ばきちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.9

時を戻したいと、逆回転する時計を作った時計職人。老人の体で生まれ、最後には赤ちゃんに戻っていくベンジャミン。その人生は愛と別れの連続で、孤独感が苦しく切ない。そしてブラピのベンジャミンとケイトのデイジ>>続きを読む

みとりし(2018年製作の映画)

3.1

まず、映画「おくりびと」が頭に浮かんだ。失礼ながら、おくりびとのヒットがあって、二匹目のドジョウ的に、作られた映画なのかな?と思ってしまった。職業としての、看取り士という存在をはじめて知った。命を大切>>続きを読む

ワイルド・ジャーニー 盲目男と賢犬(2021年製作の映画)

3.1

犬が活躍する冒険物は大好きだ。ハッピーエンドも約束されていて、安心して見ることができた。ただ、展開が安易。ボートで待ってれば一番安全なのに助けを呼びに行くとか、子どもたちが探しに出るとか、無茶な設定に>>続きを読む

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.1

出演者も良くて、ハラハラの展開はそれなりに面白かった。武力行使による戦争を、軽々しく口にする政治家、危機感ゼロでウケることならなんでもやる大衆に、思い知らせたいというのもわかる気もするけど、切迫感が乏>>続きを読む

リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

2.9

はじめは大正ロマンを思わせる、街の風情や、綾瀬はるかの美しい姿に郷愁漂う映像を期待したのだが、そんな感じではなかった。なんだか血生臭いシーンがとても長い。敵の追跡をどんな方法でかわし脱出するのか?スパ>>続きを読む

ふたたび swing me again(2010年製作の映画)

3.1

鈴木亮平好きとしては、絶対チェックしときたい作品。ハンセン病とJAZZがテーマのロードムービーと言っていいかな。若い亮平さんが、初々しくて、それだけで満足しちゃうけど、作品自体も、少し拙くて、意欲は感>>続きを読む

恋恋豆花(2018年製作の映画)

3.2

美味しくて、優しくて、可愛い映画。こういうのたまらなく好き。自分の体験した台湾を思い浮かべながら、見た。幸せな気分。

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.0

中村倫也に惹かれて見始めたのだが、正直、前半が全くつまらなくて、一度途中で見るのをやめてしまった。気を取り直し、日をあらためて続きから見た。温泉での、花嫁奪還作戦あたりから、少し面白くなってきて、ホッ>>続きを読む

カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

2.9

最近、鈴木亮平が2シーンだけ、出てると聞いて見た。そもそも、かなり、悪趣味な映画だと思っていたので、まぁ予想通り。若き亮平さん、なんだか可愛らしくて、そこはよかった。藤原竜也、香川照之、天海祐希、山本>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

うーむ。混乱してます。

ストーリーについてはコメントは出来そうにありません。ストーリーって、あったのかなぁ、と思えるくらいです。
炎、波、風、疾走感のある画面が続き、人間ではないものの群衆がたくさん
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.5

父親の葬儀で、思い出の料理を供され、家族の歴史を振り返るお話。食と家族の再生が交わって、最後はほんわかしたいい映画になってる。子どもは蚊帳の外、理不尽な出来事の理由も明かされず、訳わからないまま、受け>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.9

俳優陣を贅沢に使った映画だ。よく言えば、人類の幸福とは?をテーマに、価値観の違う者同士の闘いということらしい。その様相は、最近のカルト集団を思わせる。そこで、人間への絶望感の象徴ともいうべき事件が、無>>続きを読む

ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~(2022年製作の映画)

3.8

90代の父親が80代後半の認知症の母親を介護し、その毎日を映像作家の一人娘が記録するドキュメント映画の続編。時に見るのが辛くなるような場面もあるが、画面から伝わるのは、とにかく愛!愛なので、
応援した
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バーバー吉野(2003年製作の映画)

3.3

ペーソスの効いたお話として楽しめばいいのか?理不尽さに腹を立てていいのか?
最近、伝統の神事と動物愛護など、時代に合わないことで批判を浴びるニュースが問題になっていることもあって、リアルに受け止めてし
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.4

温かくてやさしくてとてもいい映画でした。年齢を超えた友情も、幼馴染のほろ苦い友情も、嫉妬を感じながらも応援する友情も、どれもこれも、素敵で勇気がもらえます。自分は公表できないでいるちょっと後ろめたい趣>>続きを読む

ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

3.5

アルツハイマー認知症と診断された母、介護するのは90代の父。赤裸々な日常を切り取ったドキュメント。切ないなぁ。

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

3.1

見始めてすぐに、鈴木亮平が登場して驚いた。友情出演となっていた。俄然見る気が湧いて、最後まで見ることができた。短い電車内で起きる、小さな奇跡、とでも言おうか。交錯するささやかな出会いが、ちょっとした決>>続きを読む

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.0

阿部寛の魅力で成り立ってる映画。
布石とはわかっていても、昔の栄光にしがみつく、時代遅れの暴力刑事みたいなのは、本当に嫌悪感。そこから、主人公も、周りも変化していくのがいいんだろうけど、、どうしてもあ
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はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.3

コメディとばかり思ってみ始めたら、奥の深い物語でびっくり。人生の
家族の再生というわ感動物語でした。
コーチ役の綾瀬はるか、泳げない長谷川博己、絶妙で良かったです。

劇場版ラジエーションハウス(2022年製作の映画)

3.2

同時にさまざまな事件が起こって、かなり盛りだくさんな映画だ。そして、一列に座るラジエーションハウスの面々が、相変わらず、人数が多くて、賑やかで、仲良しだ。医療がこんなに人脈で解決されるとなると、それは>>続きを読む

レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い(1994年製作の映画)

3.0

お話がどうとかはどうでもよくて、ただひたすら、ブラピを堪能できて、満足満足。

喜劇 愛妻物語(2020年製作の映画)

2.3

うーむ、喜劇と銘打たれてるけど、全く笑えない。ヘタレ夫もキレ気味の妻も、配役はピッタリ。リアルすぎて、引いてしまうほど。しかし、濱田岳の独白は、世界遺産のナレーションか?と思うような、気取った?感じで>>続きを読む

椿の庭(2020年製作の映画)

3.0

赤い金魚の映像で始まり、赤い金魚で終わったのが印象的な映画だった。説明的なことは一切ないので、何が起こるのか?起こらないのか?予測つかないまま。法事があり、相続税のために、家を手放すような話が続く。海>>続きを読む

明日の食卓(2021年製作の映画)

3.0

題名からも推察できるように、最後は希望の持てる終わり方でよかった。子どもは複雑だな。子育ては思い通りに行かないことの連続だ。大切に思う気持ちが届かない、疑われる、親にしたら歯痒いばかりだ。
苦労続きの
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.1

ワンコが出てくるのかと思ったら、全く関係なかった。旦那デスノートって、初めて知った。まぁ、そこで毒吐くことで、ストレス発散になるならアリかな、とも思う。岸井ゆきの、キュートで演技も上手だし、この映画で>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.1

大の大人が、大好きなおもちゃで好きなだけ遊んでしまったという感じの映画でした。ウルトラマンの正体があんなに早くバレるなんて、掟破りですよ。正体を隠して闘うところに、哀しみがあるのだけど、そこは思想の違>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.9

いやぁ、間違いなく面白いだろうとは思ってたけど、予想通り面白かった。大泉洋、佐藤浩市、間違いなしですね。出演者全員、期待通り、裏切りません。
特に最近、本屋さんの書いた本屋のあり方みたいな本を読んだば
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人間の証明(1977年製作の映画)

3.6

昔の映画って、画面のせいか、音楽のせいか、臨場感があるなぁと、いつも感心します。岡田茉莉子の役が、人気のファッショデザイナーで、まず序盤で、ファッションショーのシーンが、これでもかというほど、続きます>>続きを読む

劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

鈴木亮平さんが好きで、ドラマも見ていたので、絶対鑑賞しようと決めてました。前宣伝で、横浜での大がかりなロケの話は聞いてたので、その迫力は予想通りでした。大規模な災害が起こっても、どんな困難に直面しても>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.5

直木賞作家が、数年ぶりに新作を書き始めた。彼は、過去に事実を小説にして、訴訟問題にもなったらしい。今回の新作は、果たして、フィクションなのか??次から次へと登場する不思議な人物たち。劇中小説の中での出>>続きを読む

点と線(1958年製作の映画)

3.3

画面の古さや、音楽の古さが、臨場感や切迫感を募らせ、逆に効果的です。すでに故人となった役者さんたちですが、個性的で、重厚感あって、みなさんとても素敵でした。高峰三枝子さんは、本当に綺麗、山形勲さんは悪>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

4.3

鈴木亮平さんが好きです。ゲイの役もサマになって、期待通りの映画でした。ゲイ仲間と屈託なく飲んでおしゃべりする姿、一人部屋で怨念じみた歌を熱唱する姿、どの一面にも、生きにくい日常を過ごす覚悟と凄みが溢れ>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.4

東野圭吾原作、容疑者Xの献身、真夏の方程式、にも通ずる、哀しみのストーリー。
置き去りは、ひき逃げと同じ、釈明の余地なし。こう言ってはなんだけど、配役が美しくないんだよなぁ。配役に魅力あまりなくて、感
>>続きを読む

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.5

渡辺えりと室井滋が舞台で演じると聞いて興味が湧いて、映画を見てみた。もともと、原作を読んで面白そうだとは思っていた作品だった。コメディとわかっていても、三谷幸喜が出てくるあたりまでは、自分の生活に引き>>続きを読む

影裏(2020年製作の映画)

2.9

中村倫也に惹かれてみた。他の俳優も良かったけど、何も回収されないまま終わった。消化不良だけど、このての映画はこんな感じが定番だからなぁ、仕方ない。
行き場のない感じの綾野剛も、ミステリアスな松田龍平も
>>続きを読む

キネマの神様(2021年製作の映画)

2.6

主役の志村けんさんが、コロナで亡くなられて、急遽の代役となった沢田研二さんだけど、、、沢田さん演じる、ゴウというダメ親父が全く魅力的でなくて、見てるのが辛かった。元々の、ゴウがそうなのか?沢田さんだか>>続きを読む