骨折り損さんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.1

文字通り、「若おかみは小学生」という情報だけで見に行ったので冒頭5分で両親が亡くなってうわ重っと縮み上がってしまった。

絵柄はポップだが内容はかなり重い。
この暗い設定は確かにアニメだからみんな見れ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.4

これってすごい映画だ。

全編PC画面の映画。

そういう話題性がただ欲しくて作った映画ではない。

確かにいくつかのシーンでは無理矢理PC画面にしない方が映画として見やすいのにって思うところもあった
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ひばり・チエミの弥次喜多道中(1962年製作の映画)

4.0

昔の映画のコメディがハマった時ってなんか嬉しい。
なんというか、時を超えた感を感じる。

この映画はとても元気に溢れていて、それでいてあざとすぎない笑いで見ていて清々しい気持ちになれる。

エドガーラ
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恋や恋なすな恋(1962年製作の映画)

3.3

歌舞伎のような斬新な舞台の使い方が新鮮だった。歌舞伎見たことないけど。

エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.3

三行のあらすじに心惹かれて観たが、
三行のあらすじで十分すぎる映画だった。

79分という短さにも関わらず驚くほど静かで退屈。そのくせ、感情を丁寧に描いているわけでもない。突飛な設定に不釣り合いな究極
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.7

「次会えるの二学期だね、楽しみだね」

もうこの台詞でくぅんらぁ〜んですわ。

奥菜恵が終始可愛すぎてもう他の男の子がジャガイモにしか見えなかった。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.2

240分ネットフリックス版視聴。

長いなんて一切思わない、むしろこの作品の見せる世界が心地良くて終わらないでくれとさえ願った。

岩井俊二はいやらしい笑いが多くて最高だ。しょうもない結婚式の余興や親
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ザ・インフェルノ(2017年製作の映画)

-

トラウマになります。
絶対に見ないことをオススメします。

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.8

はてなです。

一瞬でもぼーっとしてしまったら、あれっなんで今こいつここにいるんだってなるので要注意。

でもよく考えたらけっこう集中していても何回かそうなったのでもうそういう映画です。諦めました。
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

3.8

人前で堂々と差別的な態度を取れるってどういう感覚なのだろう。

どう考えても人を国籍や肌の色で差別することは今の世の中で絶対的にタブーなのに、それでもなお「こいつらは地獄に落ちるべき!」とか言っていい
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.7

ヤバイね...

エンドロールで素直にこんな言葉が漏れる映画そうそうない。

鉛筆一本と消しゴム一つ、机に座ってよーいどんで紙をめくる。

そこからどんどん世界が広がっていく。
動きの無さそうな机の上
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運命は踊る(2017年製作の映画)

3.9

避けられないからこそ運命。

あの日こうしていれば。
結果論は苦しい。
運命という概念を生みだした以上、人は後悔なんてしない方がいいのかもしれない。
なんでも運命だって言い訳できた方がずっと幸せだ。
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.2

プロポーズとか結婚式とかで泣きそうになったのは初めてだ。

なんだろう、この作品が特別なのももちろんあるけど映画を観る上で自分自身が昔と比べて変化しているのも改めて感じた。

映画って本当にその人の観
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.7

音が気持ちいい。

足を擦る音。

髪を触る音。

譜面をめくる音。

静かな空間に涼しい風が吹く音が聞こえた。

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.7

アベンジャーズ一切見てないのに、友達に誘われてキメてきました。

MCU全く知らなくても小さい世界と大きい世界を秒単位で行ったり来たりする映像がやたら楽しいのでそれだけで満足。

でもやっぱりわからな
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好きだった君へのラブレター(2018年製作の映画)

3.8

俺これ見たって声を大にして言っていい映画なのかってくらい女子映画だった。

まあいいや、恥ずかしがらずにいきましょう!超楽しかったし!男もみんな見てよね!おススメ!

テンポ良く進む構成が良かったし、
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.2

「また生き残ってしまったな」

最高の娯楽作でありながら、

哀愁を残す終わり方に考えさせられる。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.3

血走る眼、
震える唇、
ブクブクと、泡を吹く。

声が出せないディカプリオがこれでもかと顔で感情を訴えてくる。
その鬼気迫る表情から1秒たりとも目が離せない。

常に緊張感のある画が二時間半続くので鑑
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.6

とんでもねぇなこれ。。。

いや今さらだけど実はちゃんと見たことがなくて見てみたけどめちゃめちゃ面白くてビビりました。

序盤なんか精神病院入る時の音楽うるさってなって、演出大袈裟でダサくねとか思った
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.8

アメリカの西部劇を見たイタリア人がマカロニウエスタンというジャンルを作る。

それを見た伊丹十三がラーメンウエスタン映画を作る。

やがてそれを見た三谷幸喜が「ラヂオの時間」を作る。

そして今、「ラ
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.6

希望なんて要るのだろうか。

ホームビデオのような質感で綴られるある女性の生活、人生。

目が見えなくて、お金がなくて、それでも人は生きていく。人が懸命に生きる姿を悲劇なんて呼んでいいのか、深く考えさ
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

面白かったけど、どう考えても8人で山分けはおかしくね?
他にMVP何人かいたぞ。

PK(2014年製作の映画)

4.1

ナイトクローラーの5倍は顔怖い。
黄色い粉にまみれて人混みから覗くギョロ目とか怖すぎて鳥肌立った。

もちろん主役の顔の怖さを味わう映画ではないけど、あまりに怖すぎて怖すぎて.....。

一旦顔の怖
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.1

ぐぅ〜うぅ〜ぅううう〜ぅう〜
んぁあああい〜んああぁああい

エンドロールの曲のサビがなんて言っているかがこの映画で一番気になったことなくらいには退屈した。

設定の意味がわからないのは百歩譲っていい
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.7

ゲラゲラ笑ってしまった。
気持ちいいくらい笑えるかつ、超スタイリッシュ。
もう本当...センスの塊。
ただ小ボケは面白いが大筋の物語はそんなに惹きつけられるものでもないのでセンスだけは満点って感じ。

プレシャス(2009年製作の映画)

3.8

主人公かわいそうだなーとか思っていたらダウン症の子どもをモンゴロイドのモンゴとか呼んでいてあまり同情できなかった。

悲劇のヒロインも結局、嫌なことを言ったり人を傷つけたりもする。不遇=正義ではないし
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

完膚なきまでに打ちのめされた。
初めてかもしれない、素直に敵わないと思った自主映画に出会ったのは。
直球で面白い。
意味不明なことをして芸術だ、なんて逃げは一切無い。
誰もが楽しめる面白さの振れ幅だけ
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国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

3.9

韓国の人にとってのフォレストガンプ的な作品なのかなと思った。

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.7

変な家、変な話。

兄妹の話かと思ったら家族の歴史の話だった。シンプルに兄妹の話でいいと思ったしそれを見たかった側としては少し不満が残る。

兄妹のあるあるは共感できたしグッとくる場面もあった。でもや
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.0

ポーランド戦みたいな印象。

W杯日本対ポーランド戦のボール回しが話題になったけど、あの時点ではベルギー戦によって評価が変わるなーと個人的には思っていた。

この映画もそれと似た感じで、次ありきで話が
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母という名の女(2017年製作の映画)

4.0

見入ってしまった。

印象的な長回しが多く、自然と画面の中に吸い込まれていくような感覚を覚えた。
含みを持たせるようなカメラワークとでも言うべきか、こちらの想像力を掻き立てられる演出が好みだった。

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.8

面白かった。
娯楽としてとても見やすかった。
笑いも多くて飽きずに楽しめたが、個人的には音楽の使い方が少し下手な印象を受けた。
見る前はしっくりこなかったタイトルが、鑑賞後はとてもおしゃれだと思えたの
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.7

いや怖くね?

みんな幸せ最高だよねー!って最後終わるけど、いやちょっと待って素直に祝福できないんだけど。
誘拐おじさんの洗脳ビデオで育った子どもがその続編を映画化して家族愛いいよねーってそんな都合よ
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