Ayakoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Ayako

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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

2.5

LA LA LANDを意識したようなミュージカル風の演出がなければ、もっとすんなり話が入ってきてよかったのになぁという一言に尽きます。

女が眠る時(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

まるでアートのエキシビションを鑑賞した後のような、気持ちの良い余韻に浸らせてくれる映画でした。ただ、物語に引き込まれるだけでなく、見たものをどう解釈するかに思いを巡らせるのも楽しい作品です。解釈の仕方>>続きを読む

メモリーズ・コーナー(2011年製作の映画)

2.5

明らかに舞台は日本なのに、全体的にフランス映画っぽいトーンでまとまっているのが見てて面白かった。(抑揚もはっきりとはつけず淡々と描いていたり、物語の終盤にあっさり種明かしをしていたり、変に細かい設定を>>続きを読む

ストロベリーナイト(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ドラマの映画化作品の中でも、映画というスケールを十二分に活用できた数少ない貴重な作品だと思いました。(ドラマの映画化作品って国内外を問わず、どうしてもドラマヒットのご褒美的なイメージが強く、豪華な海外>>続きを読む

雨よりせつなく(2004年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

淡々としたトーンで、見ている間じゅうずっと、セリフやシーンの”行間”を考えさせられる作品でした。セリフといっても、はっきりと物語の方向性を示すようなものは少なく、解釈の仕方も見る人や見た時の気持ちに左>>続きを読む

サヨナライツカ(2009年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

灼熱のバンコクでかりそめの関係として始まった恋が徐々に人生をかけて貫く愛へと発展していく様子を描いた前半は異国情緒とともに美しく描いていて、とても印象的でした。ちょっとセピアっぽい色調は、二人のその後>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.0

物語の重心はあくまで高校時代の仲良し6人組の今ではあるけれど、回想シーンを通じて、かつて高校時代に抱いたある種の無敵感(まだ何者でもないけれど、何にでもなれてしまいそうな希望だったり、自分達らしく伸び>>続きを読む

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作本を読んでから見た映画化作品は、ついつい原作と比べてしまいがちですが、本作は素直に目の前の映像世界に没頭できた数少ない作品の一つです。

おそらくその理由としては、キャスティングに違和感がなかった
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

本当に良いものは時代を超えて語り継がれていくんだなと改めて気づかせてくれた作品でした。

完全に”ビートルズ世代”でもなければ、”ビートルズファン”でもないので、各曲の背景など詳しいことにはついて行け
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

一生忘れがたいひと夏の恋。
イタリアの田園風景を背景に繰り広げられる青年たちの恋模様をとても美しく描いた作品でした。2時間強とやや長くて、躊躇してしまっていましたが、何故もっと早く見なかったんだろうと
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g@me.(2003年製作の映画)

3.0

見事に騙されました。
頭の切れる若者が仕事の恨みを晴らしに仕掛ける誘拐劇という
表面上見えている筋書きをただ追っているだけかと思っていたら、
中盤以降繰り広げられるどんでん返しにびっくり。最後まで間延
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食べる女(2018年製作の映画)

2.5

キャストも豪華でストーリーも食事を軸にした素敵な話。改めて食事の持つパワーや食にしっかり向き合うことの大切さを実感しました。

強いて言えば、若干の詰め込み感があるので、登場人物を削って一つひとつに深
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.5

同名のエッセイの映画化。
原作を先に読んでからの鑑賞でしたが、原作の淡々としているけれども、心に沁み入るようなトーンが映画にも反映されていて、本で読んだ情景をそのまま見ているようでした。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.0

イギリスっぽい淡々としたトーンで、吃音症の国王ジョージ6世と言語療養士のライオネルのサポートの下で吃音症の克服をしていく過程と、二人の絆が構築されていく様子を描いた映画。

ザ・英国紳士のイメージが強
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