このレビューはネタバレを含みます
とにかく脚本が残念。
何が残念かって…
計画殺人として茶玉が出てトム・クルーズが追われることになるわけだけど、これはどう見ても赤玉の突発殺人案件。
自動車組立工場から逃げるトム、燃料はどうした?
未来殺人の容疑で逃亡しているトムの虹彩でロックが解除。その後、有罪で拘束された後も同様にロックが開く。最新のセキュリティ、ポンコツか…。
12時間経たないで目を開けると失明するって設定どこいった。
知らないはずの死因をうっかり喋っちゃう超絶間抜けなラマー局長。手垢にまみれてカビどころかキノコでも生えてきそうなほど使い古された展開で、名探偵コナンを見てるのかと我が目を疑う。
カット割りというかカメラワークというか、場面展開やシチュエーションの描写がどこかで目たことあるような古臭さ。まるで80年代の映画を見てるかのよう。
いや、冒頭でシステムを操作するトムを見て嫌な予感はしてたんだ。あんなオーバーアクション、ただのコントじゃないか。
システムはエヴァのマギシステム(ていうか新約聖書の東方の三博士)をなぞってるけど、その設定は自体は面白いと思う。
15年前の映画だから(仕方がない)という意見もあるけど、そういうレベルの問題ではない。