aoiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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アラジン(2019年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

原作が大好きなので、音楽にしょっぱなからやられた。
ウィルスミスがちょっと出張り過ぎ(エンドロールもトップで力関係を感じる)で最後主演の2人持ってかれ気味だったけど、凛々しい現代版ジャスミンと心優しい
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

松岡茉優の可愛さ爆発!
主人公のうちに閉じた、完成された世界が壊れて混乱して生まれ変わって。閉じた世界も突き詰めれば魅力だけど、誰かの世界と交わらないと得られない感情や優しさが愛しい。

絶滅すべきで
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

レイではなく、母マギーや周囲の人が決断するまでを描いた映画。
トランスジェンダーの性自認から決断までの過程ではなく、その周囲の人に焦点を当てた映画は珍しいかもしれない。(リリーのすべては半々くらいかな
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞後虚しさに襲われた。アンのどうしようもない孤独と這い上がった末のアビゲイルの絶望の虚しさの一部だろうか。

アン、サラ、アビゲイルの3人は、最初に感じた印象から映画が進むにつれて、どんどん変わって
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

3.2

異常なんてなくて、ただ人より振れ幅が大きいだけ。
スザンナが退院後に再開した人の中にリサがいることを願う。

グリーンブック(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

トニーとドンの人種の対比だけでなく、北部の黒人と南部の黒人の対比がある点が良かった。(ドンの場合、海外留学もしてるから北部の黒人とも違うかもしれない)
いつも感情をコントロールしてるドンが声を荒げて、
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

全体的にクリードとロッキーを巡るものに関して前作を上回るものはなかった。
以前のシリーズに引きずられすぎているように感じた。今回ロッキーはアドバイスも含めてコーチとしての必要性が低い。クリードをシリー
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ラスト20分のライブエイドの再現が素晴らしかった。本当にその場にいるような迫力で胸が高鳴った。(鑑賞後ライブエイドの実際の映像を見たけど、始めのピアノの上の機械をチューニングするところから忠実に再現し>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

2.6

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とにかくミゲルの声優の歌が素晴らしい。
ディズニーは吹替で安心して見られる。

キリスト教の死者の日がテーマの物語だけど、天国の描き方が死は永遠の安息の地への入口というキリスト教の考えと異なる。
物語
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ほぼ前編と同じ印象。
漫画だとのほほんとした雰囲気で薄まるけど、羽海野チカの作品って結構どろどろだよな〜と再認識。
叫ぶシーンって役者の演技力が試される。

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

羽海野チカ大好きで、原作も読んでる。
キャスト発表された時に有村架純と伊藤英明以外ぴったりだな〜って思ったけど、見たらイマイチ。
漫画に引っ張られすぎてる印象。デフォルトの入った漫画の表現を映画でその
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

老婦人が戦争で不当に奪われた絵画を取り戻すために国を訴えた実話ベースの物語。

オーストリアの大衆がナチを好意的に受け入れた歴史を思うと、マリアが故郷に戻ることを激しく拒んだのも仕方ない。祖国に裏切ら
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

公民権運動の歴史が大統領に仕えた人物の視点で語られる物語。丁度ドリームを見直していて、同じ60年代でも描き方で印象変わるなーと思った。
ジェネレーションギャップの生まれ方とその解消(思想の変化)の過程
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

タイムトラベル・恋愛と聞くとついバタフライエフェクトが思い浮かんでしまう。
良い意味で見る前の想像とは違う、SFぽさをほとんど感じない柔らかい画面とストーリーだった。
なんでもない日常が愛おしくなる。

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

ブレイクライブラリーの美しさとファッションは堪能できる。ストーリーはイマイチ。この話ならなぜエリスだったのかという説得力がないと陳腐。

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

“人生は他者だ”

愛されることにあぐらをかいた最低男が失くして初めて愛することを知る(または思い出す)話。
子役含めて会話にとても自然な日常感が出ていて良かった。

存在の不在によって、対象に興味を
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

親の愛って時に鬱陶しいけど、愛されるってとても幸せなことだなーと最後の10分くらいで思わされる映画。
独特の間合いと雰囲気と、あと自分自身が意味のない悪ふざけをあまり理解できないたちなので、コメディら
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

王道のロマンティックコメディーをアジアンテイストにするだけで、こんなに目新しくなるんだなーという衝撃。
途中話は王道すぎて退屈だったけど、終盤レイチェルやアストリッドの自分らしく生きると決断するあたり
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

2.3

ユアンマクレガーを目当てに鑑賞。
“何もしないをしている”(地獄のミサワ)を見ながら思い出してなんとも言えない気持ちに。
想像以上にリアルにくたびれたぬいぐるみのプーたちが可愛い。イーヨーは特に!
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

中東情勢に対する予備知識がなくても、描かれるのは普遍的な人間の尊厳の話なので、問題ない。

最後の判決シーンでも言われるが、もともとの問題はごく個人的で些細ないざこざだった。人種・宗教・国家情勢が関わ
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

ファッションを楽しむエンタメ作品。
メットガラのドレス毎年楽しみにしてるから、盗みの舞台としては最高だった!
画面がずっとファッションショーだし(事実新旧の有名モデルが出てくる)、女性陣はみな強く美し
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.1

つべこべ言わずにいろんな人に見てほしい!最初の30分で立っちゃダメ!
映画好きな人は特に楽しめると思う。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

みずみずしく、詩的な純愛の物語。ティモシーシャラメがとにかく美しかった。不完全で危うく、けれど欲望には忠実でまっすぐで。彼を見てるとカラヴァッジョの描く少年を思い出す。
音楽とエンドロールが特に素晴ら
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

子どもの目から見た世界はいつだって輝きと魔法に満ちている。
フロリダのディズニーの隣に実際にある貧困地帯。子どもの視線で描かれる画面は色とりどりでいつだって楽しげなのに、時々大人の視線になるとその危う
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

アニメ、ゲーム、映画。とにかくカルチャーへの愛に溢れた映画。オタクが見たら満足度高いこと間違いなし。日本のポップカルチャーがハリウッド映画でこんなに取り上げられることなかなかない!

個人的にはゲーム
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.4

“俺は過ちなんかじゃない”
“俺はお前に救われた”

ロッキーシリーズは見たことないけど、非常に良かった!2回くらい目頭が熱くなった。シリーズ見てたらもっと刺さるシーン多かったろうな。

ボクシングの
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

知的で原始的な半魚人と声を持たない女の怪しく美しい愛の物語。
デルトロのドファンタジーな世界観はとても好きだが、バイオレンスな描写にはいつもびくびくしてしまう。(パンズラビリンスは軽くトラウマ)
イラ
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