ちどりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.9

給食を楽しみに学校に来る先生役、市原隼人の弾けた演技が良い。

給食を細かな描写で食レポし、美味しそうに食べる先生。
誰もがやりそうなあるあるも盛り込まれていて面白い。
そして同じ給食を独自の食べ方を
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任侠学園(2019年製作の映画)

3.9

人情味溢れるたった5人の組員の阿岐組。
おやっさんが潰れかけの学校の理事を引き受けちゃったことから話が始まる。

これ以上ない最高のキャスティングである。
豚の顔を食べるクダリは西島秀俊の声のトーンや
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監視者たち(2013年製作の映画)

3.9

犯人(ターゲット)を四方八方から監視しまくって追い詰めて捕まえる。
韓国の警察は監視する組織がもうあるのだろうか?
至る所にある監視カメラを使って犯人を捕まえるというチームを発足するドラマが日本でもあ
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私を忘れないで(2014年製作の映画)

3.8

そうきたか。。。というラスト急展開の映画。
感動こそはないがなんともツライお話。

物語としての起承転結がハッキリしていて1時間半ちょいの映画としてはちょうど良い材料だろう。

ザ・タワー 超高層ビル大火災(2012年製作の映画)

4.0

タワーリングインフェルノを彷彿させる韓国の高層ビル火災の映画。
なかなかビルから脱出できず一難去ってまた一難、ハラハラドキドキするパニックものである。
火の中、水の中の撮影やCGは大迫力。
どこまでが
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神弓 KAMIYUMI(2011年製作の映画)

4.0

もっとスコアが良くてもいいのではないだろうかという作品。
清が朝鮮に攻めてきた際、国王でさえ逃げたのに妹を助けるために勇敢に戦った弓の名手の男の話である。

手に汗握るアクションで迫力満点。
初めから
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ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

3.8

絵本の世界がそのまま映像化されたようなおとぎ話。
ちょっと立体感に欠けるけど幻想的な絵と可愛いキャラクターと子守唄に癒されるそんな映画。

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.7

漫画は未読、アニメは視聴済み。
景色や人物、アニメの世界そのものにできていた。
よくあれだけそっくりな場所を見つけたなぁと感心さえする。
内容もseason1のアニメのまんまである。

キャスティング
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ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)

4.1

ハ・ジウォンをはじめとして今や主役をはる俳優たちが勢揃い。

試合が日本で行われたということで舞台は日本。
日本映画のような錯覚に襲われるが、取ってつけたCGとは違って卓球の球が本当に飛び交っているよ
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風の電話(2020年製作の映画)

3.8

流れがゆっくり過ぎて倍速で見た。
内容は良いのでもう少しギッシリと詰めた方が良かったのではと思ってしまった。

東日本大震災で家族や家を亡くし叔母と広島で暮らしていた主人公。
生きる気力を持てないまま
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グランド・マスター(2013年製作の映画)

3.4

ソン・ヘギョが出ていているのを知らずに見た。
トニー・レオンに足を洗ってもらっていた。
中国語をあまり喋らなくてもいいように寡黙な役だった。
なんだかチャン・ツィイーとも雰囲気が似ている。

さて内容
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ヘルボーイ(2019年製作の映画)

3.8

とにかくグロくてエグいシーンがたくさん出てくる。
子供の死体までぶら下げちゃった💦
原作のコミックもこんなにグロいのかな?
サイコパスが作ったかのような映画に感じた。
グロくなければカッコいいし、VF
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.9

途中何度もグロいシーンもあり、魚と爬虫類を足して巨大化させたような怪物はCG丸出しだったが、ドキドキハラハラしてパニック映画としても楽しめた。
パニック映画としてだけ見るならこのスコアも納得だが、ただ
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Be With You 〜いま、会いにゆきます(2018年製作の映画)

4.4

キープしていたウォッチリストでこれを観たのが母の命日だった。
愛する家族の気持ちがヒシヒシと伝わって、初めのペンギンのマンガから泣いてしまった。

日本版の映画もドラマも観たがうろ覚えなので韓国版も楽
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ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

3.8

前に「こんな夜更けにバナナかよ」という映画を観たがよく似たシチュエーションだった。
こちらは細菌に侵されて急に首から下が動かなく自発呼吸でさえできなくなってしまった人の実話を元に作られた映画。
書いた
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着信アリ(2004年製作の映画)

3.1

着信アリという言葉も映画も一世を風靡していたので楽しみに観たが、スコアが物語っているようにイマイチスッキリしない映画である。

自分のケータイに未来の自分から着信があり、その時刻に必ず殺されるというス
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.3

初めから終わりまで目の見えない主人公の深くて暗い心を表現しているかのような映画。
ビョークの歌がとてもあっていてミュージカル調であることが救いである。

昔、映画館で見たとき音楽は流れているが真っ暗な
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男と女(2016年製作の映画)

3.4

問題を抱えた子供を持つ男女が子供の合宿先の海外で出会う。
お互い満たされない心を身体で癒しあい、韓国へ帰ってからも求めあう。
その先へ進むべきか戻るべきか…。

今さえよければという不倫はあきません!
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三国志 黄巾の乱(2017年製作の映画)

2.5

歴史物だと思って喜んで見たら、仙女や青龍などが出てくるファンタジーものだった。
おまけに鈍いワイヤーアクションのマンガチックな作品だった。

笑わそうとコミカルな場面が多いが中途半端でまったく笑えず。
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MUSA -武士-(2001年製作の映画)

3.7

韓国と中国の合作映画。
高麗の使節団が明に行ったが、捕まって僻地に送られる。
砂漠の中を逃げる途中で明の姫を助けてその姫を使って明に取り入ろうと一緒に連れて行く。
だがその姫がチャン・ツィィの印象が悪
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ICHI(2008年製作の映画)

3.4

JINのコンビはここから誕生したのだった。

座頭市の女性バージョン。
大筋となる原作が座頭市なのでしっかりした時代劇になっている。
だが、対象年齢を下げるためか音楽やCGの血飛沫など周囲の臭い演技な
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.9

SONYとマーベルとの契約により、アベンジャーズの一員となった新しいスパイダーマン。
前作までのスパイダーマンが好きだったが、これはこれでカッコいい。
これからどんどん活躍することでしょう。

15歳
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安市城 グレート・バトル(2017年製作の映画)

4.2

このタイトル通りの安市城での高句麗と唐との戦いを描いた映画。
実話を元にしているので、韓国歴史好きには他でも同じ話を耳にしたり目にしたりしているはずである。

戦いに始まり戦いで終わると言っても過言で
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.9

古いモノクロ映画の中からお姫様が出てきた。
モノクロなので人間のようであっても白黒人間。
その他問題が山ほどある中で主人公との恋の行方は⁉️
恋愛ファンタジー映画。
綾瀬はるかの着ている服が全部可愛く
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第9地区(2009年製作の映画)

3.8

宇宙船の故障で地球にたどり着いたエイリアン。
地球人に隔離キャンプ第9地区の中に保護されたがそこはスラブ街と化す。
地区の移転を言い渡しに入った男がエイリアンの作った液体を誤って吹きかけてしまい、どん
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TAJOMARU(2009年製作の映画)

3.2

芥川龍之介の『藪の中』にオヒレハヒレがついた作品。
黒澤明の『羅生門』でも「藪の中」は使われていたがそちらでは自己防衛に走るそれぞれの言い分が人間臭くて面白いと感じた。
こちらではそう言った肝心要の良
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ヒョンジェ〜釜山港の兄弟〜(2017年製作の映画)

3.0

パッとしない出演者たちに、盛り上がりに欠ける内容。
GYAOで視聴したが、字幕が手抜きで訳のない箇所がたくさんあり、余計に見る気が失せてしまった。
特にラストの肝心な場面も字幕抜け過ぎ!

日本人設定
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破裏拳ポリマー(2017年製作の映画)

3.1

破裏拳ポリマーを知っている世代向けっぽく作られているのか女性キャラクターにはお色気が目立つ。
アニメの内容はハッキリと記憶にはないが、後半聞き慣れた破裏拳ポリマーの主題歌がカバーされてしっかり流れてき
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悟空伝(2017年製作の映画)

3.4

ど迫力のCGとアクションに力を入れたダークファンタジー。
今までの孫悟空の話とは180度違う。
猪八戒や沙悟浄も出てこない。
天宮を牛耳る神が悪者なのか、魔物の生まれ変わりの孫悟空が悪者なのかよくわか
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

殺人事件を推理するサスペンスものかと思いきや、奥深いサスペンスだった。
視聴者にいろんなことを想像させる話になっていた。
役所広司の上手い演技が全てを握る。

催眠術にかけられてみたいがこれは遠慮して
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俺物語!!(2015年製作の映画)

3.9

いつも役柄に入り込む鈴木亮平が素晴らしい。
この漫画は見たことがないが、映画も漫画っぽくて楽しい。
永野芽郁ちゃんも可愛いし、坂口健太郎もラストのマッキーの歌もみんなあっていてほのぼのする。
オマケの
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王の男(2006年製作の映画)

3.9

時代は暴君であった燕山君(ヨンサングン)が王になったときのこと。
側室には芸妓上がりの悪女で有名なノクスがいた。

生まれながらの大道芸人のふたりのお話。
王を侮辱して捕まえられ、王の前で芸を披露する
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

4.3

イジメをテーマにしたホラー。
異生物に体を乗っ取られて怪物になった姉妹。
暗闇で人間を食い暮らしていたがその妹が高校生に捕まる。

ロープで首を絞めたり眼にキリを突き刺しそうになったりバコバコ殴ったり
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.6

うーん、と唸ってしまう映画。
こういうこともあるなとはわかってはいるものの、いくら弱っていたと言ってもシンディの心の移り変わりようには怒りを覚える。
頑張っても人の心はどうにもできないものなのだ。
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ホームランが聞こえた夏(2011年製作の映画)

3.9

実話を元に作られた映画。
聴覚障害の学校で10人だけのズッコケ野球チームに暴力事件を起こした野球選手がコーチにやってきた。
野球部員たちに徹底的に野球の心を教え込むコーチだが、コーチ自身も部員たちから
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火垂るの墓(2008年製作の映画)

3.2

アニメ版が良すぎたのでどうしても比べてしまうが実にもったいない。
配役はアニメ版そのものである。
だがジブリといえば素人っぽい吹き替えがお馴染みとなっているがアニメ版はその中でもそれがうまくはまった映
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