pakeさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

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とても感じるものだから…
わざわざ言葉に変換しなくても、言葉に出来ないニュアンスを表現してるから、というかこの方だけは"表現"という言葉が軽率にならない
結構格闘だった。闘い。それから治癒。

白痴(1945年製作の映画)

4.1

ナスターシャの痛みが女故にひしひしと伝わる。
同情をくれない最低な彼を選ぶなど、真理が溢れてる 原作を読みたかったけど読み切れる自信がなくて映画から観た 観て良かった 好き 「私は死を求め あなたは生
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

4.1

余白が多いのがクール
女性の捉え方は変わらず可愛い
自堕落加減が好き 空白で見事に表現してる
父娘の話大体好きだけど、これはまるで概念としての父に抱き締められてるような、しかし無味無臭で押し付けがまし
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.0

あーあ この人とは何か起きてしまうな、抗えない運命を感じる。周りも何かあるのを暗黙の了解してる。そういう存在ってこういうことだよね。雨の中のパーティの一室が、今まで構築してきたものを壊す手の震えとか、>>続きを読む

監督失格(2011年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

庵野さんプロデュースと林由美香さんの顔に惹かれて即座に手に取った。
「幸せですか?」のシーンがね、、画角がね、、堪んない
自転車漕いで神経尖って泣きたくなるのわかるなー
自分がどこで何をすればいいかわ
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田園に死す(1974年製作の映画)

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クソだ。で泣き笑いした
クソ耽美である上にテンポも良い
寺山修司様、詩より映画の方が私は好き。会いたいです。目を合わせて話してみたい。
多が静となっていることの凄みと恐怖、愛しさ。この時代に生きてたら
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

4.3

ひと目見た時から好きだったよ
コンドームとティッシュ、秋のイエロー
ガスヴァンサントの映画って私にはこんなにも優しいのね

ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~(2020年製作の映画)

4.9

好き過ぎてこの世界の中で生きたい
というかこの中に自分が存在してないことが辛い

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

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大人のこういうのは好きじゃないけどティーンだからさティーンのこういうのは好きなんだわ
"映画を観てる"っていう感覚じゃ無くて楽しかった

告白(2010年製作の映画)

4.0

冒頭から良い。小学生か中学生の頃に原作の小説を読んだ時とかなり近しいゾクゾク感が、滅茶苦茶上手に表現されていて、あの頃の私の周辺のことすら思い出した、すごい あたしこの男の子好きだったな今も

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

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ブルーバレンタインは大好きなのに、これはなんか子供からすると健全な夫婦過ぎて、投げやりで残酷な別れの気配ではなくて。"良い"というのはわかる。話し合ってる時に、テレビの方不造作に見る感じとか。でもアダ>>続きを読む

コズモポリス(2012年製作の映画)

4.3

「自分だけが知らないような気がすることは?」
「人生はあまりにも現実的」「夢想的な思想は人々を置き去りにする」
平坦で特質な核心に触れた会話の流れの見えない外側で決定的な事が起こるこういうのを求めてた
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私はゴースト(2012年製作の映画)

4.1

単調な繰り返しの中に少々の掛け違い。突然織り込まれるホラー要素。分裂した他人格が人格を形成して怒りと悲しみのままに動いてしまうがふと我に帰って過ぎてしまったことに慄く。そういうの大好き

(2007年製作の映画)

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サラダが今までの人生見た中で1番山盛りでびっくりした
ドラン出演作いろいろ観ても毎回その役にハマってて凄いしこの頃コールスプラウスみがあって可愛い
あたしもこんな避暑したかった

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

グザヴィエドランの
このわざとらしさが好き
初めて会った時 好きになっても幸せになれないからって 険しい顔で睨んだら もう遅いのね わかるー
朝帰りのなんとも言えないかんじぃ….. しかし二人とも彼の
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「お腹すいてる?」って誘い文句いいなーーと思ってたら食事が意外とショボめで笑った
付き合えばわかるって言われたいわふつうに
こんな魅力的な若い男の子が、落ちてた耳に行動を左右させられて女の部屋覗いたり
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ムーンライト(2016年製作の映画)

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開始40分であーね。となった
デオキシリボ核酸の憂鬱はわかる
映像が色水みたいに綺麗すぎて心が移入できなかった

GO(2001年製作の映画)

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2001年の空気感
クドカンの話って詰んでてもまあなんとかなるんじゃーんって気持ちで聞き流せるからホッとする  やさしいー。 警官との会話が良かった あんな風に、可愛かったんだよなー!って言われたら、
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラボから連れ出そうとする人達が殺し屋の家にあるような机でロブスター食べてるシーンがなんか知らないけど可愛くて笑ってしまったああいうの好き
あと偉い役職の男がハーネス着けてるのとか正常位とか可愛い でも
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

地上と地下を区別する描写や台詞が絶妙なタイミングで使われてる
貧富の間に境界線を置くのも見事だった
吹き出す便座に座って煙草吸うお姉さんが可愛い
キャンプから早めに帰って来ちゃうんだろうなーって意識を
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.9

えーーー 滅茶苦茶好き
映像も音楽も二人のファッションもセンスあるーと思ったら全部ヴィンセントギャロなんですね… 恐れ多い
恋人ができたら証明写真のシーン再現しよう

(2016年製作の映画)

4.3

岡本太郎美術館以降の音楽の使い方が良かった
大森さんの映画の気持ちよさと下を知ってる人しかわからないような哲学がかなり好き 
「暴力を知ってるね」父娘で歩くシーンは印象的、かなり自分に近かった
瑛太の
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Dr.パルナサスの鏡(2009年製作の映画)

3.5

テリーギリアムの映画の中にいるヒースレジャーはどう考えても性癖 暗闇じゃなくて光の世界に行こうって良いね

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

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もう一回馬鹿な誰かと観たい
コーラとポップコーンを添えて、、

Strange Circus 奇妙なサーカス(2005年製作の映画)

4.1

禁断の、とかエロ、とかドメスティック、とかミステリー、とか言われすぎて全然観る気なかったけど、他の作品と同様園さんの愛に溢れていて泣けてきちゃったーー 私のこと絶対すくいあげてくれる 女性として生まれ>>続きを読む