カテリーナさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

カテリーナ

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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

3.9

フレンドシップ

1984年
ゲイのマークがテレビを真剣に見入ってるシーンから始まる 彼の眼差しは当時のイギリスの首相 サッチャーへ注がれている
サッチャーは20ヶ所の炭坑の閉鎖案を発表するが、炭
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.8

クライマックスはテンションが最高潮に達し!

可愛い女子たちがアカペラで友情と栄光を勝ち取る映画
その過程を楽しむのと同時に実際に
ベラーズのアカペラのパフォーマンスも
映画の中の観客の視点で楽
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.5

鑑賞後は至福のひとときを味わう
希望を捨てずに自分の出来る限りの事を 知恵を絞り実行する 人間の忘れてはいけない大切な事を伝える作品 良いね こうゆう映画は、 幸せで胸が一杯になる 不可能と思われたミ
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.6


シチリアのジャンカルド村
パラダイス映画館の映写室にて

トトとアルフレードのふたりが
過ごすかけがえのない季節は夏
ふたりが離ればなれのあとの季節は秋
彼が逝った後の季節は凍える冬だったけど、彼が
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戦場でワルツを(2008年製作の映画)

4.7

体験した恐怖を観客が辿る時

トラウマとは 経験した恐怖に自身が向き合えない状態を指し 実は「忘れていること自体を忘れている」事である
アリ・フォルマン監督自身の抜け落ちた記憶を取り戻していく課程を観
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.7

映画に夢中になるきっかけになった本に載っていたのがこの「バベットの晩餐会」でした この作品自体の文章は短く著者が絶賛していた、という訳でもありませんがその本のタイトルが
「おすぎのいい映画を見なさい
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暗殺教室(2015年製作の映画)

3.4

この映画は『グラスホッパー』で
蝉の役を演じた山田涼介君目当て
彼は良いですね
日本語をきれいな発音で話し
心地良い声は何時までも聞いていたい

今作は暗殺者としての才能が開花する前の頼りなげで心の優
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サンバ(2014年製作の映画)

3.8

フランス映画を批評できるほど
本数を見てないので
あくまでも私の個人的な感想
全体に薄味で説得力に欠ける

文化や福祉活動や社会情勢など
新聞やニュースを読まない私は
かなり疎い
その浅い情報しか土台
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.9

スピルバーグの綺麗事では無い
ホロコーストの現実を描いた傑作
流石スピルバーグと唸るしかない
ユダヤ人虐殺からおよそ1000人の
命を救った
オスカー・シンドラーという人物の描写が丁寧で無理がなくどん
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.8

タランティーノは期待を裏切らない 今作も素晴らしい
この監督と作品に出会えて良かった 私のシネマライフに欠かす事のできない存在だと改めて痛感する
今までも、これからも変わらない
よ!ありがとう ♡タラ
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GONIN2(1996年製作の映画)

3.9

『GONIN』の惨劇再び
男たちの金の為の死闘を魅せた石井監督は今回女たちの闘いを描く
女たちはなんの為に身体をはるのか?

当時は、まだ初々しい夏川結衣や
若くて綺麗な余貴美子、そして何と言っても
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チョコレート・ファイター(2008年製作の映画)

4.6

『チョコレートファイター』
アクション映画なのに、
何この感動!!!
凄すぎて涙腺崩壊
(;´Д`A
凄い凄いとは聞いてたけど
こんなに凄いとは!!
『ザ・レイド』を見た時の感覚に似てる!主役の女の子
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.0

大分前に鑑賞していたのをすっかり忘れていた カウントしてない映画が結構ありそうで勿体無い
多分、印象の浅かった事が原因だろうけど、映画は映画
しっかりとどう、思ったか残してあげないと、映画に対して失礼
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ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

4.2

究極のスクリーム
ジョン・トラボルタ演じるジャックはB級恐怖映画の音響効果の仕事をしている ある日夜の風の音を録音しに出かけるがそこで自動車がパンクし川に転落するのを目撃する 冬の冷たい川に飛び込み沈
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天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

4.1

アメフトのチーム
ラムズのクォーターバックの選手のジョーは新米天使の手違いで50年早く天国に召される 天国と現世を行き交うジョーと天使
が巻き起こす騒動を描いた
ヒューマンドラマ
をベースにラブ
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バベル(2006年製作の映画)

3.3

これから『レヴェナント』も見たいし、2年連続のアカデミー監督賞受賞のイニャリトゥ監督作品の数
をもう少し増やしたかったし
前から気になってた『バベル』を
今頃鑑賞の運びとなりました

モロッコから始ま
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いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

4.2

ひな祭りに『いつかギラギラする日』というトンデモないタイトルの凶暴極まりない映画を鑑賞する母親の図
想像して笑って下さい
しかし、このタイトルは秀逸そして邦画の中で一番好きかも知れない題名

この映画
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.0

若き日のクリストファー・プラマーがこんなに素敵だとは、今迄に何回か見てるのに
今になってやっと気付いた
ちょっとした衝撃
また、美しいジュリー・アンドリュース
の清らかな歌声と括れたウエストに
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キャロル(2015年製作の映画)

3.7

ケイト・ブランシェット
ルーニー・マーラー

この御二方の美しさがよーーく
分かる映画なのだが

この映画の良さは私にはよくわからなかったのだ

ケイト・ブランシェットに
嫉妬した私の不寛容で
いじけ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.0

昨年のアカデミー賞の作品賞に
ノミネートされたのでずっと
見たいと思ってた作品だが



全く訳分からないまま
時間だけが過ぎて行き
カンバーバッチの苦悩する顔だけが脳裏に焼き付いた

天才とは孤独な
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欲望のバージニア(2012年製作の映画)

4.3

大好きな俳優のオンパレードで
嬉しくて嬉しくて
それだけで見れるこの幸せ
こんなに好きな俳優が集まるのは
奇跡のようで、単に私が気が多いだけかもしれないが (^^;;

トム・ハーディ
ジェシカ・チャ
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小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

4.8


映画館の重たい扉を押すとスクリーンに太陽の陽に照らされた若葉がキラキラと輝く白い墓地を映す
カメラワークが
独特のクレーンがぐるりと廻って手を繋いだトレイシー・ハイドとマーク・レスターが現れる
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Ray/レイ(2004年製作の映画)

4.6

偉人の母親は賢くそして強靭

盲目を演じるだけでも演技力を問われるのにこのレイ・チャールズという偉大な音楽家を此処まで体現できる ジェイミー・フォックスには賛辞を贈りたい 歩く時の身体の揺らし方や口元
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.8

いつも、何処でも親からの虐待に苦しめられる子供が助けを求めている それは、実の親であったり、血の繋がらない親であったり それが問題なのでは無く、親のパーソナリティが問題なのだ 虐待、またはネグレクト >>続きを読む

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.5


ポッドキャスト『アメリカ映画特電』より
町山智浩氏のトラウマ映画の中には 傑作や珍作が詰まっている ストーリー展開は意外性があり引き込まれる アン(キャロル・リンレイ)記者をしている兄のスティーブン
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福福荘の福ちゃん(2014年製作の映画)

3.5

芹澤興人

男役の大島美幸もさる事ながら
コメディで個性派俳優の芹澤興人が物凄いインパクトで完全に主役を喰っていた
東大卒の
無職で蛇をペットにしている友人ゼロの変人として
ずっと存在していた
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

4.0

70年代のアメリカ映画の傑作
79歳のおばあちゃんモードと19歳の自殺願望のハロルド
このふたりが60歳の年齢差にも関わらず恋に落ちるお話し(⁉︎)

マザコンのハロルドはお母さんに構って欲しくて色々
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.2

一瞬は私たちを逃さない

時間は途切れない

一瞬というのは…

常に 今ある時間の事だ


至極当たり前のことなのに
この映画の台詞で聞かされると
感慨深いものになる

6歳のメイソンがぽっかり浮か
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ザ・ウォッチャー(2000年製作の映画)

1.7

キアヌ・リーブスを悪役に仕立て
大好きなマリサ・トメイを
無駄使いして、羊頭狗肉とは
この映画の事さ!

孤独で若い女性ばかりを狙った猟奇殺人事件が多発
警察にターゲットの女性の写真を送りつけ大胆に
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.9

”これは素朴な物語
だが、語るのは難しい
童話のように悲しみがあり
童話のように驚きと幸せにあふれてる”
この台詞と共に始まる
舞台は
1937年、イタリアはトスカーナ地方の小さな町アレッツォ
ユダヤ
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GONIN(1995年製作の映画)

4.1

胸にズシンと来る映画
オープニングの石井監督映画独特
のあの斜め文字が
夜の繁華街の灯りが怪しげな
背景に浮かび上がる
そこから始まる
男たちの惨劇

男たちが見た夢の成れの果ては
血と憎しみが辿る墓
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ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

3.6

『パイレーツオブカリビアン』から遠ざかっていたジョニー・デップに今作なら裏切られることもないだろうと去年の暮れから楽しみにしていた『ブラックスキャンダル』そして私にはハゲのカツラの
違和感が否めない
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コン・エアー(1997年製作の映画)

3.6


王道のアクション大作の『コン エアー』
白いタンクトップが二番目に似合う(一番はブルース・ウィリス)ニコラス・ケイジが薄くなったロン毛を風になびかせながら
火を潜り抜け、荒野を駆け抜けます
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大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.9


およそ200年も前にアメリカの大統領のリンカーンは我が身を削るように奴隷制度撤廃法案を通し、命懸けの公民権運動があり、歴史上初めての黒人の大統領が誕生した現代でも人種差別の種は枯れない。
憎しみと
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プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角(1986年製作の映画)

3.5

ピンク色の手作りのドレスが似合
うモリー・リングウォルドが
キュートな青春映画
80年代を飾ったアメリカのアイドルたちが競演する今作は
当時大人気だったよう!
(私はスピルバーグに夢中だったのでこちら
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マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

4.3

相変わらず美しいヘレン・ミレン
背筋をピンと伸ばし凛とした佇まいには惚れ惚れします
スプーンで味見をする時の厳しい眼差しは自分のその舌を信じて築きあげてきた歴史を物語ります

インド料理とフランス料理
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