カテリーナさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

カテリーナ

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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

美しいジョニー・デップだけ見ていたかった

ケネス・ブラナー独断的舞台のような映画
折角の豪華キャストも彼のアップに隠れて
どの顔も霞む ジュディ・ディンチの無駄遣いに胸が痛む スターウォーズで一
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.8

愛娘から熱烈レコメンド

音をより感じたかったので
ヘッドホンで鑑賞
ストーリーばかりを追いかけて スタッフの名前はいつまでたっても覚えられない
本作は私にとって教科書のような作品

中盤でジョーズ、
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キカ(1993年製作の映画)

4.1

ロッシ・デ・パルマも本作も癖になりそう

ETで科学者の役で誠実さを見せた
ピーター・コヨーテが
何処か危険な匂いで女を引き寄せ モテる
脚本家を演じるが微妙
どうして美女たちが彼に惹かれるの
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

-

原因不明の底スコアに悩む

ガル・ガドットは『ワンダーウーマン』同様に魅力的に輝きを放っていたのに
エズラ・ミラーのコミカルで元気な姿も
微笑ましかったのに 大きくて長い顔をマスクで隠しても直ぐに
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ドリーム(2016年製作の映画)

5.0

ヴァージニア州ハンプトンのNASAラングレー研究所に勤める
キャサリン(タラジ・P・ヘンソン)とドロシー にメアリーのマーキュリー計画に貢献した 3人の知られざる活躍を描く

1961年4月12日にソ
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

伝説のジェダイマスター ルーク・スカイウォーカーの勇姿

昨晩のレイトショーで鑑賞
星空の下 家路につく私の頬を濡らす涙
感動と興奮は暫くは止む事がなかった
一晩明けて頭の中がまだスターウォーズ
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マシンガン・プリーチャー(2011年製作の映画)

3.8

1990年代のアメリカ・ペンシルバニア州
昼間から溜まり場で酒を飲み 仲間が用意している薬に溺れるならず者のサム・チルダース
妻のリンが信仰に目覚め ストリッパーを辞め安月給の工場勤めと聞くやいな
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.2

ジャンルはミュージカルアクション?

ジョン・ハムのパートナー役のエイザ・ゴンザレス 名前からしてラテンの匂いがブンブンするこの美女 opから不敵な笑みからのサングラスとマスクで顔を隠し 颯爽と銀行の
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聖の青春(2016年製作の映画)

3.8

20kg体重を増やして熱演の松山ケンイチ

5歳で発症したネフローゼ症候群という難病と付き合いながら村山聖は将棋にその生涯を賭けて短すぎる生涯を駆け抜けた
正に壮絶な人生だった

ライバル視してい
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

3.4

吹替は佐々木功

「無駄に生きるか 何かの為に死ぬか
お前が決めろ」

アクション映画だけど結構シリアスな仕上がり
何度か台詞にハッとさせられる
戦場の現実を知っているランボーと
ボランティ
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がんばれ!ベアーズ(1976年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

何故か『少林サッカー』を
思い出した
イガグリ頭の太っちょ男の子が
試合中 ポテチを食べるシーンがあったからだ
ベアーズの方もやっぱりおデブのキャッチャーの男の子が
練習中にチョコレートを食べてて
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新幹線大爆破(1975年製作の映画)

4.0

町山智浩×春日太一 映画塾『緊急事態 ! 日本列島大パニック』より

遠くに見えるいくつもの丸いライトが揺らめく夜の空港に駆けていく男の後ろ姿は
夜の街をドラマチックに映し出した
孤独な男たちの闘
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.3

顔の大きいヒーローベン・アフレック

面白い
友人のレコメンドに外れなし
予約録画が完了していてワクワクが止まらなかった 公開当時劇場鑑賞の都合がつかず
この日を待っていた
自閉症の会計士でス
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永い言い訳(2016年製作の映画)

3.7

脇も主役も適材適所の働き

かつてプロ野球界を賑わせた連続出場記録を持つ鉄人衣笠祥雄と同姓同名の小説家
その名前を人前で呼ばれる度に好奇心の目に晒されるのが我慢ならないと 不満を漏らす衣笠を演じる本
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ウォンテッド(2008年製作の映画)

2.5

これは駄目だ

アクション映画の水準には達しているものの
アンジーの銃撃戦や戦闘シーンも新しさは無く
既視感と胸焼けしかなかった

利用されたマカヴォイの怒りの反撃にも全くと言っていいほど
カタル
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

5.0

生前ゴッホは10年間に800枚の油画を描き
(スケッチなどを含めると2100作品)
売れたのはたったの一枚だったらしい

弟テオの援助を頼りに死の直前まで描き続け37歳の短い生涯を終える
友人
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

笑ってるけど目が怖いキャサリン・キーナー

ゆったりとソファにくつろぎ ティーカップをソーサーごと手に取る やや大きめのティースプーンでゆっくりとかき回す
口元には優しい微笑みを浮かべ
問いかける
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トリプルX:再起動(2017年製作の映画)

3.0

ルビー・ローズとドニー・イェン目当て

あり得ない緑色のショートカットが超似合うシャープな印象のルビー・ローズ
東洋人特有の平らな顔のドニー・イェン
が外見とは反比例の素晴らしいアクションを披露す
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.5

カジュアルもフェミニンも両方素敵

シャーリーズ・セロンの黒々と光るロングブーツの鋭い蹴りが男の腹に怒声と共にヒットし 男は階段を転げ落ちる 自分よりも体重の重い屈強な何人もの男をブッ飛ばしていくアク
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5


10月27日 新宿ピカデリーでの鑑賞

カルト映画でSFの金字塔と呼ばれる作品
の続編は『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーブがメガホンをとる 『メッセージ』は
今年公開し鑑賞した作品の中で今の所
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竜馬暗殺(1974年製作の映画)

3.6

町山智浩×春日太一映画塾 特集永遠のアウトロー原田芳雄より

慶応三年十一月十三日から竜馬が暗殺されるまでの最後の3日間を描く
時代劇は殆ど見ない私がこの作品を選んだには理由がある
全く興味のない
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

3.8

ブライス・ダラス・ハワードの張り詰めた表情は別人のよう アイヴィーの心細さと強さを体現して素晴らしい 通報しようとする青年をアイヴィーの震える声が制する
「とても優しい声ね」
お金のかわりに受け取
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.5

原作の持つカラーを実写化で表現する
俳優の起用によってある程度成功している
特に主演の零を神木隆之介が期待通りに
体現する 零の内にこもる負のエネルギーが
心優しいキャラクターたちによって少し
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Death Note/デスノート(2017年製作の映画)

2.5

原作の特徴と圧倒的な面白さであるライトとLの頭脳戦
大場つぐみさんの渾身の原案を
何故バッサリと……
デスノートからその設定を
取り除いたことで
俗物的なお話しに姿を変え
ただの学園モンスター映画にし
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.0

新作を劇場で見たいので復習のため鑑賞
オリジナルはカットされているテレビの洋画劇場で
覚えているのは デッカードが撃ち殺した
レプリカントが手足をジタバタさせ 金切り声を上げる場面
夜の街を行
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バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

3.8

テロの影に翻弄される弱き者たち

豪華なキャスティングに頼らず サスペンスもアクションも一級だった幾人もの視点で正午に巻き戻される時間 デニス・クエイドが迫真の演技で大統領狙撃事件に迫る
フォレスト
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.0

ロブスターは貴族的?

独身は既婚者よりも劣る 独身者は有害
動物にかえてしまえ
パートナーと一緒なら社会的地位も確立され 幸せに暮らせる
独身者に見せつける舞台上のパフォーマンスは最高にバカバ
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血と骨(2004年製作の映画)

3.7

崔洋一監督作品のビート・たけし

俳優として主演を務めるビート・たけし
凶暴さと強欲さのオーラを纏い 更には成功者として欲望のままに生きる金俊平という人物を演じきった
崔洋一とは大島渚監督の『御法
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ストレイト・アウタ・コンプトン(2015年製作の映画)

3.4

過激なリリックで躍進する

1986年 と言えば ひたすらポップスやロックばかりをウォークマンで聴いていたと記憶する
彼等がいなかったらその後のヒップホップいうジャンルが確立される事はなかったのだろ
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ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)

3.4

トニー・スコット監督作品

当時は自分の2作目の評価が芳しくない
トニー・スコット監督との相性の問題だろうと思っていた 映像や音楽の使い方は
スピード感やグルーブ感があるが それが私には俗物的に映
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ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(2015年製作の映画)

3.2

エレン・ペイジが私生活でもレズビアン!で共演のジュリアン・ムーアに演技指導をしたとかなんとか ジュリアンの相棒役のマイケル・シャノンが心から愛し 尊敬し 信頼した相棒の為に疾走する姿は痛々しかった >>続きを読む

パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

血塗られた12時間

アメリカという国に憧れ続け ハリウッド映画に胸ときめかし 作品鑑賞を続け 本を読み漁り ドキュメンタリーにまで手を出して
この国を知れば知るほど幻滅していったのに どうしても嫌
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ最終章

前作『アウトレイジ ビヨンド』では大友と木村の兄弟仁義を謳う作風だった 今作『アウトレイジ最終章』は大友はただ一人損得ずくでなく義理人情でしか動かない事を証明した 自分可愛さで損得ず
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

2.0

とってつけたような話し
非常に時間の無駄だった
先は見えるし
なんの面白みもなく
なんの説得力もなく
虚しい時間だった

プリティウーマンの頃のジュリアの
元気スマイルは健在で微笑ましい
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.5

宇宙では貴方の悲鳴は誰にも聞こえない

宇宙への移住計画のため 宇宙船コヴェナント号は移住先の惑星オリエガ-6を目指す
地球は既に人間が住める環境でなくなってる 近未来では現実でも地球に類似している
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.9

麗しく堅牢な精神

イザベル・ユペールの魅力に一気に堕ちてしまった
彼女の素晴らしさを愛でるしかない
ハンサムな隣人に向ける上目遣いは 全く媚びてなくてどちらかと言えば挑戦的
相手の言葉に返事をす
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