カテリーナさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

カテリーナ

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マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

4.3

相変わらず美しいヘレン・ミレン
背筋をピンと伸ばし凛とした佇まいには惚れ惚れします
スプーンで味見をする時の厳しい眼差しは自分のその舌を信じて築きあげてきた歴史を物語ります

インド料理とフランス料理
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.5


ロバート・ゼメキスの渾身の作品
偉業を成し遂げたフィリップへ
敬意を払うと共にあの日消えてしまったツインタワーへ思いを馳せ
哀しみをあらたにしたのは
言うまでもありません
そして脅威の3D映像には脱
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アルバート氏の人生(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


19世紀のアイルランド、貧富の差が激しく、不況に見舞われた
ダブリンが舞台。私生児として産まれたグレン・クローズ演じる
アルバート氏は生きて行く為には男になるしかなかった。そんな彼
の人生を描
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変態小説家(2012年製作の映画)

4.2

勿体ないなぁ、傑作なのに
このポスターじゃぁ女子は敬遠しちゃう 私もきっとFiimarksを知らなかったら絶対に手にしてない

ポスターを見た時はホラーを想像した
でも、サイモン・ペッグ主演だし
コメ
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

冷戦下1960年代のブルックリンの
敏腕弁護士ドノヴァン(トム・ハンクス)はソ連のスパイのアベル(マーク・ライランス)の弁護を任される
しかし、敵国のスパイの弁護を引き受ける事で本人は勿論家族が非
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渇き。(2013年製作の映画)

3.5

2015年5月鑑賞

『告白』以来の中島作品のとても期待が高まりハードルが上がりっぱなしなテンションでしたがブレーキをかけながらの鑑賞
相変わらずの細かいカット割りに中々目が慣れず、もう少し落ち着い
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永遠の0(2013年製作の映画)

3.3

感動する戦争映画
でもその真意は?

数ヶ月前に原作を読み終えていたので 映画を見る時にすんなりと話しが入ってくる 2回目でもクライマックスでやはり涙を流してしまった
新井浩文の狂気の中の優しさが滲
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ルパン三世(2014年製作の映画)

2.4

余りにも詰まらない 理由は脚本、演出、キャスティング(黒木メイサ)ルパンの面白さはサスペンスだと勝手に思ってるのに全くハラハラしない 話しが何処に向かってくのか分からない 結果 寝た そもそも期待して>>続きを読む

マレフィセント(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

アンジーが演じる全く違う『眠れる森の美女』の マレフィセント
アニメーションと同じ気持ちで見てると
裏切られます
この映画はアンジェリーナ・ジョリーによるアンジェリーナ・ジョリーの為(彼女のファ
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.5


娘オススメ!
吹き替えのクオリティの高さを楽しみました

期待以上です
娘が字幕より吹き替えの方が良いとレコメンド
ラプンツェルのしょこたんが声優?と間違えるほど発声がしっかりしてて安心して観て(聞
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リンカーン(2012年製作の映画)

4.8

2014年に鑑賞
スピルバーグの情熱

スピルバーグの映画を沢山観て育った私 娯楽大作の冒険活劇が多く、笑い転げながら観ていた記憶の中に、いつも彼はいたのに今日鑑賞した映画はその枠を越えて歴史的超大作
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.5

ジャン・ポール・ベルモンド目当てで見た作品なのに
ヒロイン役のジーン・セバーグにメロメロになってしまいました
彼女のスタイルバツグンの洋服の着こなしボーダーのワンピースが
粋 そしてあのベリーショート
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エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.7


お金は無いが三人の子供への愛情はたっぷりあるシングルマザーの奮闘記です
個人的にこうゆうキャラに感情移入してしまう私の性分ですが、
サクセスストーリーとしても大変面白く、ジュリアにピッタリの
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

2.5

ワイルドスピードシリーズを
確か全編鑑賞してるはずなのに
思い入れは浅いのかもしれない
ポールに捧ぐ数々の彼の麗しい姿のエンドロールは
目の前をスーッと
通り過ぎていった
ポール・ウォーカー様のご冥福
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デビルズ・ノット(2013年製作の映画)

3.2

全編モヤモヤ感が残りすっきりしない
少年3人の猟奇殺人事件の実話を元にしたサスペンスである
容疑者として浮かびあがるのは
未成年の16歳から18歳の少年3人
その内の1人は知能が8歳並み
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コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

2.5

ファッショナブルでグロテスク
ピーター・グリーナウェイの美的感覚を堪能できる映画
原色の洋服や背景の美しさに目を奪われる
そして
泥棒役のマイケル・ガンボンの濁声がレストランに響く
その声に怯える面々
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魔女の宅急便(2014年製作の映画)

3.0


『魔女の宅急便』のアニメが大好きなので
実写版に興味はあるもののガッカリするのが嫌なので今まで放っておいたがそんなに悪くは無かった
アニメでは重要なキキと友情を育み立直りのきっかけをくれる絵描きの
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クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.7

前半少し間延びした感が否めなかったが後半から面白さが加速する
いつもの『ロッキー』シリーズになぞった(?)のか、
世界タイトルマッチが決まってからの身内のゴタゴタ
今回も1分1秒を無駄にできないのに練
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シービスケット(2003年製作の映画)

4.3

クリス・クーパーとジェフ・ブリッジスが渋い芝居をしている
「ストーリー性より精神的な面を重視した作りになってる。」とは監督の言葉にもあったが同感であった 台詞は少ないが感情の起伏を見事に表現できていた
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アドレナリン(2006年製作の映画)

2.5

ハゲイサム君のテンションが凄い
なりふり構わずアドレナリンを放出する為になんでもする!
私的映画史上その形相といい
傍迷惑な傍若無人な行動に唖然の作品賞決定!

その無様な姿は映画を見て確認して欲しい
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.5

やっぱりイーストウッド
秀作だった
体重増やして肉体改造して臨んだ
ブラッドリー・クーパー
なんか可愛いクマちゃんみたい
どんなにマッチョに変身しても目がつぶらなのよ
真面目な映画なのに不謹慎極まりな
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.2

butterfly effectとは、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象
だそうです。
難しいなぁ
調べてみても
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フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

4.1

一見誰だかわからないメイクのスティーブ・カレル
彼の怪演は突出している
まるで本人が乗り移ったかのよう
決して取り乱す事なく物事を
捉えて静かにその場を立ち去る姿に同情するよりホッとする
静かな狂気を
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

2.6

友人の好きな映画
前から鑑賞したかった
友人はこの世界観が好きと言っていた
だけあって、
岩井俊二独特の雰囲気に酔う作品

『リリィシュシュのすべて』
『四月物語』しか鑑賞してないので彼の色はよく理解
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

4.7

2000年にも渡る「パシュトゥーンの掟」に従い アフガンの村人たちはマーカスを助けた いかなる代償が伴おうと敵から逃げる者を守り抜けと掟に定められている
勇敢な村人たちは険しいアフガンの山々で
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.1

家庭の事情で途中から鑑賞できなくなった為
これから面白くてなるってところまでしか見てないので
ビル・マーレイがただ、ひたすら
不機嫌だった

次回また、鑑賞予定

ニンジャ・アベンジャーズ(2013年製作の映画)

2.5

ケイン・コスギ目当てで鑑賞
ミーハー根性丸出しで映画鑑賞を決めてはいけないと
肝に命じた作品でした。

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

3.8

この年代の若々しいが
貫禄もで始めたディカプリオを見る事ができる作品

彼女が消えた浜辺やチキンとプラムなどに出演してた女優さんと気付くまで時間がかかった
作品によって化粧とか髪型でこんなに変わるのっ
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

ドラン祭り
トムアットザファーム
わたしはロランス
そして今作マミー
とんでもない傑作に出会ってしまった!

発達障害を持つ息子と母親の物語
今だかつてこれ程母親の愛情を渇望する映画を見た事があった
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

4.5


前編に引き続き鑑賞

大満足でした
原作の良さを損なう事なく学校内裁判は
結末を迎えました
勿論原作のままでは無い終わり方でしたが
原作の宮部みゆきが描きたかった偽証という行為がもたらす意味
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檸檬のころ(2007年製作の映画)

3.3


少女漫画の域を越えない

学園モノで
谷村美月と榮倉奈々の優等生とクラスで浮いてる対照的なキャラクターのふたり
の恋のお話し
内容は良くあるパターンで新しい所はなく
どっかで聞いたようなエピ
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.2

中学の教師がプルトニウムを盗み
自力で原爆を製造してしまう話
淡々としてるが何かに突き動かされている
主人公が不気味
取り憑かれたように着実に完成に近づいていく過程を台詞無しで演じる本業は歌手
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セイフ ヘイヴン(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ラッセ・ハルストレムらしい珠玉のラブストーリーです
ヒロイン役のジュリアン・ハフが警察の目を盗みながらバスに乗り込む冒頭から、これはサスペンスか?と思わせ、話しが進むにつれて、ある出来事の断片を挟みな
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます


シエラレオネ共和国
この作品の舞台となったシエラレオネ共和国は西アフリカの西部大西洋岸に位置する
シェンゲ村に住む漁師のソロモンの息子ディアが学校へ通うのは小さい舟 まだ朝靄のかかる頃に家を出て行
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タイピスト!(2012年製作の映画)

3.2

女の子ウケする映画ですね
映画を流れるムード、映像、色使い、衣装、美術がとにかく可愛いし、主役の女の子もミア・ワシコウスカに似てて少し気が強そうなとこがまたキュート。
ストーリーは先が読めてしまい
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リオ、アイラブユー(2014年製作の映画)

4.0

ブラジルのリオデジャネイロを舞台に複数の監督が短編を撮ったオムニバス映画

リオの街をこれでもかと
空撮で舐め回す
海に浮かぶ美しい島
白い砂浜に青い海
アメリカの西海岸とは違う
種類の美しいビーチ
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