バナバナさんの映画レビュー・感想・評価 - 45ページ目

ダーリンは外国人(2010年製作の映画)

3.0

タイトルからして、国際結婚してからの様子をコメディータッチで描いているのかと思ったら、この作品は二人が知り合ってから結婚するまでを描いており、陽気だったのは前半の部分まででした。

ダーリンから見ると
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ホッタラケの島 遥と魔法の鏡(2009年製作の映画)

3.0

本当に親のありがたみが分かるのって、自分が子供を育てる事になってからが、一番実感するんじゃないかと思うのですが、
この作品では、小さい頃に母が亡くなり、それ以来父子家庭で育ってきた女子高生が、魔法の国
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サムサッカー(2005年製作の映画)

2.8

アメリカでベストセラーになった小説の映画化だそうです。
それだからか、キアヌ・リーブス、ティルダ・スウィントン、ヴィンス・ボーンと、脇の配役は豪華ですが、演出はいたって地味な小品です。

主人公の少年
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アメリ(2001年製作の映画)

3.2

世間の皆様に大人気のアメリですが、昔、映画館で公開された時に観に行きましたが、寝てしまって最後まで見れませんでした。

ですのでリベンジしようと思い再見したのですが、また、半分位のところから寝ていたよ
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のんちゃんのり弁(2009年製作の映画)

3.5

小巻は甲斐性無しの夫に見切りをつけて、下町の実家に戻ってくる。
普通に再就職先を探すが、子供が幼稚園から帰る前に仕事を終えたいとか甘い事ばかり言うので、どこも不採用。
しかし、自分の料理の腕を生かせる
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ラブ・ダイアリーズ(2008年製作の映画)

3.8

ウィルの楽しみは火曜日と金曜日だ。
本日とうとう離婚が成立したばかりだが、この曜日は、別居して妻と暮らしている娘を、ウィルが預かることができるから。
今日も仕事を早退して、娘を小学校にいそいそと迎えに
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バーダー・マインホフ 理想の果てに(2008年製作の映画)

3.0

バーダーは金髪の女性のことかと思っていたら、彼女は幹部だけれど、バーダーの恋人のエンスリンって人なんだね。
バーダー本人はすぐギャーギャー喚いて、全然理性的なところの無い男だったので、ドイツ赤軍のリー
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美人図(2008年製作の映画)

3.5

恋愛物です。
韓国の娼妓さんって、あんなに自由に出歩けるの?
日本製の作品だったら、もっとラストぎりぎりまで親心か?とプラトニックに展開させて、「そうだったのか~」と落とすと思うけど、
なんと言っても
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やさしい嘘と贈り物(2008年製作の映画)

2.6

全く内容を知らずに見たので、最初は老人の恋愛物だからゆっくりしてるのかな…と思ってました。
この展開って、あの作品と同じですよね。
うちの家族にも居るので、きれいに撮り過ぎって感じがしました。
まあ、
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花のあと(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

私、尊敬できない方とは結婚しません…てな言葉は主人公は決して言わないんだけど、気持ち的にはそういう事です。

娘に道場破りをさせるお父さんって、どんな人なんだと思ったら、出てきたのは國村隼さんで、物静
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マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

弟トミーは元軍人の父親から、優秀な兄サムと子供の頃から比較されながら生きてきた。
銀行強盗を犯した前科があるのも、その辺のコンプレックスからの様だ。

サムには二人の娘がいるが、上の子は容姿を気にして
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シュアリー・サムデイ(2010年製作の映画)

3.5

なかなか面白く見れました。
脚本は雑なところもあるけど、スピード感や、青年達のおバカぶりや、切ない感じがよく出ていたと思います。
なにより編集が凝っていて上手い。

この作品の編集と、大河ドラマで石田
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10日間で男を上手にフル方法(2003年製作の映画)

4.0

アンディは大学院を出て政治記者志望の筈が、今はファッション誌のライター。
「女性が知らずにやってしまう男性に嫌われる行動をして、10日間で振られる」というネタを自分で実践して記事にしなければならなくな
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中国の植物学者の娘たち(2005年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

緑色というと平和的に感じる色だが、ベトナムで撮られたせいか、『青いパパイヤの香り』みたいに、とにかく青々と繁る葉が、むせ返る位に妖艶で濃厚だった。

これ、もしアンが男だったら、教授は頑固で偏屈だけど
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しあわせの法則(2002年製作の映画)

3.8

ハーバード出の美男美女のカップル、サムとアレックス。
サムが故郷のLAで精神科医の研修をする事になり、しばらくアレックスと二人で実家にやっかいになる事になる。

しかしサムは実家に帰る事が憂鬱だった。
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てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜(2010年製作の映画)

3.5

私は沖縄に行った事がないのですが、どんな困難にも「なんくるないさー」と穏やかに立ち向かっていく、ノンビリした雰囲気がよく伝わっくる作品でした。

沖縄にも利に敏い人が多い反面(それにしても、あの詐欺師
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ベイビーママ(2008年製作の映画)

3.8

ケイトは37歳、独身の部長職。
結婚というよりも、一番欲しいのは子供。
しかし、デートで相手にその話をすると、まず引かれて逃げられる。
体外受精にもチャレンジしたが、子宮の形が悪く妊娠し難いと言われ(
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消されたヘッドライン(2009年製作の映画)

3.3

これ、急展開過ぎて、ついていけなかった人も多いんじゃないかな。

大衆雑誌のように売上の事を考えねばならない新聞社の編集長と、経営のことはまるで考えない敏腕記者。
特ダネを取るためには警察に証拠隠した
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キャラメル(2007年製作の映画)

3.2

レバノン発の、町の美容院をめぐる女性中心の群像劇。

中東の女性というと美女が多いイメージなのだが、この映画に出てくるメインの女性たちは、みんな歳がいってる感じがする。
台詞で「結婚が遅い」と言ってた
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がんばっていきまっしょい(1998年製作の映画)

2.8

ぶっちゃけ、フジTVでやってたドラマを先に見ていたので、連ドラの方が面白かったです。
映画の方は高校生の部活物にしては、汗や体温があまり感じられなかった。

ドラマでは他校のライバルボート部の部員達も
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君に届け(2010年製作の映画)

3.2

地上波放送を見ました。
これも少女マンガが原作だそうだが、メインの登場人物がみんな良い子なんだよね。
誤解があっても結局はみんな、自分の気持ちを素直に口頭で言えちゃうんだよね。
こういう事が出来る人ば
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招かれざる客(1967年製作の映画)

3.5

1967年に黒人青年と白人女性が結婚しようと、女性の実家を訪れる数時間の話。

舞台は南部ではなくサンフランシスコで、女性の父親はリベラルな新聞社の社主という設定です。
それでも、幾らリベラルな家庭で
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借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

3.3

地上波放送で見ました。

もし、これを実写でやったら、ゴキブリやネズミなど、どうしても『巨大生物の島』になっちゃって、生命、種族が消えそうな悲しさが伝わるどころでは無くなっちゃいますね(汗)。

非日
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ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.5

『日曜洋画劇場』で、『ミッション・イン・ポッシブルⅣ』公開記念の「スパイ物特集」の放送で見ました。

『ミッション・イン・ポッシブル』というよりは、『007』と『24』をパロっている感じでしたが、恋愛
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アキハバラ@DEEP(2006年製作の映画)

3.4

山田優が、さすが沖縄アクターズスクール出身の身のこなし、めりはりボディで、格闘技やってる美女がよく似合うこと。
普通のモデルさんにあの役を頼まなくてよかった(メイドのコスプレはイマイチだったけど…)。
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男と女の不都合な真実(2009年製作の映画)

2.8

最初の方は私も大笑いしていたのですが、マイクがアビーに恋愛指南をしだしてからは、コレ、完全にセクハラです。
まあ、会社で出来ない事をコメディとしてやってる訳ではあるんですが…。

例えば、アビーは賞も
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アラモ(2004年製作の映画)

3.8

アラモの砦には、テハノ(スペイン語系テキサス人)とテクシャン(白人移民系テキサス人)が混在しているので、メキシコからの独立といっても、最初は、この浅黒い人はどっち派なの?と、アメリカの歴史を知らないと>>続きを読む

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.5

アダム・サンドラー主演だから、てっきりどたばたコメディかと思っていたのですが、どちらかと言えば不条理劇に近かったかも。

主人公は神経症ギリギリの男(いや、もうなっているのかも)。
兄弟…上に姉が7人
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.0

だいぶ昔に見て、すっかり内容を忘れていたのでまた見ました。

『スナッチ』と同じ様な話ですが、こちらの方が治安の悪い一区画内だけで起きている、物凄く狭い地域限定なので、面白かったですね。
あのおまぬけ
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新しい人生のはじめかた(2008年製作の映画)

3.6

CMの作曲の仕事をしているハーヴェイは、娘の結婚式に出席する為、アメリカからイギリスにやってきたが、結婚式の前夜祭は元妻の再婚相手が仕切っていて居場所が無いし、挙式当日、娘はヴァージンロードのエスコー>>続きを読む

ロリータ(1997年製作の映画)

3.8

メラニー・グリフィス、こういう財産狙いみたいな女性やらせたら上手いですよね。
女目線で見ると、ドロレスもこの人の娘だし、この歳で母親を超えるテクニック。
それに小悪魔的に見えるのは今だけで、どうせ歳い
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さんかく(2010年製作の映画)

3.6

この吉田恵輔という監督さんは、『純喫茶磯部』の脚本書いた人か…。

妹・桃が、好きな人の前ではきちっとした服着てるくせにに、家ではノースリーブばっかり着てるとことか、姉の彼氏にちょっかい出すところなん
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ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない(2009年製作の映画)

3.8

こういう雰囲気の職場や、人格障害的上司の下で働いている人はたくさんいるでしょう。
オーバーな様で、意外にリアルで重い話でした。
でも、最悪の職場に見えても、他者が他者に影響を与え合って生きている。
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ほしのこえ(2002年製作の映画)

3.2

新海誠の第一作目です。『秒速5センチメートル』を見た後の鑑賞なので、キャラクターデザインがへたくそに見えますね(汗)。
背景や光の使い方は、この頃から上手ですが。
この作品の宇宙故の距離感は、タイムマ
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.8

私にはこの様な切ないエピソードがまるで無いので、どうしても母親目線で見てしまいました。

まず、第一話。
この子たち13歳!? 高校生くらいからなら、こういう経験があってもいいだろうとは思うけど、ちょ
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K-20 (TWENTY) 怪人二十面相・伝(2008年製作の映画)

3.8

なんかCGとか画の雰囲気が、山崎貴に似ているなと思ったら、監督は佐藤嗣麻子さんで、山崎監督の奥さんなんですね。
きっとCGスタッフは『三丁目の夕日』と同じ人達なんでしょうね。

この作品、アクション、
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