カテリーナさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

カテリーナ

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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

想像していたよりハートウォーミングな映画でした。
相変わらず可愛いアン・ハサウェイに皆様がレビューでご指摘通りデ・ニーロがいい塩梅に年取って可愛い叔父様振りを発揮していましたね
観て良かったです。
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海月姫(2014年製作の映画)

3.2

とにかく漫画のキャラクターたちが
実写版で命を吹き込まれスクリーンで暴れ回る その事に限るのだ
いかにそのキャラクターが本物に近いかにかかっている
私は今作の漫画を読んでいないが
人気漫画の映
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

4.6

長編初監督作品(2本目の説も)だった事に、まず驚いた 何という完成度だろう
キム・ビョンウは若干32歳でこの大作を
撮り終えたのだ。
しかもシナリオを読んだ
ハ・ジョンウが公式サイトで
こん
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夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.3


女の醜さを窺う

西川監督の作品は「ディア・ドクター」も「ゆれる」も大好きで本作をとても楽しみにしていました。
両方とも西川監督の鋭い人間観察に感心しましたが
その要素に加え西川監督特有の色が濃す
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紙の月(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます


宮沢りえに魅せられる

映画の中の梅澤梨花に引き込まれた
圧倒的な存在感と彼女の繊細でありながら
大胆な行動のギャップで次に何をしでかすか検討がつかない 結果固唾を飲んで見守るしかない
宮沢り
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GONIN サーガ(2015年製作の映画)

2.3

わからなかった
石井監督ってこんな感じだったかなぁ‥‥
『夜がまた来る』を観た時の
衝撃や胸に突き刺さる感覚がまだ
残ってるのに
映画館を後にしたばかりの私は
何も感じずに途方に暮れている

ただ、井
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます


アメリカの美

観るたびに違う顔を見せるこの映画は
私にとって大切な一本となった
この映画の主題とは違うところで私の心を捉えた 多面的な素晴らしい映画である

アメリカの郊外の住宅地に住む家族
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ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

2.4

よせばいいのに、ラース・フォン・トリアーは無視できない私

vol.1は2へ続く為に少し躍動感があって鬱にはならないけど
見てる間は顔から正気がなくなる
ニコリともしなくなる

いつもの事よねー

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ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

2.6

やっぱりね
見終わった後の脱力感は半端無い
何も考えられないし、考えたくない
一体ラース・フォン・トリアーは
何処へ行くのか?何を求めているのか?どうして映画を撮り続けるのか?こんなに観客を鬱のどん底
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ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006年製作の映画)

3.0

うーん
目玉の映像を予告で観てたので
ただ、それを確認しただけで
終わってしまったといった印象
本当に予告編の編集なんとかして欲しいなぁ
『ルーシー』の時も思いましたが
本編の為に重要なシーンや肝にな
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その夜の侍(2012年製作の映画)

4.4

暗闇の中妻の面影を追いかける

これは男の映画ですね。
現代に生きる男たち『侍』のお話しです。
堺正人演じる主人公だけでなく、妻殺しの山田孝之も仲間の(星さん)田口トモロヲや綾野剛、妹を殺された兄
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ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

4.1


インドネシア産アクション映画
インドネシアの映画は『アクトオブキリング』に続いて2作目
それも今作の前の『ザ・レイド』を飛ばして鑑賞 したけど支障なく見れました
どうしても松田龍平と北村一輝と遠藤
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転々(2007年製作の映画)

4.3


三木聡監督
漫画家吉野朔実の本に紹介されてた作品。
この本に出会わなかったらきっと
知らないままだった三木聡監督
不思議な縁です。
吉野朔実とは同年代で映画の趣味が似てる
だからこの聞いた
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

実写化が嬉しくて涙目で鑑賞
原作ファンの私としては宮藤官九郎の川口たろう役に思わず感涙するほどでした あの人の持つ独特の空気感が川口たろうという漫画家を体現していて、より深く映画に入りこんだのは言うま
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます


観たのは三年前
見終わった後のあまりの衝撃に吐き気さえ覚えました。
こうなる事は大方解っていたのに、やはり無視できないラース・フォン・トリアー監督。
しかしここまで痛い映画だったとは、
確かに
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます


ピアノの存在
1993年度カンヌ映画祭パルムドール最優秀主演女優賞受賞
アカデミー賞脚本賞、主演女優賞 助演女優賞 受賞
と、その年の優秀賞をかっさらった名作
ジェーン・カンピオンはその後 名
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クラッシュ(1996年製作の映画)

3.8

クローネンバーグの変態映画
自動車が事故を起こした時の衝撃や
破壊された車両などに激情する
本当にそんな事ってあるのか?
危険極まりない状態で欲情する神経が全く理解できないので鑑賞するも
結果???マ
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.8


新宿のTOHOシネマでゴジラを目撃

見る前から評判の良さを聞きつけテンションはMax!!面白い映画とはこの事さ!
後半のクライマックスはアドレナリン出っぱなしの状態で皆様のレビューにもある通りキ
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます


スピルバーグが放つ戦争映画の名作

二度目の鑑賞です 本当はもっと観てますが
記録を始めてから二回目となります。
終戦記念日の8月15日は戦争映画を放送してる局がいくつかありました 何故その中か
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

1.5

駄作
これ以上何も浮かばない
無駄なシーンと必要なシーンを履き違えてるように思う
どう演出したらスタイリッシュで雰囲気を出せるのか?
考えて欲しい

この世界のカラクリを説明する場面
台詞に頼って映
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テッド 2(2015年製作の映画)

4.4

娯楽おバカ大作
吹き替えだと字幕と映像を両方追っかけなくていいから楽だわー 字幕だと目がヒラメになって非常に疲れます そもそもがコメディなので頭空っぽにして楽しむ為に映画館にやって来たので望むところで
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トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年製作の映画)

4.6

最強の三人
ロバート・ダウニーJr.が物凄いことになってる!もう黒人にしか見えない 彼は芸達者だったんだ そしてベン・ステラー監督の 素晴らしさに開眼した作品となった 史上最低の作戦の副題をひっくり返
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未来は今(1994年製作の映画)

4.0

異色のキャスティング
ティム・ロビンスが若い。童顔で役柄が社長なのに全然社長に見えません。 (そうゆう風に撮ってるからいいんだけど、つい‥‥)『ミスティックリバー』以降見ませんがどうしてるんでしょう。
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最後のマイ・ウェイ(2012年製作の映画)

4.1


フランク・シナトラの楽曲として有名な
「マイウェイ」はフランスのスーパーアイドル歌手が作って自ら唄いレコードも出していた。なんて事実は全然知らなかった
その名はクロード・フランソワ エジプトで産
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ファウンドフッテージ
パニック映画の新しい手法 何が起こっているのか?今、どうなっているのか? 全く把握できずに、ただ、逃げ惑う人々を描く そこに目をつけたのは良かったけど その元凶のアレの描き方は頂
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イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)

2.8

残念 主役の男の顔が草薙剛にしか見えない でも音楽が強烈だった 凄く耳触りが悪かったり良かったり 退廃と栄光 光と影をきちんと描いていたね。

蜩ノ記(2013年製作の映画)

4.7

礼節
黒澤組の監督やスタッフが手掛ける 日本の名作が誕生 美しい日本の四季や書道や寺子屋 機織り 蜩ノ記と自ら名付けた命の記録 背筋を伸ばして鑑賞したい作品

ディス/コネクト(2012年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

絆の代償
ある少年の自殺をキッカケに炙り出される 数々の疑問や欺瞞そして家族の絆が改めて問われる あなたは大事な人を本当に理解していますか?あるいは、理解したつもりになっていませんか? たったひとつの
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.2

一日に二本
黒沢年夫の鬼気迫る演技が怖い 殆ど狂ったとしか思えないほど あのテンションを保って演技するのは 大変だったろう 岡本喜八監督の作品は 原田眞人監督のより敗戦の無念を 色濃く出していた 当時
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地下室のメロディー(1963年製作の映画)

4.3

粋な男ふたり
ジャン・ギャバンとアラン・ドロンの何と 素敵な事! 落ち着いた大人の風格を漂わせるギャバンの後ろで目だけが狂気の色を発するドロンが右往左往する ギャバンに強盗の計画を 持ちかけられ言いな
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悪い男(2001年製作の映画)

3.8


この男はいったい何を考えているのか?
一目惚れした女に人前でいきなり激しいキスをしたり、その女を罠にはめ高額の借金を背負わせる。支払いができなければ身売りを強要、自分の娼婦たちが住む小屋へ、飾り窓
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王になった男(2012年製作の映画)

4.5


イ・ビョンホンの素晴らしさに感心。毒味係りのシム・ウンギョン
ハソンの身代わりに毒を自ら食べるシーンが泣けて仕方なかった。
「サニー 永遠の仲間たち」に出ていた可愛いまだあどけない少女です。
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ベルリンファイル(2013年製作の映画)

4.5


前半は話の内容についていけなくて眠かったけど、後半の洗面所のシーンからやっと
面白くなった 曇ったガラスに書く盗聴という文字 自分の弟分にハメられたので逃げなければとメモに走り書き 夫婦で追われる
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ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


イギリスの俳優の中ではゲイリー・オールドマンの次に好き!
ベネディクト・カンバーバッチに負けるな!
別に張り合わせるつもりはありませんが、なんとなく。
甘いマスクに口元が若干歪んでる、悪巧みし
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ハッシュ!(2001年製作の映画)

4.3


片岡礼子

彼女のハスキーな声が余計に はすっぱな
印象を与える 田辺誠一と高橋和也の間に
割り込んでくる嫌な女‥‥ではなく
ふたりの関係の隙間にスッと入ってくる
彼女には彼女の事情があるの
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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.7


初めてアキ・カウリスマキ監督作品を鑑賞しましたが、もっと早く観れば良かったと後悔しました。
なんと染み染みと良い作品でしょう
靴磨きを生業とする主人公の叔父さん、家には優しい奥さんと愛犬のライカ、
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