このレビューはネタバレを含みます
各キャラクターがどうしてそういう行動をするのか、というところが説明不足で納得いかないところが多かった。
まず、轢き逃げ犯・木島のツレの小林。
この人は轢き逃げの直後から木島のことを怖がっていたのだろ>>続きを読む
やくざの組長の娘は二階堂ふみで合っていたと思うけど、
堤真一のやくざにも好かれるファム・ファタールの大事な役なのなら、
子役も二階堂ふみに似た子を探してもらいたかった。
星野源も昔は天パの少年って、二>>続きを読む
「横道世之助」に続いて今作を観たので、原作者・吉田修一さんの作風の違いにビックリです(原作は両方とも読んでないんだけど・汗)。
俊介とかな子の関係は、小説ではもっと後の方で明らかになるのかな?
映画>>続きを読む
原作があるのか、監督の趣味なのか、ゲイ・カルチャーの話です。
クリス松村さんなんかがご覧になったら、かなりハマりそうな感じです。
コリン・ファレルがボビーという天涯孤独の青年を演じていて、幼馴染やル>>続きを読む
よく考えれば、銀行がこんな自分に不利な事に協力する訳ないじゃん!と思うのですが、そう思わせない勢いがあります。
テロとか派手なアクションなどは全くありませんが、全くキャラの違う凸凹コンビが協力して真>>続きを読む
一応探偵物でハードボイルドなんだけど、真相は意外なところにあって、そこまで行くのに振り回されまくる探偵ぶりが、大泉洋にピッタリなんだよね。
この緩さがいい感じ。このグダグダ感がいいわー(笑)。
この作品、「三丁目の夕日」と同日公開だったのですか。
ほとんど同じセットで、ストーリーもたいした波はないけれど、同じ30年代を描いているのなら、こちらの方が断然好きです。
宮沢りえさんのトヨは儚い感>>続きを読む
日本未公開作品だそうですが、ルパート・エヴェレット、コリン・ファース、ジュディ・デンチ、リース・ウェザースプーンと、出演者は豪華です。
時代的には、ドレス着た貴族のお嬢様が自動車を自分で運転していたの>>続きを読む
背景全面CGで相変わらずくすんだ感じなんですが、やはりハリウッドほどの予算が無く、最新の機器は使えないでしょうから、CGの粗が目立ち難いように、わざとくすんだ感じにしてるんだろうなと思いました。
それ>>続きを読む
結局お家騒動という裏があった…という話なのだけど、
悪役が悪に徹し切れていない感じで、「このまま進んじゃうんだ…」と現代人の私は思ってしまいました。
庄三郎と郁太郎が取った行動は爽快でしたよ。
しか>>続きを読む
実は写真の整理をしながらの、ながら作業で観ていました。
そのせいか最後まで観ても、
「ほうほう、そういう二面性があったのか。でも、人間って本当に辛い事が起こると“乖離”が起きて、記憶を封印してしまう>>続きを読む
ロカビリーが流行り出してきた50年代の設定だそうですが、
そういう時代にあの女の子は本当に魔法遣いを信じていたのかな?
まあ、実の父親でも、娘が全く知らない男のところに嫁ぐ時は涙が出るものだし、
こ>>続きを読む
時代を超えて、直接じゃなくても影響を受けている…という関係性が面白い作品だが、ラストで全ての繋がりがハッキリしても、それ程の爽快感は私は受けませんでした。
ただ、基となる70年代のバンドのボーカルが>>続きを読む
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子供の虐待専門のソーシャルワーカーが助けた女の子は、実は…というお話。
『ディセント』でも思ったのだが、せっかくよく出来てるのに、オカルトやクリーチャー物に逃げるのはもったいない。
同じ謎の少女が出>>続きを読む
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なかなかの胸糞映画ですよ。いや、映画自体がということではないんですが(汗)。
主人公のオティリアが、大学の寮のルームメイトの堕胎を手伝う話なのだが、張本人の友達は、何故、彼氏や親と相談しない? 彼氏>>続きを読む
75分と短い作品です。演劇を映画化したのかなと思う様な端的な構成です。
初めは恩赦で出所してきたばかりのレイラが主人公かと思いましたが、
盲目の牧師さんの方に引き込まれます。
まあ結果的には最初の予>>続きを読む
正直、このテーマで私が観たかったのは、父親からの目線ではなくて、子供自身の目線なんだよ!と、根本の部分で違和感があり、
フジTVで、沖縄の取り違えられた子供たちが本来の家庭に戻ってから結婚されるまでを>>続きを読む
SFというと、スペースオペラか、未来都市を空飛ぶ車でカーチェイス、
または核戦争後の荒廃した地球…というのがパターンですが、
これは荒廃した地球が舞台です。
ストーリー的にはアニメの『ザブングル』と>>続きを読む
『ハムナプトラ』のドウェイン・ジョンソン主演。
アンナソフィア・ロブちゃんも出ています。
どうやら、ディズニーの夏休み子供向け映画らしいのですが、その割にはセットやSFXもしっかりお金掛けてるし、な>>続きを読む
あまり期待せずに観たのですが、予想外に楽しめました(こういう面白さは『隠し砦の三悪人、LAST OF PRINCESS』以来かも。汗)。
冒頭の、銃乱射して殺しまくった銀行強盗を、トランスフォーム出>>続きを読む
アメリカの地方検事は4年毎の選挙で選ばれる。
例えば、昔アメリカに留学した日本人高校生がハロウィン時期に射殺された事件があったが、
あの時ちょうどあそこの市では地方検事の選挙を控えていたので、
幾らで>>続きを読む
最終話なだけあって、1作で分霊箱3つ壊すスピーディーな展開でした。
ハリ・ポタシリーズの魔法って、杖に頼っているせいか、視聴覚的なイマジネーションをあまり刺激されなかった。
分霊箱以外の仕掛けもあっ>>続きを読む
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史実に忠実な故か、3時間あります。
正直、史実よりも、前半はもう少しアレクサンダーをカリスマ的に、もっとオーバーに撮った方が良かったと思う。
私、彼がひたすら東方を目指したのは、やっぱりあのお母さん>>続きを読む
地上波放送で見ました。
前作から日本のCGもすごくなってきたなとは思ったのですが、
「ラストメッセージ」では無駄なショットが多くて、こんな所で時間伸ばすなよ~とイライラしました。
しかし今作では、ま>>続きを読む
地上波放送を録画したものを鑑賞。
思えば、私が斉藤一のファンになったのは、「るろうに剣心」からでありました。
だもんで、今年の大河ドラマ「八重の桜」に斉藤一が出てくるのを楽しみにしていたのだが、初登場>>続きを読む
この面子の中では超人ハルクが、特技が腕力だけなのでお荷物じゃないのかと思っていたのだが、なんのなんの、皆に重宝がられてキーパーソンになってるじゃありませんか。
ハルクも出世したのー(そういう問題じゃな>>続きを読む
「毎日かあさん」はアニメで見ていたのだが、アニメの中でもお父さんはいつも酔っぱらっている事が多い。
しかし、この映画の様にアル中の入院、治療を繰り返している…なんて描写は微塵も出てこない。
ただ飲んだ>>続きを読む
せっかく先生から「出来ることなら、また君と一緒に仕事がしたい」と言われたのに、
看護師さんは「先生は人使いが荒いから嫌です」と答えてしまう。
少し悲しそうな顔になった先生。
この先生、言葉の裏を読むこ>>続きを読む
性懲りも無く、また観てしまいました。
今回は食事を食べているシーンが多く、映像も手振れがずっと続くせいか、姉と弟の日常の掛け合いがリアルで、
海外作品ではよく、中国や韓国や日本の文化がごちゃごちゃに>>続きを読む
『呪怨』シリーズがアメリカでも受けて、「そうか、その手があったか!」と思ったのか、ジャパニーズホラー風の作りです。
但し、せっかく霊能者呼んだのに「私は人間の霊が専門で、悪魔は違います」って、そこで>>続きを読む
初めて見ました。
いくら監督がサム・ライミでも、21世紀になってから見るものじゃありませんね。
83年の作品なので、特殊メイクの貼り付け感とかがモロ見えで、全然怖くありませんでした。
それに、その後>>続きを読む
安藤政信が出てるとは知らなかったので、初登場シーンで、
「えー! まさか、この人は!?」と絶句。
ただ見慣れてくると、主演の妻夫木聡よりも出番が多くて、台詞がほとんど無いながらも目には憂いを湛え、>>続きを読む
スペイン映画だけど、舞台は2006年のイラク戦争時になっています。
物資を運搬する民間会社のドライバーが不運に巻き込まれたという設定で、あくまで軍人ではありません。
この脚本書いた人、本当にサディス>>続きを読む
これはこれで衝撃の事実なんでしょうけど、なんだか他人事みたいな距離感が…。
『輸送する許可を与えた』のを故意にやったかどうかで揉めてるんですが、この事実がバレたら、それどころじゃ済まないよね。
だけ>>続きを読む
舞台は上海の外灘(バンド)。しかも夜という事で景色は良かったのですが、ストーリーは微妙かな…という感じでした。
ヴィッキー・チャオは美形ではないので、下町出身の女性タクシー運転手にぴったりなのですが>>続きを読む
エヴァンの仕事は遺書となる「詩」を書くこと。
遺書といっても、遺産相続や財産処分のことを書くのではなく、
エヴァンは死にたいと思っている人から心情を聞き、それを詩に表すのだ。
いわば「他人の痛みを言葉>>続きを読む