物語も登場人物も面白いのに、自分にとっては描写不足で誰に対しても感情移入が難しかった。残念。
ジョウ・シュウがとてもチャーミング。自分の過去が実はもっと理想的な物語なのかも、と0.1%でもそう思える可能性が残ってたら、そりゃあ誰だって…。
うる覚えのところとか、ビートルズ自身が思い入れのある場所の歌のくだりとか、凝っていてよかった。本当に自分から何かを生み出すには、やっぱりその人の中にいろいろと蓄積があってこそ。いい物は誰が作ってようが>>続きを読む
結局大きなスキームの中でしか行われてないってことね。自由を謳歌し、社会を制圧しているように見えるけど、結局それは全体が見えていないだけ。今の日本だって十分すぎるほどに当てはまる。見てる側が有権者として>>続きを読む
原作とは別物として考えてみれば、十分に楽しめます。
映画での主人公はより亜矢で、大きなテーマである亜矢の葛藤がこちらまでしっかりと伝わる。
とは言いつつも、明石と亜矢の出会い方含め、原作を読んだものと>>続きを読む
監督が伝えたいメッセージは伝わった。とてもわかりやすいメタファー。"他者"
との間に存在するボーダー。それは第三者に引かれるものか、自ら引くものか…。
ブルアワーにぶっ飛ばしたいのは、あの時に憧れたけどそうなれなかった自分。バイバイ!
「自信を持つこと」を間違った意味のまま育つとここまでいってしまうのか…。でもそもそもこの症状は後天的なのかな。本当、一部が度を超えていて、他がびっくりするくらい紳士的だからこそ怖い。パプキンという名前>>続きを読む
ぜひ二人にいろんな賞を独占してほしい。
時間軸がバラバラなのに全く混乱しなかった、素晴らしい。でも見る側もものすごくエネルギーが必要。にしても、あいつ…。今年見た「ドッグマン」のシモーネがかわいいくら>>続きを読む
今は亡き人に理想を重ねるところがすっごく「歩いても、歩いても」ぽい。亡きだからこそ、理想のまま想い出にしまっておけるのかもしれない。なんかずっと朝靄がかかったような淡い画が印象的。
一にふわふわしながらも、二をキープするちゃっかり感(笑)。一の度を超えたナルシスト感には言葉が出ず。ニの世間わかってる感に安心。
信じていたものまでも一気に崩れ落ちる。というよりぶっ飛んでしまう。
その“時”というのは、想っている以上に急に訪れる。まるでもう一人の自分と入れ替わるように…。
でも、正直なところこのテーマをジョー>>続きを読む
僕は好きじゃありません。ありかなしかで言ったら、なしです。この映画を好きな人、ごめんなさい。
確かにずっと緊張しっぱなしだし、臨場感はすごい。
でも、見終わった後、何も残らなかった。勇敢な人たちは出て>>続きを読む
優しさで溢れかえる映画でした。
美味しいものを食べて、好きな格好をして、大事な人を大事にする、それこそが監督の言うユートピア。
誰も見てないであろう動画の投稿は、理想とする自分から現実を必死に生きている自分へのメッセージ。それだけでなんだかとても辛い。でも、どんなにグラグラしても最後の最後で倒れないのは、お父さんの存在が絶対に>>続きを読む
どう捉えるかは自分次第。きっかけはなんだっていい。なんなら、後追いの結論付けだってOK。結局、ああ、これでよかったんだと思えるなら。それが出会いの場合は出会った人がこの人で良かったって思えるなら。それ>>続きを読む
撮りたいものありきの作品だった。勉強にはなるんだけど、、、、。
監督が自分と同じ年くらいの娘がいることを知り、その子は愛されてるという事実が辛すぎて耐えれなくなってるシーンがハイライト。みんな、同じような境遇に合い、共感できるからこそ妙な結束力があるのもこの映画の>>続きを読む
究極の自己探求映画。孤独を極限まで味あわないと自分のことなんてわからない。地球全体の運命を背負わされているような状況でも、やっぱり最後は自分のパーソナルなことに関心が行ってしまうんだろうな。ブラプの演>>続きを読む
フラストレーションと歴史に名を残したいという欲。本当の自分はこんなんじゃない、俺はもっとできる、ここではないどこかへ……程度の違いはあれど、少なからず誰だってこういう葛藤あるんじゃないかな。その欲がど>>続きを読む
片目を失いながらも、PTSDに苦しみながらも、どんどんと前線へと進んでいく。この映画は特に彼女を英雄視していなければ、悲劇のヒロインとしても扱っていない。時折垣間見える、自身が家族を持てなかったことで>>続きを読む
弟のあのテープのシーン。ズルすぎる。思っていた通りの楽しみ方ができる一方で、思っていた以上に社会問題も扱っている。内でどうしようもない場合、”外”に助けを求めるが大事。
監督のイメージから、想像していたよりは芸術的ではなくちょっと驚いた。音楽が映画の雰囲気にぴったし。たくさん登場人物が出てくるけど、ちょっとしかシーンがない人もいるけど、みんなそれなりに印象に残ってて、>>続きを読む
苦楽を共にするって大事。この映画ではほとんど苦ばかりですが。ちょっと最初から考えると変わりすぎなところに共感はできないところもあったが、クリスチャンベールだし、問題無。いつの時代でも、社会の“当たり前>>続きを読む
思っていた以上に超社会派な映画。ちょっとぞっとする設定。皮肉も交えて、さりげなく世間の風刺にもなっている。
そして何より、ディリリの魅力(特にお辞儀)が光る。
もう二度と見たくないけど、非常によくできた素晴らしい映画だった。ずっとドキドキしていた。最初から最後まで映画を覆っている虚無感。あんな町、絶対に住みたくない。
そして主人公の「覚悟の無さ」に観客は終>>続きを読む
いろいろと中途半端な印象を持ちました。時間が短かったからだろうか。
"失敗"を恐れるため、どんどんと負のスパイラルに陥っていく青年。
でもそれを克服させる方法がちょっと…。実際に鉄道運転手の人たちは、>>続きを読む
前人未到の快挙を成し遂げるような人間も結局は人間。いい意味で。
恋人との出会いは大きかった。失いたくない者が現れたことで芽生え始めた恐怖やそれまで露呈しなかった弱さ。でもそれって極めて人間らしいと思う>>続きを読む
発想力は前作に負けてないし、最後の最後まで楽しませてくれる。笑える所もあり、伏線の引き方がうまい。誰にも言えない秘密は誰にだってある(笑)
アイディアもだけど、やっぱりタランティーノ監督のこの意図的にズラした感じは最高。脚本、間の取り方、微妙な時間のカット編集が本当絶妙。何かズレてるよ、それ大事じゃないよっと突っ込みたくなるキャラクターが>>続きを読む
法を順守する市民としてか、平等に扱われたい人としてか、その狭間での苦しむ主人公。時間の問題かもしれないが、制度として平等でも、まだまだ消えない差別主義。しかも何か基準では出にくくなっているからこそ、タ>>続きを読む
戦うべきではない者同士が戦うことほどせつないものはない。音楽も魅力的。見てるだけなのに、なんだろう、あの「行けー」と思わず叫びたくなるアドレナリン。最高かよ、おい!
そしてとっても政治的な映画でもあっ>>続きを読む