ティム・ロビンスの最低最悪な男の佇まい
これぞ正に発掘良品!いままで見逃していたなんて勿体無いと地団駄を踏む 余りの衝撃のラストに上映延期となったのも頷ける ちょっと考えられない結末
こんな終わり>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
危うい希望の光
レバノンの首都ベイルート レバノン人キリスト教信者のトニーとパレスチナ難民キャンプに暮らす補修工事の現場監督ヤーセル
このふたりの抱える 宗教的民族間同士の諍い 忌まわしい過去 そ>>続きを読む
前作を越える面白さは発見できず
デンゼル・ワシントン版必殺仕置人
表情は柔和だけど 鋭い感覚と嗅覚で
何が起こってるのか 嗅ぎ分けて 正しい行いをする 今回はホームセンターの
店員ではなく タ>>続きを読む
大切な人がいるとわかっただけで良い
『散り椿』はここ最近で私が見た時代劇の中で一番良かった 『たそがれ清兵衛』『蜩ノ記』『武士の一分』が思い浮かぶが こんなに満足したのは初めて 中盤 岡田准一と池松>>続きを読む
死に急ぐ若者の狂気
エンディングを迎え非常に混乱している
言葉が脳内で飛び交うのに文字に変換できない
何をどう言えばいいのか捻り出そうとしても それよりも精神的疲弊が甚だしい
衝撃度の大きい作>>続きを読む
監督の初長編作品
正直 思った事は 良い事ばかりではなく
不快な思いをされる 感想になってしまった旨を予め了承いただきたい
複数の顔の見えない手が裸体を撫でる テレビドラマで使い古された不気味>>続きを読む
ひとりの孤独な男の闘い
『大統領の陰謀』でディープスロートと名乗りワシントンポスト紙にリークするその謎が明かされる
ウォーターゲート事件でニクソン大統領の手段を選ばぬ愚行に対して立ち向かうにはその>>続きを読む
ヴィルヌーブ監督の才能が横溢している
ドゥニ・ヴィルヌーブの監督デビュー作は最も難解だった 冒頭血塗れの不気味でグロテスクな人面魚が語り出すシークエンスで
唖然とする 一気に彼の脳内に引きずりこま>>続きを読む
爽やかなインテリ青年の笑顔
何度も見てる作品 ロバート・レッドフォードが監督としての才能を発揮した 問題作
1956年 大学講師のチャールズ・ヴァン・ドーレンと無敵のハービー・ステンペル が対決>>続きを読む
原作既読
見てる間も見終わっても 変な映画としか形容しがたいし 神谷のお笑いセンスには付いていけない 又吉直樹の考える『面白い事』
を突き詰めた答えがこれなのか
原作を読んだ時もア然として 引い>>続きを読む
「おい、何曜日だ」
「水曜いや、火曜日かな」この台詞を聞いていつも安堵する
町山さんもご指摘の断末魔のあの低い唸り声が美しいハープの旋律に混じって微かに聴こえた大袈裟に咆哮しないのが上品
ジョン>>続きを読む
声の出演の山寺宏一の野獣は 初登場からそこはかとなく優しい
娘がヨチヨチ歩きの頃から見せていたVHSの字幕版 地獄の底から響くような野獣の声に馴染んでるからだ 当時ベルが後れ毛を指で直す仕草に驚いたも>>続きを読む
民主化闘争を描く真実の物語
抗えない鋼鉄のような権力者への蟷螂の斧 拷問によって不条理に散った若者が見えない力を産む
拷問の証拠を消す為に検視をする前に火葬を急がせる検察 検事は法律を履行しようとす>>続きを読む
劇場未公開
メリッサ・マッカーシー主演 夫のベン・ファルコーンが監督したアットホームな雰囲気のロードムービー
メリッサ・マッカーシーの劇場未公開
『スパイ』にしても今作にしても 彼女の
主演映>>続きを読む
愉快な笑いを運んでくれる筈のピエロが……
ジュブナイルとホラーのバランスが良い
醜くて 汚なく 恐ろしい 対象に青春の清々しい光がオーバーラップする不思議な作品だった 来年公開の第2章も気になるなぁ>>続きを読む
警察庁佐々局付けが何処まで虚構なのかは置いといて
連合赤軍5名が凍える真冬の山荘に管理人の妻を人質に立てこもる
1972年2月19日事件発生後日本人をテレビの前に釘付けにした 当時の事をぼんやりと覚>>続きを読む
消えない心の傷
1971年 8月 連合赤軍最高幹部である永田洋子が総括、自己批判という名で同士である筈の連合赤軍メンバー 遠山美枝子に暴行を繰り返し極寒の屋外に放置し殺害した山岳ベース事件の実態と >>続きを読む
真田広之と沢田研二のBLシーンよりも……
深作欣二監督の本気
昭和の鬼才が放つ 時代劇の名作
本当に火を放ち 撮影に臨んだ 製作陣の覚悟が伺える 背筋が伸びる映像に驚愕
燃え盛る屋敷 焼け落ち>>続きを読む
テレビでお馴染みの女優たちの顔がチラつく
幾つかのディテールにジブリ作品を想起させる 場面があり オリジナリティの難しさを実感する とは言え 全体のお話に邪魔をするような取り込み方ではなく 溶け合っ>>続きを読む
社会からはみ出した 姉と弟の必死の闘い
家族団欒の夕食の風景が いたたまれない
父親と母親はそれぞれ 不倫一歩手前 弟は学校で虐められていて 姉は警察沙汰にされ刑務所へ 出所後のお祝いの席なのに >>続きを読む
ラブシーンは不要
トラン・アン・ユン監督の『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』の木村拓哉は良かった
他人の痛みを自分に取り込む事によってその人を救う 果てない痛みに耐え続ける その表情重すぎる十字架>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
自分は出演していないドラン作品
「Juste la fin du monde」ラガルスの戯曲をアンヌ・ドルヴァルが『マイ・マザー』の撮影後にドランに勧めたのがきっかけらしい (公式ホームページより)>>続きを読む
陣治の覚悟
全女性の敵と言える立ち位置で登場する竹野内豊と松坂桃李の二人は胸糞悪い 最低男の代表か
女性がどの位 嫌悪感を抱くか競うように演技の火花を散らす イケメンでモテる男という印象が漠然とあ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
このアメリカの闇は氷山の一角なのか
元々は肥沃な違う土地で生活をしていたのに、農業に適している土地は白人が占領してしまった こういったネイティブアメリカンの保留地は約 100 か所もあるらしい
こ>>続きを読む
慟哭のせいでお腹が痛くなる
恐るべき速さで感染して行くゾンビたち
瞬く間に列車の中は蘇った 人肉に飢えた
獣たちで溢れかえる
逃げ惑う人々 一度 列車から降りて駅に避難するも 命からがら生き残>>続きを読む
松岡茉優の記念すべき初主演ですね
満を持しての初主演か
この若さで貫禄さえ感じる
この作品を見る前に『万引家族』の堂々とした芝居を見ているからか
この原作の世界観を監督の創意工夫と共に
脳内>>続きを読む
キャストやファッションを堪能する
カルティエの宝石は女性の本能を刺激するアイテムとしてしっかり作用している その宝石を狙う女豹どもが皆カッコ良すぎ!特にケイト・ブランシェットの最高にスタイリッシュな>>続きを読む
終盤近くまで シュワのアクションを諦められなかった どっかで悪人と取っ組み合いをする または、銃撃戦 或いはカーチェイスの場面が待っていると信じていた が、躍動するシュワは何処にも居なかった 代わりに>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ブレイク・ライヴリーの株が急上昇
巨大な人喰い鮫が誰もいない海に1人取り残されたナンシーに襲いかかる 浜辺までは僅か200メートルでも泳いで逃げることはできない 岩場が満潮で海面下に沈むまでのタイム>>続きを読む
80年代のディスコブームの中 音声無しで大きいスクリーンに流れていたシュワの映像 踊りながらチラチラ見る程度だった本作を30年以上経ってから真剣に鑑賞する日が来るとは思いもよらなかった
全編通して極>>続きを読む
言っときますけどね 5億点ですよ
K's cinemaにて7/4 満席
次は絶対に見るぞと心に決め 20日後池袋シネマロサで鑑賞 一夜明けると上映館が60館を越えるニュースで溢れていた その後更に>>続きを読む
デンゼル・ワシントンの名演が光る
ゲティスバーグは
南北戦争の決戦場だった
犠牲者は5万人に昇る
煙と鉛の弾が彼らに降り注ぎ
若者の流した血で 緑の地が赤く染まった
死者の声がする敵意が兄>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
概念の喪失
宇宙人が地球を侵略する 使い古された言葉と設定ではあるが この監督の手法でとても不気味で見たこともない様相になる 地球を侵略にきた宇宙人の2人はジャーナリストのガイド(長谷川博己)と共に>>続きを読む
サリー・ホーキンスの高音の声に反応する
年を重ねると叩くとカチンと音がする頭になって行く アンチエイジングの処方せんとして有効な作品
子供の頃に戻り 可愛いクマ パディントンの一挙手一投足に笑い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに鑑賞 初見では怖くて眠れなかったのに ジャック・ニコルソンの妻を追い回す時の表情とシェリー・デュバルが包丁を持って手足の長さを持て余し左右に身体を揺らしながら逃げまどう姿に いちいち可笑しく>>続きを読む
19番めのウエディング・テーブル
新郎新婦にとって 特別な存在からは
ほど遠い知人たちのテーブルに集まった面々
その中に 新婦の兄の元カノがいる
出席を決めるまでに何度も悩んで 留守電にメッセージを3>>続きを読む