洒落でキュートな脱力系ショートムービー。ハル・ハートリー抜群のセンス。アコーディオンの曲もゆるくてよかった

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

割と早い段階で真実が明らかになったその後が予想外で後半グイグイ引き込まれていった。ダニエル・クレイグのクールだけどお茶目な探偵とアナ・デ・アルマスの独特なキャラ設定など、豪華なキャストたち全員キャラが>>続きを読む

BOYS/ボーイズ(2014年製作の映画)

3.9

美しい映像と終始アップで映される表情、印象的なカットの数々にずっと釘付けだった
どうしようもなく惹かれてしまう主人公の葛藤に胸が苦しくなる。湖でした忘れられないキス、木々を揺らす柔らかい風の音が耳に残
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.2

IMAXで。胸熱。
鳴り響くエンジン音、カーアクション、上がる心拍数、ギアチェンジ、タイヤの擦り切れる音、7000回転の先にあるもの…主演の2人含め、痺れるほどかっこよかった。何より2人の情熱、熱い友
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.1

コメディ、サスペンス、ホラー、ドラマ…
圧倒的だった。
"絶対失敗しない計画ってなんだと思う?-無計画だ。"

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

乗り越えられない悲しみがあってもいいと教えてくれた映画
ルーカス・ヘッジズ出演作に間違いはない

ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

3.7

イレーヌ・ジャコブのファッション可愛すぎて真似したい

トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

3.8

想いが届かなかった人に、君のような人は幸せを掴める、いや幸せ以上だ、君は魔法を掴める、と言う台詞とても素敵。
詩的で美しい言葉たち、4人の友情以上の家族のような不滅の絆、芸術について語り合い夢を追い求
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イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.7

命をかけた2人の行動にただ圧倒された。中盤の展開、人類未踏の高さに到達する2人の恐怖と混乱に足がすくむような映像に手に汗握りながら、同時にそこに映される素晴らしい美しさの数々に心奪われる。何より2人の>>続きを読む

ディス・イズ・イングランド(2006年製作の映画)

3.5

フレッドペリーのポロシャツ、デニムスカート、マーチン。スキンヘッズもかっこいいけど女の子もかっこいい。
切なく悲しいながらもラストの主人公の行動で何だかすっきりした

ホットギミック ガールミーツボーイ(2019年製作の映画)

-

"お前がこの世に生まれた時点でもう選ばれてるってことじゃないの?お前何のために生まれてきたの?誰かに選ばれることなんて待つなよ。あとはお前が選ぶだけだろ"
夜の追いかけ合うシーンは良かった
私の代わり
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.0

再見。
映画にとって音楽がどれほど重要なのか。E.T.とかインセプションなど有名すぎるあのシーンと音楽がたくさん見れるし、改めて音楽の凄さに気づくことができるし、制作の裏側を見ることでこれから映画の見
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

4.0

キスシーンがこんなにも美しくて哀しいなんて、泣いてしまう
白黒の映像によってピエール・ニネとパウラ・ベーアの魅力がより引き立っていた。
オゾンのこのなんとも言えない切ないけど温かい感じ好きです

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.0

考えること思うことはあるけれど、見て良かった。とにかく主演の2人が良い。2人の対立、対話、赦し、芽生える友情。互いに尊敬しあい愛すること、決して許されない罪を背負い生きることを、時にドラマチックで悲し>>続きを読む

ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

4.8

やっと劇場で見れた感動!彼らに出会えて本当に良かった。映像美、空を飛ぶ爽快感、音楽の美しさ、ドラゴンたちの可愛さ…とくに聖地の映像がとても綺麗だった。
愛、友情、共存することの難しさ、そして旅立ち。誰
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.7

マイケル・セラが好きなのでそれだけでもう◎
元恋人たち演じるキャストが豪華。こうゆうふざけてるB級オタク意味不明映画好き!何気にバンドの曲とかも良くテンポの速い演出も見ててたのしかった。歌うブリー・ラ
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.5

再見。
"この破錠した世界で唯一の本当の通貨となるのは、イケてない時誰かと共有したことだ"

ブエノスアイレス恋愛事情(2011年製作の映画)

5.0

隣のマンションに住んでるのに、とことんすれ違う男女。都会の人混み、靴箱みたいに狭い部屋の壁に穴を開けて作った窓、そこから見えた景色。細かい演出まで好き。お洒落でゆるくて部屋がとにかく可愛い。ラストもエ>>続きを読む

彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

5.0

再見。
初めて映画館で見たときのこと忘れない。
盲目の少年の初恋を描いたブラジルの映画。恋に落ちた相手は転校生の男の子。甘酸っぱくて、みずみずしくて、純粋で。その転校生が主人公の世界を広げていく。月食
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.0

見て良かった。なによりも曲が最高にいい。
2の方がコメディ要素強くてたくさん笑えて泣けて好きだった。もちろんシリアスなシーンもあるけど。2は1の疑問や伏線回収もあったり、本当は2人はどうなるべきなのか
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

5.0

オープニングから、離婚という重いテーマなのに軽快でゆるやかなテンポで映画は描かれる。誰かとずっと一緒にいること、暮らしていくことの難しさ、愛してるのに感情をぶつけてしまうこと。離れていても1番大切な人>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

すごい。登場人物の多さに最初は困惑したけど、名前やその複雑な関係性がだんだんわかってきた後半からがあっという間に感じた。そしてその深さと、ラストのなんとも言えない切なさに胸が締め付けられた。罪を犯して>>続きを読む