tyapiokaさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

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X-ファイル:真実を求めて(2008年製作の映画)

3.2

記録整理。かなり無理矢理なところもたったが、この二人の組み合わせはいい。あるかないかギリギリの線で攻めている部分はよく、血の涙も印象的。

28週後...(2007年製作の映画)

3.3

ガサガサした映像がパニックを伝えるものの、見にくい。そして音楽の不穏さが抜群によい。感染から発祥の早さ、走るゾンビはやはり面白く、観戦の瞬間からの爆発力が良かった。感染しているのかしていないのかわから>>続きを読む

ルパン三世 プリズン・オブ・ザ・パスト(2019年製作の映画)

2.8

ルパンは義賊じゃなく、泥棒であってほしい。どこか滑りっぱなしの印象。押してはいけないボタンを押してもモブキャラ1人殺せない牢獄や、光の剣士、名ばかりの泥棒たちなど、見る年齢層を低く見積もっているためか>>続きを読む

名探偵コナン 業火の向日葵(2015年製作の映画)

3.1

ゴッホを題材にしておきながら、いまいちな動機。ゴッホの絵を一ヶ所に集めるというアイデアと鈴木財閥の豪快さには楽しませてもらったが、キッドなら別作品の方が格好よく、トリックも、爆発も他の作品の方が完成度>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.5

いいチームが完成したあとの続編は、新キャラの投入か、仲間割れと相場が決まっており、この作品も例に漏れずだったが、きちんと楽しませるつくりになっていた。絶妙にうざく憎めない女キャラや、自分達のそっくりさ>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.3

シャイニングの続編かと思っていたら、X-MENの新作だったような印象。完全に超能力バトル。ホテルがチラチラ映るたびに嬉しい気持ちになったが、媚びてきているような気もした。ホテルではなく、武装すれば勝て>>続きを読む

パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.4

ド滑り倒している。パンク侍は小説的面白さで、映像的面白さではないのかもしれない。真面目と思われる歴史小説とのギャップが面白かった原作。しかし、腹ふりは映像的な魅力があった。大勢が躍り狂う様や、城を燃す>>続きを読む

ルパン三世 お宝返却大作戦!!(2003年製作の映画)

3.5

お宝返却という設定が観光地を回る口実となっており、よい。敵の男女は大人の関係で、ルパン一味はコミカルで、お宝の正体は少し予想がつくもののロマンがあった。ヒロインの出番や活躍がなく、登場も遅い店と、敵の>>続きを読む

木の葉化石の夏(2014年製作の映画)

3.1

このクオリティを卒業制作でつくれるのはすごい。夏、とくに湖成層の美しさはいい題材。短くまとまったストーリー上、意外性は少ないが、努力を感じた。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

万引き犯なのにちゃんと家族を感じられる。樹木希林とリリー・フランキーの演技の自然さに驚く。もうひとつ、家の中の住んでいる感も自然で驚いた。てっきり働かず万引きのみで生計を立てているかと思っていたため、>>続きを読む

ルパン三世 DEAD OR ALIVE(1996年製作の映画)

3.6

キスで嘘と気づいたうえで、続ける関係がどこか大人で印象的だった。タバコのにおいの伏線も、無意味に思える場面の繋ぎのワンシーンもよい。砂金になる様子や、ウネウネ動くナノマシン、案外容赦ない殺しなど見所は>>続きを読む

バットマン(1989年製作の映画)

3.7

ジョーカーはかなりコミカルなのにきちんと怖い。ジョーカーになる前から、まあまあ怖かったため、変化はそこまで感じられなかったが、楽しく愉快に残酷なことをする一連の行動は実に魅せるし、派手さもある。芸術家>>続きを読む

ルパン三世 the Last Job(2010年製作の映画)

2.9

これといった深い部分はなく、気楽に見れる。やや、キャラをギャグ寄りにしているのが気になる。皆、よくわからない動機で動いているのが気になった。犬はややしつこい。忍者×ハイテク系はルパンお得意の設定だが、>>続きを読む

TOKYO LOOP(2006年製作の映画)

3.4

束芋。高校の頃、美術で見て以来覚えている。

カフカ 田舎医者(2007年製作の映画)

3.2

イメージとして、カフカの世界観はもっと淡々と乾いている印象だったため、誇張しすぎな点がいまひとつ。

年をとった鰐(2005年製作の映画)

3.7

咀嚼しにくさが残る。長く生きることは幸せなのか。食欲は必ずしも幸福と結び付かないし、生きることも同様。ワニの食欲にあっさり負ける様と、タコの数を数えられるフリをするところがよかった。

ルパン三世 血の刻印 ~永遠のMermaid~(2011年製作の映画)

2.9

作画と、初代ルパンの盗まなかった理由はなかなかだったが、ルパンのずる賢さがあまり見られず、善い人におさまっていた。マキのキャラが活躍がない、お邪魔な感じがしてしまった。

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

3.5

一人一人の物語で一本ずつ撮れそう。人数が多く、やや顔の見分けに時間がかかった。もっと重々しいかと身構えたが、かなりコミカル。子どもがすぐ死んだり、銃を撃つのは文化の違いが感じられた。悪役のキャラクター>>続きを読む

頭山(2002年製作の映画)

3.4

かなりアニメならではの表現をしていて、よい。汚ならしさのある絵柄を味があると感じられたなら楽しめる。飛躍が過ぎる気もするし、テーマがなにかはわからないが、予測不能かつ大胆なアニメを楽しむものだろう。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.6

知的な物語だが、難しくない。人にきちんと焦点を当てているからだ。仲間意識が芽生える点も、不器用な告白も、解読のきっかけも、派手すぎずよい。解いたあと、人の生き死にを決めるのがなかなか辛い。

ルパン三世 1$マネーウォーズ(2000年製作の映画)

3.4

お洒落な台詞や演出が多く、渋めの作品。不二子や五ェ門がややおバカに描かれているが、ルパン三世はそのぶん大人に描かれていた。敵を女にした点が今回の何よりの見所。

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.2

超大量の毒をばらまくのは笑ってしまった。CGが古くさく、規模も小さいが、ゾンビとモンスターの合わせ技のような設定は少し面白く、少女が真っ先に狙われたのもよい。細菌をばらまくモンスター、見た目もなかなか>>続きを読む

ルパン三世 天使の策略(タクティクス) ~夢のカケラは殺しの香り~(2005年製作の映画)

3.7

ルパンが明確に人を、女性を殺めたことに小さい頃、大人の魅力を感じた。女が次々と死んでいく姿に妙な背徳感があった。敵キャラたちの色気と残酷さがちょうどよく、銭形との共闘も熱かった。

ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE(2013年製作の映画)

3.5

コナンと次元、灰原と不二子の組み合わせがよかった。前回を見ていないと関係性が分かりにくい点もあるが、没入を削ぐほどではない。キャラの掛け合いが楽しめる。二つの世界観が割と近いことを見つけた人、企画を通>>続きを読む

ルパン三世 イタリアン・ゲーム(2015年製作の映画)

3.2

アニメーションやデザインはなかなかよい。ヒロインや敵が印象に残らず、もったいない。末裔、親の七光りなどをテーマにしたならばもう少し面白くできた気がする。ヒロインのわがままさが、最後まで上手く作用してい>>続きを読む

ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜(1998年製作の映画)

3.5

最初は鬱陶しかったヒロインが段々魅力的になっていく。銭形警部とルパンの阿吽の呼吸もよい。敵も間抜けでなく、ある程度格を保っている。自分の命令に従わなかった部下を撃ち殺すあたりに性格が滲んでいる。アクシ>>続きを読む

劇場版 フリクリ プログレ(2018年製作の映画)

2.9

何か思わせ振りなわりに新しい試みはなく、原点回帰の真っ最中という言葉が妙にしっくりきた。ハル子が思ったより乙女だった。少女が成長するわけでも、停滞するわけでもなく、フリクリっぽさの装置でしかないように>>続きを読む

劇場版 フリクリ オルタナ(2018年製作の映画)

3.5

びっくりするほど不穏さが消え去っている。そういう部分や、何も手に入れられなかった少年の物語だとか、そういうのを期待すると物足りないが、今回は女子高生なのだ。けれども、説明的、説教くさすぎるのは勿体無い>>続きを読む

ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト(2002年製作の映画)

3.3

次元がツンデレ過ぎるファースト・コンタクト。どう口説き落とすかまでのストーリー。全員分の出会いを纏めてしまう脚本は、他に術があった気もするが、お腹一杯になれる。テンポがやや悪いともいえる。不二子の人間>>続きを読む

名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)(1998年製作の映画)

3.4

推理パートがフェアでない。しかし、毛利小五郎のカッコいい姿が珍しく見られる良作。Aの予感の使い方や、人質を撃つ理由はよかった。別居の理由も知れ、しかし、それでも夫婦なんだなと思わされ、そういう小五郎の>>続きを読む

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

3.8

開始早々災害規模の事件で高ぶる。記憶喪失のヒロインが優しさと怪しさと哀しさがあって引き込まれる。楽しそうにしている姿が前半とのギャップがあり、よい。子供たちにイラッとすることはあるけれど。また、合間合>>続きを読む

名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)(2009年製作の映画)

3.3

声優が下手。所々のCGが浮いている。彼女の死因は予想ができるものの哀しくてよい。蘭の銃弾が避けるシーンが断トツでカッコいい。黒の組織の容赦のなさをもっと出してほしかった。ベルモットの色気と妖しさ、コナ>>続きを読む

グーニーズ(1985年製作の映画)

3.3

初っぱなから「古き良き映画」感が強い。スピルバーグ節もある。子供の描き方だろうか。ディズニーのアトラクションに乗ってるような、安心感のあるワクワク。悪人三人に愛嬌がある。

名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)(2014年製作の映画)

3.3

人気キャラクターを目立たせつつ、同情可能な犯人を殺生せず、コナンにも美味しいところを与える王道の構成。スナイパーには一発で決めてほしかった気もするけれど、コナンに見せ場がなくなるし、仕方ないか。

ショート・カッツ(1993年製作の映画)

3.2

何となくレイモンド・カーヴァーを思い出したが、原作で驚いた。いくつもの短編を巧みにミックスしており、ひとつひとつのエピソードが重なったり、重ならなかったり、群像劇の妙がある作品。皆、よく怒ってばかり。>>続きを読む